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辺見 努; 小泉 徳潔; 布谷 嘉彦; 奥井 良夫*; 松井 邦浩; 名原 啓博; 礒野 高明; 高橋 良和; 奥野 清; 伴野 信哉*; et al.
IEEE Transactions on Applied Superconductivity, 19(3), p.1540 - 1543, 2009/06
被引用回数:15 パーセンタイル:61.16(Engineering, Electrical & Electronic)NbAlケーブル・イン・コンジット(CIC)型導体は原型炉用超伝導マグネットの主要な候補材料として開発を行っている。CIC型導体を構成する超伝導素線の性能は電磁力及び熱処理時の熱歪によって影響される。原型炉を設計するために、急熱急冷変態法により製作されたNb
Al素線の性能評価を温度,磁場及び軸方向歪をパラメータとして実施した。本論文では、Nb
Al素線の性能試験結果及び評価したスケーリング則を報告する。
本間 徹生; 山本 悦嗣; 芳賀 芳範; 摂待 力生*; 荒木 新吾*; 稲田 佳彦*; 竹内 徹也*; 桑原 慶太郎*; 網塚 浩*; 榊原 俊郎*; et al.
Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.195 - 196, 2000/06
被引用回数:2 パーセンタイル:15.84(Physics, Condensed Matter)われわれは六方晶AlB型結晶構造をもつ強磁性体UGa
の5f電子状態を調べるために、磁気、弾性、伝導的特性とドハースファンアルフェン効果の実験を行った。これらの実験結果から六方晶の[0001]面内に100K以下で歪みが生じることを見いだした。これは、[1120]方向に向いた強磁性モーメントの発達によって引き起こされていると考えられる。
谷村 嘉彦; 金子 純一; 片桐 政樹; 池田 裕二郎; 西谷 健夫; 竹内 浩; 飯田 敏行*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 443(2-3), p.325 - 330, 2000/04
被引用回数:34 パーセンタイル:88.38(Instruments & Instrumentation)高温高圧合成法によってつくられた高純度IIa型単結晶ダイヤモンドをもちいた放射線検出器を196までの高温環境下で動作させた。高温環境下で顕著化する漏れ電流を抑制するため、ショットキー電極とオーミック電極からなる表面障壁型構造をTiをもちいて実現した。I-V特性を25~200
までの温度範囲で測定した結果、検出器は整流性を示し、高温環境下においても測定に必要な高電圧を検出器に印加可能であることがわかった。
Amからの5.486MeV
線を測定した結果、人工ダイヤモンド放射線検出器が150
程度の高温環境下でもエネルギースペクトロメータとして動作することを確認した。また検出器温度25
で測定された5.486MeV
スペクトルと比較して、68
で測定されたスペクトルはピーク位置が高エネルギー側にシフトし、エネルギー分解能も向上した。これは電荷キャリアである正孔に対する捕獲-再放出温度が温度上昇によって抑制され、電荷収集率が改善された結果である。また検出器温度が150
をこえると電荷損失が顕著になり、196
では分極現象によって測定を継続することができなかった。
金子 義彦*; 長尾 美春; 山根 剛; 竹内 光男
JAERI-Conf 99-006, p.316 - 321, 1999/08
原子炉の正及び負の大きな反応度を決定するための2つの方法の提案を行った。正の大きな反応度に関しては、在来の実験方法では過剰増倍率が20%k程度になると約20%もの系統誤差を生ずる可能性のあることがわかったため、実験の解釈を修正する方法を提案した。この方法では、仮想炉心における実効増倍率の増分として過剰増倍率を決定する。これにより在来法ては避けられなかった系統誤差はほとんど消失する。負の大きな反応度の決定には、制御棒落下法が多く用いられているが、通常の積分係数法による方法では、値を著しく過小評価することが、1点炉近似動特性による解析により明らかになった。この問題を克服するため遅れ時間積分法を提案した。この方法は制御棒落下開始からの中性子計数の積分が完了した後、計算により中性子計数を評価するものであり、-20$の大きな負の反応度を3%の系統誤差で決定することができる。
