検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 18 件中 1件目~18件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Application of quasi-Monte Carlo and importance sampling to Monte Carlo-based fault tree quantification for seismic probabilistic risk assessment of nuclear power plants

久保 光太郎; 田中 洋一; 白田 勇人*; 荒毛 大輔*; 内山 智曜*; 村松 健

Mechanical Engineering Journal (Internet), 10(4), p.23-00051_1 - 23-00051_17, 2023/08

福島第一原子力発電所事故後、原子力発電所の外部事象に対する確率論的リスク評価(PRA)の重要性が再認識された。地震PRAでは、システム、コンポーネント、構造(SSC)の相関故障の扱いが非常に重要である。SSCが連関して故障した場合に、事故緩和システムの冗長性に悪影響を与える恐れがある。原子力機構では、SSCの相関故障を詳細かつ現実的に取り扱うために、Direct Quantification of Fault Tree by Monte Carlo Simulation(DQFM)法と名付けられたフォールトツリー定量化手法を開発している。この手法では、地震応答や耐力に関する相関を有する不確実さをモンテカルロ・サンプリングで考慮することにより、頂上事象の発生確率を定量化することができる。DQFMの有用性は既に実証されているが、その計算効率を向上させることで、リスク分析者は複数の分析を行うことができるようになる。そこで本研究では、簡易的な地震PRAのDQFM計算に準モンテカルロ法および重要度サンプリングを適用し、少ないサンプリングで分岐確率を定量化する効果を検証した。準モンテカルロサンプリングを適用することで、中・高地震動レベルでの結果の収束性がモンテカルロサンプリングに比べて一桁加速されることを示すと共に、重点サンプリングの適用により、低い地盤変動レベルにおいて故障確率が低いSSCに対して統計的に有意な結果を取得できることを示した。これらのサンプリング手法の応用による計算の高速化はリスク情報を活用した意志決定におけるDQFMの実用化の可能性を高めるものである。

論文

A Scoping study on the use of direct quantification of fault tree using Monte Carlo simulation in seismic probabilistic risk assessments

久保 光太郎; 藤原 啓太*; 田中 洋一; 白田 勇人*; 荒毛 大輔*; 内山 智曜*; 村松 健*

Proceedings of 29th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE 29) (Internet), 8 Pages, 2022/08

福島第一原子力発電所の事故後、外部事象、特に地震や津波に対する確率論的リスク評価(PRA)の重要性が認識された。日本原子力研究開発機構では、地震PRAのための解析手法として、DQFM(direct quantification of fault tree using Monte Carlo simulation)法を開発してきた。DQFMは、地震応答と機器の耐力に関する適切な相関行列が与えられた場合、解析解や多次元数値積分を用いてミニマルカットセット確率を求める方法では困難であるANDゲートやORゲートで接続された機器の相関損傷の影響をフォールトツリーで考慮することが可能であり、その有用性が示されている。このDQFMの計算時間を短縮することは、規制機関や事業者が実施するPRAにおいて、多数の解析が可能になる。そこで、本研究では、準モンテカルロサンプリング,重要度サンプリング及び並列計算の3つのアプローチで予備的検討を行い、計算効率の向上を図った。具体的には、加圧水型原子炉の簡易的なPRAモデルに対する、DQFMによる条件付炉心損傷確率の計算に準モンテカルロサンプリング,重要度サンプリング,並列計算を適用した。その結果、準モンテカルロサンプリングは、仮定した中及び高地震動レベルで有効であり、重要度サンプリングは低地震動レベルで有効という結果が示された。また、並列計算により、実用的な不確実さ解析及び重要度解析が実施可能であることが示された。これらの改良を組合わせてPRAコードに実装することで、計算の大幅な高速化が期待でき、リスク情報を用いた意思決定におけるDQFMの実用化の見通しを得た。

論文

Reliability enhancement of seismic risk assessment of NPP as risk management fundamentals, 1; Uncertainty analysis with the SECOM2 code

牟田 仁*; 村松 健*; 古屋 治*; 内山 智曜*; 西田 明美; 高田 毅士*

Transactions of 23rd International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-23) (USB Flash Drive), 10 Pages, 2015/08

