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論文

Studies on the extraction of soft acid metal species using MIDOA and analogous compounds

佐々木 祐二; 佐伯 盛久; 須郷 由美; 池田 泰久*; 川崎 武志*; 鈴木 智也*; 大橋 朗*

Solvent Extraction Research and Development, Japan, 22(1), p.37 - 45, 2015/05

 被引用回数:14 パーセンタイル:42.58(Chemistry, Multidisciplinary)

新抽出剤のMIDOA(メチルイミノジオクチルアセトアミド)を用いて、Pd(II), Nb(V), Ta(V), Cr(VI), Mo(VI), W(VI), Tc(VII), Re(VII)等の溶媒抽出を行い、関連化合物のIDOA(イミノジオクチルアセトアミド)やMIDEHA(メチルイミノジエチルヘキシルアセトアミド)、TODGA(テトラオクチルジグリコールアミド)、TDGA(チアジグリコールアミド)等の結果を比較した。これらの結果より、MIDOAによる分配比はIDOAやMIDEHAよりやや高いこと、Pd, Re分配比はTODGA, TDGAより高いことを明らかにした。

論文

Fabrication of enzyme-degradable and size-controlled protein nanowires using single particle nano-fabrication technique

大道 正明*; 麻野 敦資*; 佃 諭志*; 高野 勝昌*; 杉本 雅樹; 佐伯 昭紀*; 酒巻 大輔*; 小野田 晃*; 林 高史*; 関 修平*

Nature Communications (Internet), 5, p.3718_1 - 3718_8, 2014/04

 被引用回数:35 パーセンタイル:77.9(Multidisciplinary Sciences)

高分子薄膜に入射するイオンの飛跡に沿って直径ナノオーダーの架橋体を形成し溶媒抽出する方法(SPNT)を、人由来血清アルブミン(HSA)やアビジン等のタンパクに適用した結果、タンパクナノワイヤーの形成が確認できた。得られたタンパクナノワイヤーに、リジン・アルギニン残基のペプチド結合を選択的に切断するトリプシンを用いた加水分解反応を適用したところ、反応時間の経過とともにナノワイヤーの断片化が進行し、反応開始20分で完全に消失した。また、HSAとアビジンの混合物から作製したハイブリッドのナノワイヤーでは、ペルオキシダーゼ活性等の生物学的な性質を示すとが確認できた。これらの結果は、SPNTで作製されたタンパクナノワイヤーはタンパク質の基本構造であるペプチド結合を保持していることを示唆している。このSPNTによる作製技術は、任意のタンパク質分子を大きな比表面積のナノワイヤーに成形し、その表面に機能性を付与する基礎技術として幅広い活用が期待できる。

論文

Assembly study for JT-60SA tokamak

柴沼 清; 新井 貴; 長谷川 浩一; 星 亮; 神谷 宏治; 川島 寿人; 久保 博孝; 正木 圭; 佐伯 寿; 櫻井 真治; et al.

Fusion Engineering and Design, 88(6-8), p.705 - 710, 2013/10

 被引用回数:10 パーセンタイル:60.97(Nuclear Science & Technology)

The JT-60SA project is conducted under the BA satellite tokamak programme by EU and Japan, and the Japanese national programme. The project mission is to contribute to early realization of fusion energy by supporting ITER and by complementing ITER with resolving key physics and engineering issues for DEMO reactors. In this paper, the assembly of major tokamak components such as VV and TFC is mainly described. An assembly frame (with the dedicated cranes), which is located around the tokamak, is adopted to carry out the assembly of major tokamak components in the torus hall independently of the facility cranes for preparations such as pre-assembly in the assembly hall. The assembly frame also provides assembly tools and jigs to support temporarily the components as well as to adjust the components in final positions.