山根 剛; 竹内 光男; 島川 聡司; 金子 義彦*
日本原子力学会誌, 40(2), p.122 - 123, 1998/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)負の大きな反応度測定法の一つに制御棒落下法があり、動力炉や試験研究炉において、炉停止余裕の決定等に広く使用されている。制御棒落下法の解釈には外挿法と積分計数法があるが、現在では、精度に優れた後者が適用される場合が多い。一方、最近では高温工学試験研究炉(HTTR)の臨界試験をひかえて、制御棒の落下時間の影響を取り入れる必要のあることが明らかにされ、遅れ積分計数法が著者等により提案された。今回、実用的な観点から、その遅れ積分計数法において用いる補正因子Fの数値を代表的な実験条件に対して図表にまとめた。
秋濃 藤義; 竹内 素允; 小野 俊彦; 金子 義彦
Journal of Nuclear Science and Technology, 34(2), p.185 - 192, 1997/02
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)高温工学試験研究炉(HTTR)の制御棒カラムには、それぞれ制御棒を挿入するために3個のボイド孔がある。これらのボイド孔からの中性子ストリーミング効果を評価するため、高温ガス炉臨界実験装置(VHTRC)において、模擬したボイド孔の反応度価値をパルス中性子法を用いて測定した。ボイド孔の反応度価値は中性子生成時間の変化の補正を考慮した修正King-Simmons式で求めた。測定結果を核データにENDF/B-IVを用いたBenoist'sの非等方拡散係数による計算結果と比較した。この結果、ボイド孔の反応度価値は等方拡散係数を用いて得られる反応度価値の約2倍にまで大きくなること、また、等方拡散係数による反応度価値を超える成分を中性子ストリーミング効果として定義すると、この効果は炉心領域において11%程度、反射体領域において32%程度過大評価されることが明らかになった。このためHTTR初臨界炉心においては、ボイド孔からの中性子ストリーミングによる反応度の低下は1%k程度に止まると評価される。
飛田 健次; 谷 啓二; 草間 義紀; 西谷 健夫; 池田 佳隆; 閨谷 譲; S.V.Konovalov*; 菊池 満; 小出 芳彦; 濱松 清隆; et al.
Nuclear Fusion, 35(12), p.1585 - 1591, 1995/00
被引用回数:67 パーセンタイル:88.43(Physics, Fluids & Plasmas)高速イオンのリップル輸送のモデルを検証するための実験をJT-60Uで行ってきた。リップルによって引き起こされる高速イオンの損失を中性子発生量の時間変化及び、第一壁への熱負荷から評価した。全リップル損失量、リップル捕捉・バナナドリフトによる部分損失量について実験と計測予測を比較した結果、いずれの損失量に対しても両者は一致した。この結果はリップル損失を支配する輸送が既存理論の枠内で良く説明されることを意味する。高速イオンの損失によってもたらされるプラズマ回転等の副次的効果についても述べる。
三枝 幹雄; 木村 晴行; 藤井 常幸; 森山 伸一; 根本 正博*; 佐藤 正泰; 濱松 清隆; 細金 延幸; 伊世井 宣明; 鎌田 裕; et al.
Proc. of the 20th EPS Conf. on Controlled Fusion and Plasma Physics,Vol. 17C,Part III, p.III_989 - III_992, 1993/00
ICRF加熱によるのこぎり波型不安定性の安定化実験をJT-60Uで行った。プラズマへの高周波入力は、加熱効率の良い(,0)モードにて、定格出力5MW、プラズマをアンテナから20cm以上離して加熱できる(0,0)モードにて、4.4MWまで入射できた。のこぎり波型不安定性は、4.8MWのICRF単独加熱により、1.5秒間まで安定化できた。また、3MA、4
の低qプラズマにて、高電子密度領域(ne≒5
10
m
)まで安定化できることも確認できた。高周波加熱に伴なうプラズマからの放射損失の増加も、高周波入力に対して10%以下に抑えることができた。
西谷 健夫; 竹内 浩; Barnes, C. W.*; 井口 哲夫*; 長島 章; 近藤 貴; 逆井 章; 伊丹 潔; 飛田 健次; 永島 圭介; et al.