地震PRAは、基準地震動を超える地震に対するリスクに係る原子力発電所の安全性をさらに確保するための対策と改良を検討するための有効な手段である。しかし、現在までの地震PRAの適用は十分とは言い難い。その理由の一つは、利害関係者の間で意思決定のための評価方法や不確実さ検討に対して十分なコンセンサスが存在しないことにある。本研究では、地震PRAの利用強化と信頼性向上のために、地震による炉心損傷頻度の評価に関連する不確実性を適切に扱うための数学的枠組みや専門的知識を利用したフラジリティ評価方法、認識論的不確実さを扱うための確率モデルを提案する。

報告書

User's manual of SECOM2-DQFM; A Computer code for seismic system reliability analysis

劉 峭; 村松 健; 内山 智曜*

JAEA-Data/Code 2008-005, 76 Pages, 2008/03

JAEA-Data-Code-2008-005.pdf:2.03MB

SECOM2-DQFMは、地震起因の事故に関する確率論的安全評価(PSA)への利用を目的に開発されたものであり、原子力プラントをはじめとする複雑なシステムの地震時のシステム信頼性を解析する。SECOM2-DQFMコードは、対象プラントの地震ハザード曲線,システム故障や損傷を発生させる起因事象及び緩和設備の失敗の条件を表現するフォールトツリー及びイベントツリーのモデル,それらのFT/ETを構成する設備の地震応答と耐力に関するデータなどを入力条件として、ある地震動に対するFTモデル頂上事象の条件付き発生確率や発生頻度を計算するほか、基事象の重要度指標やETで定義した事故シーケンスの発生頻度を計算する機能がある。また、SECOM2-DQFMコードは、地震による複数の設備の同時損傷確率を正しく評価するために、応答又は耐力の確率分布間の相関によって生じる機器損傷の相関性を適切に表現できるようモンテカルロ法を用いてフォールトツリーを定量化する手法を採用している。本報告書は、日本語で記述されたSECOM2-DQFMコードのユーザズマニュアルの英訳版である。

報告書

地震時システム信頼性解析コードSECOM2-DQFMのユーザーズマニュアル

劉 峭; 村松 健; 内山 智曜*

JAEA-Data/Code 2008-004, 70 Pages, 2008/03

JAEA-Data-Code-2008-004.pdf:4.54MB

SECOM2-DQFMは、地震起因の事故に関する確率論的安全評価(PSA)への利用を目的に開発されたものであり、原子力発電プラントをはじめとする複雑なシステムの地震時のシステム信頼性を解析する。SECOM2-DQFMコードは、対象プラントの地震ハザード曲線、システム故障や損傷を発生させる起因事象及び緩和設備の失敗の条件を表現するフォールトツリー及びイベントツリーのモデル、それらのFT/ETを構成する設備の地震応答と耐力に関するデータなどを入力条件として、ある地震動に対するFTモデル頂上事象の条件付き発生確率や発生頻度を計算するほか、基事象の重要度指標やETで定義した事故シーケンスの発生頻度を計算する機能がある。また、SECOM2-DQFMコードは、地震による複数の設備の同時損傷確率を正しく評価するために、応答又は耐力の確率分布間の相関によって生じる機器損傷の相関性を適切に表現できるようモンテカルロ法を用いてフォールトツリーを定量化する手法を採用している。本報告書は、SECOM2-DQFMコードの使用手引きとしてまとめたものである。

論文

Effect of correlations of component failures and cross-connections of EDGs on seismically induced core damages of a multi-unit site

村松 健; 劉 峭; 内山 智曜*

Journal of Power and Energy Systems (Internet), 2(1), p.122 - 132, 2008/00

原子力発電施設のリスク管理への地震PSAの応用方法の検討を目的に、機器損傷相関の影響を考慮した複数基立地サイトの炉心損傷頻度(CDF)及び炉心損傷事故シーケンスの特徴について考察し、またアクシデントマネジメント方策としての電源融通の有効性についても検討した。Mark II型格納容器を有する隣接立地の二基のBWRを想定したシステムモデルを作成し、地震時のシステム信頼性解析用コードSECOM2を用い、機器損傷の相関を考慮したうえで、CDF及び炉心損傷事故シーケンスの構成を求めた。その結果、CDFが機器損傷相関の度合いに影響されることがわかった。また、NUREG-1150に決められた機器の相関係数を使用した際、一基のみのCDF,サイトにおけるCDF(二基どちらかで炉心損傷),二基同時に炉心損傷の頻度はそれぞれ1.3倍,1.2倍,2.3倍に増加した。さらに、異なるシーケンスの組合せによって二基同時に炉心損傷の可能性があることを示した。電源融通を考慮した場合は、一基のみのCDF,サイトにおけるCDF,二基同時に炉心損傷の頻度がともに減少し、電源融通はリスク低減に有効である可能性が示された。