論文

Structural study on 2,2'-(methylimino)bis($$N$$,$$N$$-dioctylacetamide) complex with Re(VII)O$$_{4}$$$$^{-}$$ and Tc(VII)O$$_{4}$$$$^{-}$$ by $$^{1}$$H-NMR, EXAFS and IR spectroscopy

佐伯 盛久; 佐々木 祐二; 中井 綾香*; 大橋 朗*; Banerjee, D.*; Scheinost, A. C.*; Foerstendorf, H.*

Inorganic Chemistry, 51(10), p.5814 - 5821, 2012/05

 被引用回数:24 パーセンタイル:71.18(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

近年、2,2'-(methylimino)bis($$N$$,$$N$$-dioctyl-acetamide)(MIDOA)と呼ばれる有機抽出剤が開発され、この抽出剤により酸化物負イオンM(VII)O$$_{4}$$$$^{-}$$を効率的に水相から有機相へ抽出できることが明らかにされた。本研究ではその抽出メカニズムを解明するため、$$^{1}$$H-NMR, EXAFS及び赤外分光法によりM(VII)O$$_{4}$$$$^{-}$$とMIDOA錯体のスペクトルを測定し、理論計算との比較により錯体構造を調べた。その結果、MIDOAは有機相中においてプロトン付加体H$$^{+}$$MIDOAになり、M(VII)O$$_{4}$$$$^{-}$$はMIDOAと多点C-H$$_{n}$$...O水相結合により相互作用してM(VII)O$$_{4}$$$$^{-}$$...H$$^{+}$$MIDOAという錯体を形成することにより、大きく安定化していることが明らかになった。

論文

Technetium(VII) and rhenium(VII) extraction by a new diamide reagent, 2,2'-(Imino)bis(${it N,N}$-dialkylacetamide) (IDAA)

佐々木 祐二; 須郷 由美; 佐伯 盛久; 森田 泰治; 大橋 朗*

Solvent Extraction Research and Development, Japan, 18, p.69 - 74, 2011/00

Tcの抽出剤、イミノビスジアルキルアミド(IDAA)を開発した。IDAAは中心骨格に酸素,窒素配位子を含み、ハイブリッド型の3座配位子である。メチルイミノビスジオクチルアセトアミド(MIDOA)やイミノビスジオクチルアセトアミド(IDOA)などの誘導体を合成し、これらは非常によくドデカンに溶解することがわかった。また、IDAAにより、Tc以外にRe, Cr, Mo, W, Pd, Puが抽出されることがわかった。Reを用いて抽出容量の測定を行ったが、0.1M MIDOAにより37mMものReが抽出されることが確認された。

論文

Development of a prototype of an autonomous operation system for nuclear power plants

小沢 健二; 佐伯 昭; 遠藤 昭; 大草 享一

Nuclear Technology, (6), 0 Pages, 1996/00

原子力発電プラント向けの自律型運転制御システム研究を実施している。本システムでは,人工知能(AI)システムが,運転員と従来型の制御方式に代わるものとして重要な役割を果たす。著者らは,運転員が行っていると考えられる意志決定過程を人工知能システムにより実現するためニ,モデルベース推論法を基本方針とした。自律型運転制御システムの主な設計概念としては,多面的モデル構築,方式の多様化等を提案した。これらの概念により,共通要因によるシステム機能の喪失を防ぐことが可能となる。プロトタイプシステムの開発目的は,人工知能システムの自律型運転への適用性評価と実現性を確認するためである。シミュレーション実験の結果,診断機能は,異常発生後の複雑なプロセス挙動に対して対応できること,制御機能は,従来型の制御方式に比べ性能が向上していることが確認できた。

論文

ニューラルネットワーク駆動型ファジィ制御法の開発

大草 享一; 佐伯 昭; 小沢 健二; 遠藤 昭

動燃技報, (93), p.94 - 101, 1995/03

ファジィ制御は言語的な規則の記述が可能であるという特徴を持ち、広い範囲できめ細かく制御が行える等の利点がある一方、推論に使用する規則の決定を経験や試行錯誤によらなければならないと言う問題がある。この問題点の解決策の一つとして、忘却付き学習を用いたニューラルネットワーク駆動型ファジィ制御法(以下NDF制御)を開発し、DHX出口Na温度制御に適用した。「常陽」の動特性解析コードにNDF機能を付加し、DHX出口Na温度制御を行った結果、人間が試行錯誤で構築した規則によるファジィ制御と同等な制御ができた。