JAERI-M 91-176, 23 Pages, 1991/10
重水素放電を行うトカマクにおいて中性子発生量の絶対較正は核融合利得Qなどのプラズマ性能を評価する上で極めて重要である。大電流化JT-60(JT-60U)ではU,
Uの核分裂計数管および
He比例計数管で中性子発生量の測定を行うが、それに先立ち、
Cf中性子源をJT-60Uの真空容器内で移動させて中性子検出器の絶対較正を行った。まず磁気軸上の92点において、点線源に対する検出効率を測定し、それを平均することによってトーラス状線源に対する検出効率を求めた。
杉江 達夫; 久保 博孝; 逆井 章; 小出 芳彦; 平山 俊雄; 嶋田 道也; 伊丹 潔; 河野 康則; 西谷 健夫; 永島 圭介; et al.
核融合研究, 65(SPECIAL ISSUE), p.287 - 306, 1991/03
JT-60は、第1壁の材料を金属から炭素に変え、プラズマの配位についてもリミッター、外側X点閉ダイバータ、下側X点開ダイバータ配位での高加熱入力実験を行ってきた。これら第1壁及び配位の違いによる不純物の特性について調べた結果、酸素不純物の少ない、金属第1壁の外側X点閉ダイバータ配位でのプラズマが一番不純物が少なかった。また、高密度領域では、ダイバータ部での炭素、水素からの放射冷却により、ダイバータ板への熱流束が低減された。プラズマ中の不純物輸送については、Lモードの中性粒子加熱プラズマでは、異常輸送が支配的であり、不純物のプラズマ中心への集中は観測されなかった。ただし、ペレット入射プラズマでは、電子密度が中心ピークした時に、不純物のプラズマ中心への集中が観測された。
久保 博孝; 杉江 達夫; 西野 信博*; 逆井 章; 小出 芳彦; 赤岡 信雄*; 西谷 健夫; 伊丹 潔; 河野 康則; 永島 圭介; et al.
IAEA-TECDOC-536, p.139 - 144, 1990/00
JT-60では、第一壁の炭素化の後、中性粒子加熱中に酸素のスペクトル線強度が減少し、炭素の強度が増加する現象が見られる。この現象は、中性粒子加熱のパワーが13MW以上の放電において、リミター配位でもダイバータ-配位でも観測される。この現象の間、実効電荷数がほぼ一定のまま、プラズマ中での酸素の量が減少し、炭素の量が増加していると考えられる。本講演では、この現象とダイバータ一部での不純物スペクトル及びダイバータ-板の温度との関係、この現象が起きる電子密度のしきい値について報告する。
久保 博孝; 逆井 章; 西野 信博*; 小出 芳彦; 赤岡 伸雄*; 原 誠*; 千葉 真一; 杉江 達夫; 竹内 浩; 田中 健一郎*; et al.
Japanese Journal of Applied Physics, 28(12), p.2610 - 2614, 1989/12
被引用回数:2 パーセンタイル:17.35(Physics, Applied)直入射分光器の絶対感度校正をフォトン・ファクトリのシンクロトロン放射を用いて、350~1250A゜の波長範囲で行なった。
久保 博孝; 杉江 達夫; 逆井 章; 小出 芳彦; 西野 信博*; 平山 俊雄; 西谷 健夫; 永島 圭介; 赤岡 伸雄*; 竹内 浩; et al.
Nuclear Fusion, 29(4), p.571 - 582, 1989/04
被引用回数:9 パーセンタイル:41.59(Physics, Fluids & Plasmas)2つの期間(真空容器の第一壁が金属の期間と炭素の期間)におけるJT-60プラズマ中での不純物について、可視分光と真空紫外分光を用いて研究した。本論文では、ダイバーター配位及びリミター配位での、中性粒子加熱実験及びオーミック実験における、有効電荷数、不純物量、放射損失の測定について述べる。
西野 信博*; 久保 博孝; 逆井 章; 小出 芳彦; 杉江 達夫; 竹内 浩; JT-60チーム
Journal of Nuclear Materials, 162-164, p.386 - 391, 1989/00
被引用回数:5 パーセンタイル:55.36(Materials Science, Multidisciplinary)第一壁炭素化後のJT-60で、NBI加熱プラズマの軽不純物の振舞を考察した。NBI加熱プラズマでは、軽不純物の線スペクトルの時間変化に主に2つのタイプがある事が解った。1つは、炭素の線も酸素の線も同じような時間変化を示し、他は、炭素の線が増大すると同時に酸素の線が減少するものである。後者は、線スペクトルの空間分布に関する情報から炭素のin fluxの増大と酸素のin fluxの減少を表している。後者の起こる条件は、リミター配位、NBIパワー大、NBI加熱時のガスパフ量が小、である。これらの事とグラファイトの素過程から後者の時の炭素の増大は化学スパッターリングが主な原因であると考えられる。また、酸素の減少については素過程のデータが少なく原因が同定できていないが、プラズマ-壁相互作用である事は充分考えられる。
久保 博孝; 逆井 章; 西野 信博*; 小出 芳彦; 赤岡 伸雄*; 原 誠*; 千葉 真一; 杉江 達夫; 竹内 浩; 横溝 英明; et al.