報告書

地震時システム信頼性解析コードSECOM2の使用手引

内山 智曜; 及川 哲邦; 近藤 雅明; 渡辺 裕一*; 田村 一雄*

JAERI-Data/Code 2002-011, 205 Pages, 2002/03

JAERI-Data-Code-2002-011.pdf:8.52MB

本報告書は、地震に対する原子力発電所の確率論的安全評価(PSA)におけるタスクの1つであるシステム信頼性解析を目的として原研で開発してきた地震時システム信頼性解析コードSECOM2の使用手引としてまとめたものである。SECOM2コードには、炉心損傷または任意の頂上事象の発生条件を表すフォールトツリーとそれを構成する機器等の耐力や応答に関する情報、地震危険度曲線等を入力として、応答係数法に基づいた地震動レベルごとの機器損傷確率やシステム機能喪失確率の計算,当該サイトでの地震危険度曲線を組み合わせた事故シーケンスの発生頻度や炉心損傷頻度の計算,さまざまな指標を用いた重要度評価,不確実さ解析,応答及び耐力の相関性を考慮した炉心損傷頻度の評価等を行う機能がある。本報告書では、これらSECOM2の機能について計算方法を示し、各機能を用いる際の具体的な使用方法について説明する。

論文

Seismic reliability evaluation of electrical power transmission systems and its effect on core damage frequency

及川 哲邦; 福島 誠一郎*; 高瀬 英和*; 内山 智曜*; 村松 健

Transactions of 16th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-16) (CD-ROM), 8 Pages, 2001/08

原研では、軽水炉モデルプラントの地震に関する確率論的安全評価(PSA)を実施してきたが、その主要な支配因子となった起因事象としての外部電源喪失は、開閉所の碍子類も含めた碍管付き起動変圧器の損傷で引き起こされると仮定し、外部送電線網の影響は考慮しなかった。1995年兵庫県南部地震の際には、変電所等で、多くの変圧器、遮断器の震害事例が報告されている。そこで、これら震害事例をもとに、変圧器、遮断機、断路器、送電鉄塔のような、主要な設備・機器のフラジリティ・パラメータを評価し、外部送電線網の地震時信頼性を評価した。さらに、これら外部送電線網の地震時信頼性も考慮して、軽水炉モデルプラントの炉心損傷頻度を再評価した。その結果、外部送電線網の地震時信頼性が炉心損傷頻度に及ぼす影響はさほど大きくはないことがわかった。

口頭

地震時システム信頼性解析コードSECOM-2の核燃料施設への適用可能性の検討

高原 省五; 村松 健; 吉田 一雄; 内山 智曜*

no journal, , 

SECOM-2コードは、原子炉を対象に、敷地での地震動超過発生頻度,フォールトツリー(FT)及びイベンツリー(ET)によって表現された事故シナリオ,建屋や機器の地震応答と耐力を入力データとして、炉心損傷の発生頻度を定量的に評価するコードである。本作業では、原子炉と核燃料施設の相違点を考慮し、五因子法による放射性物質放出量評価を含む枠組みを検討するとともに、核燃料施設の地震PSAへのSECOM-2の適用可能性について検討した。核燃料施設において、地震時に複数の異常事象が同時発生した場合、放射性物質の閉じこめや事故緩和のための設備が損傷する可能性が高まるため、環境への放射性物質移行割合が大きくなることが予想される。本検討の結果、SECOM-2のET/FT定量化機能を用いてこの点を取り扱うことが可能であるとの見通しを得た。今後は、PSAの観点で重要となりうる異常事象を明確にするとともに、そのソースターム評価手法を確立する必要がある。