論文

Enhancing nuclear power plant operation with the artificial neural network technique

Ugolini, D.; 吉川 信治; 佐伯 昭

3rd International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-3), Vol.3, p.1545 - 1549, 1995/00

原子力は、将来において根幹をなし、最も合理的なエネルギー源であることは疑いのないものになりつつある。しかし、不幸なことに公衆の意見は、しばしば原子力の展開を好まない場合がある。そこで、プラントの制御システムの改良が原子力プラントの安全性と信頼性を向上させること並びにPAの向上の意味で、極めて重要である。このことから人工知能のような新技術の開発が、現時点のみならず次世代原子力プラントの運転等において、多大な貢献を果たすであろう。人工知能技術の分野においても注目を浴びているニューラルネットワーク技術(ANN)は、事業団においても自律型プラントの概念構築の一環として研究が行われている。本報告では、モデルベースト適応制御技術(MRAC)にANNを組み合わせたシステム制御技術を用いたところ、その制御性が向上したことを報告する。MRACシステムは、線形事象によく適用される。

論文

Conceptual design of autonomous operation system for FBR lants

遠藤 昭; 佐伯 昭; 三木 哲志; 姫野 嘉昭

Mathematical Methods and Supercomputing in Nulear Applications, 0 Pages, 1993/00

原子力プラントの運転,保守における人的因子を極力排除して,稼働率や安全性を向上させる為,運転員の役割を人工知能で代替し,加えて制御性能を向上させるべく自律型運転制御システムの概念の検討を行った。代替にあたっては,問題解決に必要な知識の根源的知識に基づく体系化と問題解決過程の一般化が必要である。システム構成としては,機能の動的な再組織化などに優れた階層型分散協調システムを採用し,その実現は,マルチエ-ジェントシステムに依るのが適当である。自律型運転制御システムに対するAI技術の適用性を評価し,その成立性に対する見通しを得るため,プロトタイプシステムの製作を計画し,概念設計を行った。プロトタイプシステムは,FBRの原子炉系,主冷却系,主蒸気系及びタ-ビン発電機系等における通常起動,通常停止,トリップ後処理,負荷変動及び原子炉出力変動等を対象に,異常診断,状態評価等を実現した

報告書

大強度陽子加速器計画

金子 義彦; 水本 元治; 西田 雄彦; 中原 康明; 岩本 昭; 舩橋 達; 数又 幸生; 竹田 辰興; 星 三千男; 篠原 伸夫; et al.

JAERI-M 91-095, 137 Pages, 1991/06

JAERI-M-91-095.pdf:4.2MB

陽子加速器の長半減期核種の消滅処理への適用について、昭和63年原子力委員会は群分離消滅処理研究の強化を求める決定を行い、これに従い、科学技術庁はオメガ計画を発足させた。一方OECD/NEAも国際協力計画をまとめた。このような情勢に対応するため、原子炉工学部は物理部、核融合研究部、化学部の協力を得て、大型加速器の性能、その開発手順、加速器利用研究計画などについて検討を進め、大強度陽子加速器計画としてまとめた。この計画の目標は、1.5GeV、10mAの工学試験用加速器である。技術開発用加速器(10MeV,10mA)の建設を中心にした大出力化のための技術開発ステップと工学試験用加速器の構成についてのデザインを示した。さらにこの加速器によって拓かれる核物理、核データ、固体物理、核融合、核化学等の基礎科学領域における先端研究についての展望をまとめた。