Photon Factory Activity Report, P. 277, 1989/00
直入射分光器の絶対感度較正を、高エネルギー物理研究所Photon Factoryのシンクロトロン輻射を用いて、350-1250の波長範囲で行った。較正した分光器は、AlにMgF
をオーバー・コートした回折格子(曲率半径0.4m、2400本/mm、ブレーズ角6.9゜)と多チャンネル・ディテクターにより構成されている。シンクロトロン輻射を、瀬谷・波岡型分光器で単色光にし、入射光の絶対強度はNational Institute of Standards and Technology(USA)で感度較正されたフォト・ダイオートで測定した。較正結果に含まれる誤差は、13-35%と評価され、これは通常の輝線を用いた方法より高精度であり、JT-60トカマクの不純物挙動診断に要求される精度を十分に満たす。
西野 信博*; 久保 博孝; 小出 芳彦; 逆井 章; 杉江 達夫; 竹内 浩
JAERI-M 88-229, 25 Pages, 1988/11
プラズマ中の電流分布は、プラズマの閉じ込めや安定性の情報を与える。さらに、電流駆動技術を開発する上で重要な情報である。しかしながら、この電流分布を直接測定することは不可能なので、代わりにポロイダル磁場の分布を測定し電流分布を算出する。今回、JT-60においてHeビームからの線スペクトルのゼーマン効果を利用したポロイダルコイル磁場分布測定法を計画した。この方法は、磁場に垂直な方向から測定することにより、ゼーマン分離した成分の線スペクトルが磁場の方向に直接偏光した光となることを利用したものである。
小出 芳彦; 平山 俊雄; 杉江 達夫; 逆井 章; 久保 博孝; 赤岡 伸雄*; 西谷 健夫; 永島 圭介; 白井 浩; 竹内 浩; et al.
Nuclear Fusion, 28(10), p.1835 - 1844, 1988/10
被引用回数:5 パーセンタイル:26.74(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60のダイバーター放電における不純物輸送について調べた。その手法は、TiXIII(23.356、TiXX(259.3
、TiXXI(resonance)の各不純物ラインの時間変化を1次元輸送計算の結果と比較し、輸送係数を求めるものである。
溝口 忠憲*; 岡崎 隆司*; 藤沢 登; 阿部 哲也; 平山 俊雄; 一木 繁久*; 川村 孝*; 小出 芳彦; 水内 亨*; 毛利 明博*; et al.
JAERI-M 88-045, 126 Pages, 1988/03
本報告書はIAEA主催INTORワークショップ、フェーズIIA、パート3における日本報告書の第3章に相当するものである。
杉江 達夫; 久保 博孝; 逆井 章; 小出 芳彦; 西野 信博*; 赤岡 伸雄*; 竹内 浩
核融合研究, 59(SPECIAL ISSUE), p.157 - 168, 1988/00
JT-60の不純物挙動を総合的に計測する為に開発した不純物空間分布測定システムについて、その性能を中心に現在までの計測結果の例も含めて記述した。
逆井 章; 小出 芳彦; 久保 博孝; 杉江 達夫; 赤岡 伸雄*; 西野 信博*; 竹内 浩
核融合研究, 59(SPECIAL ISSUE), p.169 - 188, 1988/00
JT-60のイオン温度計測のために製作し稼動しているイオン温度測定用分光システムについて、計測装置として性能、現在までの主要成果等を中心に記述した。本論文は以下の各節から構成される。序言、1)直入射型真空紫外分光器、1.1)概要、1.2)原理と方法、1.3)実験結果例、2)結晶分光器、2.1)概要、2.2)原理と方法、2.3)実験結果、3)ビーム分光用可視分光器、3.1)概要、3.2)設計内容、4)まとめ。