口頭

Analysis of seismically induced core damage at two BWRs in the same site

村松 健; 劉 峭; 内山 智曜*

no journal, , 

原子力発電施設のリスク管理への地震PSAの応用方法の検討を目的に、複数基立地サイトでの炉心損傷頻度や事故シーケンスの特徴及びアクシデントマネジメント方策としての電源融通の有効性について検討した。日本原子力研究所のモデルプラントの地震PSA(JAERI-Research 99-035)をもとにMark II型格納容器を有する隣接立地の2基のBWRを想定したシステムモデルを作成し、地震時のシステム信頼性解析用コードSECOM2を用い、炉心損傷頻度及び炉心損傷事故シーケンスの構成を求めた。また、事故シーケンス発生頻度の定量化では機器損傷の相関性が影響しうるので、感度解析により、その影響を考慮した。その結果、炉心損傷事故シーケンスの構成は、2基同時に炉心損傷となる場合より、1基のみ炉心損傷となる場合が多いことなどの結果を得た。さらに、電源融通に関する感度解析では、健全なユニットから損傷した側に融通することで、炉心損傷頻度を低下できる可能性のあることが示唆された。

口頭

Effect of correlations of component failures and cross-connections of EDGs on seismically induced core damage of a multi-unit site

村松 健; 劉 峭; 内山 智曜*

no journal, , 

原子力発電施設のリスク管理への地震PSAの応用方法の検討を目的に、機器損傷相関の影響を考慮した複数基立地サイトの炉心損傷頻度(CDF)及び炉心損傷事故シーケンスの特徴について考察した。また、アクシデントマネジメント方策としての電源融通の有効性についても検討した。隣接立地の二基のBWRを想定したシステムモデルを作成し、地震時のシステム信頼性解析用コードSECOM2を用い、機器損傷の相関を考慮したうえで、CDF及び炉心損傷事故シーケンスの構成を求めた。その結果、CDFが機器損傷相関の度合いに影響されることがわかった。また、NUREG-1150に決められた機器の相関係数を使用した際、一基のみのCDF,サイトにおけるCDF(二基どちらかで炉心損傷),二基同時に炉心損傷の頻度はそれぞれ1.3倍, 1.2倍, 2.3倍に増加した。さらに、異なるシーケンスの組合せによる二基同時に炉心損傷の可能性があることを示した。電源融通を考慮した場合は、一基のみのCDF,サイトにおけるCDF,二基同時に炉心損傷の頻度がともに減少した。また、サイトにおけるCDFは一基単独立地サイトのCDFより低くなることがわかった。

口頭

リスクマネジメント基盤技術としての地震リスク評価の信頼度向上に関する研究,1; 全体計画とねらい

村松 健*; 高田 毅士*; 糸井 達哉*; 西田 明美; 内山 智曜*; 古屋 治*; 藤本 滋*; 平野 光将*; 牟田 仁*

no journal, , 

本研究では、地震起因事象に関するリスク評価(地震PRA)の信頼度を向上させ、活用促進に資するため、確率モデル及び認識論的不確実さの取り扱いに関する検討、フラジリティ評価における認識論的不確実さの評価に関する検討、モデルプラントでの試行研究による有用性の実証、及びそのまとめを実施している。本報では、その1として、全体計画について述べる。

口頭

原子力施設の地震リスク評価の高度化に関する研究,1; 全体計画と新たな数学的枠組みの構築

村松 健*; 古屋 治*; 藤本 滋*; 平野 光将*; 牟田 仁*; 高田 毅士*; 糸井 達哉*; 西田 明美; 内山 智曜*

no journal, , 

文部科学省受託研究として、地震PRAに伴う不確実さをより適切に取り扱うための新たな数学的枠組みと専門知を活用したフラジリティ評価の手法を検討・提案するとともに、その適用に必要な地震時システム信頼性解析用計算コードを開発することにより、地震PRAの信頼度を向上させ、活用促進に資することを目的とする研究を開始した。本報では、その1として、研究の全体計画と地震PRAの新たな数学的枠組みの検討状況を報告する。