論文

Prototyping a Fully Autonomous Nuclear Power Plant Operation System

大草 享一; 佐伯 昭; 吉川 信治; 遠藤 昭

9th Power Plant Dynamics, Control & Testing Symposium, , 

原子力プラントにおいて、運転員が果たしていた役割を人工知能で代替し、加えて制御性能を向上させるべく自律型運転制御システムの開発を行っている。この開発では、運転員の知識ベースレベルの判断をAIで実現する為、モデルベーストアプローチを採用する。システム構成としては、機能の動的な再組織化などに優れた階層分散型強調システムを採用し、その実現は、マルチエージェントシステムによる。自律運転に対するこれらAI技術の適用性を評価する為にプロトタイプシステムの開発を行っている。プロトタイプシステムは、プラント全体の診断・制御を行うプラントレベル、実際の機器を対象にそれらを行うローカルレベルの階層からなり、それぞれの階層は、診断や制御を行う複数のサブシステムからなる。これまでに製作を行ったサブシステムについて、その機能及び実験結果について報告する。

論文

Nuclear Power Plant Monitoring and Fault Diagnosis Methods Based on the Artificial Intelligence Techniques

吉川 信治; 佐伯 昭; Ugolini; 小沢 健二

原子炉の監視と診断に関する第7回シンポジウム(SMORN 7), , 

ニューラルネットワークを用いた異常検知手法、モデルベース異常診断用推論手法、直接適用可能な診断ルールを物理知識から生成する手を組み合せた、原子炉異常診断技術を提案する。ニューラルネットワークによる異常検知手法は、対象機器の特性の変化に対してもこれをオンラインで学習することにより精度の高い検知能力を維持出来る。モデルベースの推論によっては、未経験の異常をも診断の対象とすることができる。また、診断ルールを物理知識からオフラインで生成する手法により、診断対象を詳細に記述した場合でも診断の迅速性を確保できる。これは、数値モデルや、人間の経験のみに基づくエキスパートシステム等の従来の診断手法に比して大きな優位性を有する。

論文

Development of diagnosis systems for autonomous operation of nuclear power plants

佐伯 昭; 遠藤 昭

PSAM-11, , 

原子力システムの運転、保守における人的因子を極力排除して、運転の信頼性や安全性を向上させるため、既存プラントにおいて運転員が果たしていた役割を人工知能で代替した自律型運転制御システムの開発を行っている。本件では、本システムの異常診断機能について報告する。異常診断は、プラント全体の診断を行うプラント診断機能と、機器設備・プラントサブシステムの診断を行うローカル診断機能からなる。プラント診断では、プラント機能モデルに基づき運転を維持継続可能か判断する。ローカル診断では、定性的因果律や定量的動特性モデル等に基づく複数の手法を組み合わせ、異常の第1原因を同定する。FBRプラントシミュレータと接続し評価した結果、所定の機能が達成されており、自律型運転制御システムへ適用できる見通しを得た。

口頭

Extraction of technetium(VII) and rhenium(VII) by the new reagent, 2-(Imino)bis(N,N-dialkylacetamide) (IDAA)

佐々木 祐二; 須郷 由美; 佐伯 盛久; 森田 泰治; 大橋 朗*

no journal, , 

Tcの抽出剤、イミノビスジアルキルアミドが開発された。IDAAは中心骨格に酸素,窒素配位子を含み、ハイブリッド型の3座配位子である。メチルイミノビスジオクチルアミド(MIDOA)やイミノビスジドデシルアミド(IDDA)などの誘導体が合成されたが、これらは非常によくドデカンに溶解した。IDAAにより、Tc以外にRe, Cr, Mo, W, Pd, Puがよく抽出されることがわかった。Reを用いて抽出容量の測定を行ったが、0.1M MIDOAによる37mMものReが抽出されることがわかった。

口頭

2-(Imino)bis(N,N-dialkylacetamide) (IDAA), a novel complexing agent for Palladiumu(II), technetium(VII) and rhenium(VII)

佐々木 祐二; 佐伯 盛久; 須郷 由美; 森田 泰治; 大橋 朗*; 折山 剛*; 池田 泰久*; Ali, M.*

no journal, , 

イミノビスジアルキルアセトアミド(IDAA)がTc(VII)やRe(VII)の錯形成剤として開発された。この中で、長いアルキル基を持つMIDOA(メチルイミノビスジオクチルアセトアミド)はドデカンに可溶であり、抽出剤として利用された。薄い硝酸溶液からPd, Tc, Re分配比は100を超えたが、酸濃度増加とともに分配比は減少した。MIDOAのメチル基のない化合物である、IDOA(イミノビスジオクチルアセトアミド)も同様に高いTc, Pd分配比があることを確認した。水溶性のIDAAである、MIDEA(メチルイミノビスジエチルアセトアミド)も開発され、Pdのマスキング剤として有効であることを確認した。

