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Affrida, A. H.*; Sakinah, A.*; Zaiton, A.*; Mohd Nazir, B.*; 田中 淳; 鳴海 一成; 大野 豊; 長谷 純宏
JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 61, 2008/11
ランはマレーシアの草花栽培産業における主力輸出品であり、色,草姿,花持ちなどの新しい性質を持った実用品種が望まれている。イオンビームによる突然変異育種は、従来の交雑育種に変わるランの改良のための新しい方法として期待されている。ランのプロトコム様体に炭素イオンを0から12Gy照射し、組織培養物から再生芽を得た。照射したとは異なり、の変異体は既に開花している。6Gy照射区では、花の全幅が増加したものが見られ、コントロールが49mmなのに対して、55mmになっていた。0.2Gy照射区では、花柄長がコントロール(15cm)に比べて約2倍(31.2cm)になったものが見られた。
Affrida, A. H.*; Sakinah, A.*; Zaiton, A.*; Mohd Nazir, B.*; 田中 淳; 鳴海 一成; 大野 豊; 長谷 純宏
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 68, 2008/03
ランはマレーシアの草花栽培産業における主力輸出品であり、色,草姿,花持ちなどの新しい性質を持った実用品種が望まれている。イオンビームによる突然変異育種は、従来の交雑育種に変わるランの改良のための新しい方法として期待されている。ランのプロトコム様体に炭素イオンを0から12Gy照射し、組織培養物から再生芽を得た。0.4Gy照射区からのクロロフィル変異体が得られたが、この変異体は温室では生育できなかった。一方、では、2Gy照射区から葉形変異体が得られた。とは異なり、の変異体は開花した。
Affrida, A. H.*; Zaiton, A.*; Sakinah, A.*; Mohd Nazir, B.*; 田中 淳; 鹿園 直哉; 大野 豊; 長谷 純宏
JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 79, 2007/02
イオンビームによる突然変異育種は、ランの改良のための新しい方法として有用である。ランのプロトコム様体に炭素イオンを2から12Gy照射し、得られた苗木のゲノムDNAの多形についてAFLP(Amplified Fragment Length Polymorphism)法を用いて解析した。その結果、4Gy照射区において、最も多くのDNAの多形が検出された。このように、AFLP解析は照射されたランの苗木のDNA多形を検出するのに有効であった。今後、AFLP解析に用いるオリゴヌクレオチドプライマーを改良し、照射されたラン苗木の遺伝的変異を詳細に解析し、多形が検出された苗木の形態変化を追跡調査していく予定である。
大野 豊; 長谷 純宏; 鳴海 一成; 田中 淳; Affrida, A. H.*; Sakinah, A.*; Zaiton, A.*; Mohd Nazir, B.*
no journal, ,
ランはマレーシアの草花栽培産業における主力輸出品であり、色,草姿,花持ちなどの新しい性質を持った実用品種が望まれている。イオンビームによる突然変異育種は、従来の交雑育種に変わるランの改良のための新しい方法として期待されている。ランのプロトコム様体に炭素イオンを0から10Gy照射し、組織培養物から再生芽を得た。プロトコーム様体からの不定芽再分化率は、照射線量に依存して低下し、おおむね2Gyで半減し、及びでは、それぞれ6Gy及び10Gyで10%以下に低下した。では、99個体に開花がみられ、そのうち7系統において花の大きさや形などに変異がみられた。はに比べ生長が遅く、今後開花がおこり次第解析を進めていく予定である。