口頭

原子力施設の地震リスク評価の高度化に関する研究,2; SECOM-2コードの炉心損傷頻度計算手法と改良の現状

内山 智曜*; 西田 明美; 村松 健*

no journal, , 

本研究では、地震PRAの信頼度を向上させ、活用促進に資するため、確率モデル及び認識論的不確実さの取り扱いに関する検討、フラジリティ評価における認識論的不確実さの評価に関する検討、モデルプラントでの試行研究による有用性の実証、及びそのまとめを実施している。その中で、与えられた認識論的不確実さを解析で扱うために、原子力機構で開発・整備が進められてきたSECOM2-DQFMコードをベースに不確実さ解析を行うための検討を進めており、モンテカルロ法を利用したフォールトツリー定量化手法(Direct Quantification of Fault Tree using Monte Carlo Simulation : DQFM法)に基づいた不確実さ解析の手法について検討しプログラム開発を行っている。本報では、このDQFM法に基づく不確実さ解析の手法について説明する。

口頭

Study on next generation seismic PRA methodology, 1; Program plan and proposal of new mathematical framework

村松 健*; 高田 毅士*; 西田 明美; 内山 智曜*; 牟田 仁*; 古屋 治*; 藤本 滋*; 糸井 達哉*

no journal, , 

本発表では、著者らにより実施される文部科学省原子力基礎基盤研究開発イニシアティブにおける採択課題「リスクマネジメントの技術基盤としての地震リスク評価の信頼度向上に関する研究」について、全体概要と数学的枠組みについて報告する。全体概要としては、(1)炉心損傷頻度を求める解析コードの高度化、(2)定量的評価が困難な不確実さ評価を専門家意見に基づきまとめる手続きの提案、(3)システム解析に3次元詳細解析を取り込むための提案等について述べる。数学的枠組みは、(1)のテーマの詳細であり、原子力機構で開発したSECOM2-DQFMコードを確率モデルおよび認識論的不確実さを取り扱えるように改良するためのものである。提案する数学的枠組みの実装により、事故シーケンスの発生頻度とその不確実さの評価を実施できる計算コードを整備した。本発表ではこれらの成果について述べる。

口頭

リスクマネジメント基盤技術としての地震リスク評価の信頼度向上に関する研究,6; コード開発と試解析

村松 健*; 内山 智曜*; 牟田 仁*; 西田 明美

no journal, , 

本研究では、地震PRAの信頼度を向上させ、活用促進に資するため、確率モデル及び認識論的不確実さの取り扱いに関する検討、フラジリティ評価における認識論的不確実さの評価に関する検討、モデルプラントでの試行研究による有用性の実証、及びそのまとめを実施している。その中で、与えられた認識論的不確実さを解析で扱うために、原子力機構で開発・整備が進められてきたSECOM2-DQFMコードをベースに不確実さ解析を行うための検討を進めており、モンテカルロ法を利用したフォールトツリー定量化手法(Direct Quantification of Fault Tree using Monte Carlo Simulation: DQFM法)に基づいた不確実さ解析の手法について検討しプログラム開発を行っている。本報では、SECOM2-DQFMコードを並列化し、不確実さ解析機能を強化する改良を行い、BWRを対象に試解析を行った結果について報告する。

口頭

リスクマネジメント基盤技術としての地震リスク評価の信頼度向上に関する研究,10; 新たな数学的枠組みの検討

村松 健*; 牟田 仁*; 古屋 治*; 藤本 滋*; 高田 毅士*; 糸井 達哉*; 西田 明美; 内山 智曜*

no journal, , 

地震PRAに伴う不確実さをより適切に取り扱うための新たな数学的枠組みと専門知を活用したフラジリティ評価の手法を検討・提案するとともに、その適用に必要な地震時システム信頼性解析用計算コードを開発することにより、地震PRAの信頼度を向上させ、活用促進に資することを目的とする研究をすすめている。本報では、地震PRAの新たな数学的枠組みの検討状況を報告する。

口頭

MA回収用吸着材中のEu錯体構造解析

片井 雄也*; 渡部 創; 佐野 雄一; 安倍 諒治*; 櫻井 智明*; 新井 剛*; 内山 孝文*; 松浦 治明*

no journal, , 

吸着材中に捕捉されたユウロピウムが溶離条件の相違によりどのように構造変化するか広域X線吸収微細構造により評価した。

18 件中 1件目~18件目を表示
  • 1