口頭

遠隔観察・分光技術を用いた炉内検査技術の開発,2; 水中の固体試料を対象としたレーザー誘起ブレークダウン分光技術の開発

利光 正章; 佐伯 盛久; 杉山 僚; 大場 弘則; Thornton, B.*; 作花 哲夫*

no journal, , 

高放射線量環境下の原子炉内における遠隔・迅速・その場モニタリングの方法として、光ファイバを用いたレーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)の適用について検討している。今回われわれは、検知部をガスパージするファイバ伝送LIBS技術を開発し、鉄,ステンレス,ジルカロイなどの金属及び金属酸化物の元素分析に利用できるか検証したので、その結果について報告する。

口頭

遠隔観察・分光技術を用いた炉内検査技術の開発,3-2; 水没燃料デブリ検知のためのレーザー誘起ブレークダウン分光技術

大場 弘則; 佐伯 盛久; 岩撫 暁生; 若井田 育夫; 伊藤 主税; 杉山 僚; 作花 哲夫*; Thornton, B.*

no journal, , 

福島第一原子力発電所廃炉措置において、燃料取出しに向けた炉内検査として水没した燃料デブリ等の遠隔検知技術の開発を行っている。原子炉内は高い放射線環境にあり、また水中の燃料デブリを調べる必要があるために、レーザー光を光ファイバにより伝送させて検知対象物まで接近させて調べるファイバ伝送レーザー誘起ブレークダウン分光(ファイバーLIBS)を検討している。今回は、レーザー伝送光ファイバの$$gamma$$線照射による透過特性試験を行って分光計測に適用できる波長域を特定し、さらに模擬燃料デブリを用いて水中でのファイバLIBSによる定量分析の可能性について検討した。その結果、$$gamma$$線が照射された石英光ファイバは、紫外可視波長域において放射線損傷によりほとんど光が透過しなくなったが、730nmよりも長波長側ではスペクトル観測とNd:YAGレーザー基本波の使用に影響を与えないことがわかった。また模擬燃料デブリとして核燃料物質UO$$_{2}$$を模擬したCeO$$_{2}$$および燃料被覆管,構造材をそれぞれ模擬したZrO$$_{2}$$, Fe$$_{2}$$O$$_{3}$$で構成された金属酸化物を水中においてLIBSを行い、元素の組成比が検出可能なことを確認した。

口頭

遠隔観察・分光技術を用いた炉内検査技術の開発,4-2; $$gamma$$線照射環境下でのレーザー誘起ブレークダウン分光

大場 弘則; 佐伯 盛久; 若井田 育夫; 伊藤 主税; 杉山 僚

no journal, , 

福島第一廃炉措置における燃料取出しに向けた炉内検査を目的とし、燃料デブリなどを遠隔検知するためのファイバ伝送レーザー誘起ブレークダウン分光(ファイバLIBS)装置を開発している。ファイバLIBSは、レーザー光を光ファイバにより伝送させ、検知対象物まで接近させて分析することができるので、原子炉内のような高い放射線環境での分析に適している。これまで我々は、$$gamma$$線照射済の光ファイバを使用したファイバLIBS装置を組み上げ、高い放射線環境でも利用可能なファイバLIBS装置の仕様を決めてきた。しかし、$$gamma$$線照射してからしばらくの間、光ファイバを放置しておくと、光ファイバにおける光透過特性が変化するので、原子炉内の環境を正確に再現した実験はできていなかった。今回は、$$gamma$$線照射中の光ファイバの光透過特性の変化を調べ、さらに$$gamma$$線照射しながら我々の組み立てたファイバLIBS装置で模擬デブリの観察が可能かどうか調べたので、報告する。

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