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横塚 佑太; 砂押 瑞穂*; 酒井 達弥; 藤倉 敏貴; 半田 雄一; 村口 佳典; 三村 竜二; 照沼 章弘
JAEA-Technology 2021-037, 44 Pages, 2022/03
再処理特別研究棟(JRTF)では、廃止措置の一環として、1996年度より設備・機器等の解体を実施している。2007年度から、湿式再処理試験で発生した廃液を貯蔵していた廃液長期貯蔵施設において、地下1階LV-1室に設置された廃液貯槽LV-1を原位置解体工法により解体撤去した。本報告書は解体作業についてまとめたものである。これらの作業における作業工数、放射線管理、廃棄物に関するデータを収集するとともに、作業効率等の分析を行った。
横塚 佑太; 砂押 瑞穂*; 藤倉 敏貴; 鈴木 翔太; 村口 佳典; 半田 雄一; 三村 竜二; 照沼 章弘
JAEA-Technology 2020-017, 56 Pages, 2021/01
再処理特別研究棟(JRTF)では、廃止措置の一環として、1996年度より設備・機器等の解体を実施している。2007年度から、湿式再処理試験で発生した廃液を貯蔵していた廃液長期貯蔵施設において、地下1階LV-1室に設置された廃液貯槽LV-1を原位置解体工法により解体撤去した。本報告書はその解体撤去のための準備作業についてまとめたものである。これらの作業における作業工数,放射線管理,廃棄物に関するデータを収集するとともに、作業効率等の分析を行った。
北村 剛将; 岡 壽崇; 清藤 一*; 横塚 恵莉*; 長澤 尚胤*; 熊谷 友多; 渡邉 雅之
no journal, ,
電子スピン共鳴(ESR)線量計測法は、炭酸ラジカルを測定し吸収線量を評価する手法である。我々は本手法を応用し、歯のエナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)を基材とした新しい固体線量計を開発している。従来、照射場での被照射試料の簡易評価には、アラニン線量計やフリッケ線量計が用いられてきたが、いずれもmGyオーダーの低線量域の測定には適していない。そこで、我々はmGyを評価可能なESR線量計測法に着目し、HApに対してガンマ線を照射したところ、照射によって炭酸ラジカルが生成、炭酸ラジカル強度と吸収線量の関係は0-4kGyという広範囲で直線関係を示した。当該試料は従来のアラニン線量計と比べてより低線量から同程度の高線量までを評価可能であり、微小試料の正味の低線量照射の吸収線量を評価できる新しい固体線量計の候補材料となりうることがわかった。
三村 竜二; 横塚 佑太; 根本 浩一; 白石 邦生
no journal, ,
再処理特別研究棟(JRTF)では、高線量エリアにおける設備、機器等の解体・除染技術の開発に資することを目的として、核種で汚染された廃液貯槽LV-1をコンクリートセル内で解体(原位置解体)する計画である。解体作業を通して、作業管理、作業者被ばく及び廃棄物等のデータを取得し、原子力施設の状況に応じた安全で合理的な廃止措置の確立に役立てることとしている。前回までに報告したLV-1内残渣の回収作業後に、内部配管及び貯槽の切断作業に着手しており、本報告では、LV-1の切断作業について述べる。
横塚 恵莉*; 清藤 一*; 岡 壽崇; 熊谷 友多; 長澤 尚胤*
no journal, ,
歯のエナメル質に放射線によって誘起される炭酸ラジカルを指標とした新規線量計の開発を行っている。本研究では線量計基材の候補材料である炭酸アパタイトを合成し、当該試料の線量計としての適用性を調べた。合成した試料の赤外分光結果からは炭酸基・リン酸基が存在すること、特に、炭酸基がヒドロキシル基サイトとリン酸基サイトの両方に存在する構造を有していることがわかった。また、X線結晶構造解析の結果からアパタイト結晶が存在すること、元素分析の結果から水和物として存在していることなどもわかった。当該試料にガンマ線を照射して炭酸ラジカル強度を測定したところ、ラジカル強度は線量の増加とともに線形に増加したことから、合成した炭酸アパタイトが新規線量計の機材として利用できる可能性が示された。
横塚 佑太; 三村 竜二; 藤倉 敏貴; 根本 浩一; 信田 重夫
no journal, ,
再処理特別研究棟(JRTF)では、高線量エリアにおける設備、機器等の解体・除染技術の開発に資することを目的として、核分裂生成物で汚染された廃液貯槽LV-1をコンクリートセル内で解体(原位置解体)する計画である。解体作業を通して、作業管理、作業者被ばく及び廃棄物等のデータを取得し、原子力施設の状況に応じた安全で合理的な廃止措置の確立に役立てることとしている。LV-1内部配管、上鏡部及び胴部の切断作業後、LV-1下鏡部の切断を平成27年度に実施しており、本報告はLV-1の切断作業について述べる。
横塚 佑太; 三村 竜二; 藤倉 敏貴; 村口 佳典; 根本 浩一; 信田 重夫
no journal, ,
再処理特別研究棟(JRTF)では、高線量エリアにおける設備、機器等の解体・除染技術の開発に資することを目的として、核分裂生成物(FP)で汚染された廃液貯槽LV-1のコンクリートセル内での解体(原位置解体)を行っている。本報告はLV-1の冷却水ジャケット及び脚部の切断作業について述べる。
清藤 一*; 横塚 恵莉*; 岡 壽崇; 熊谷 友多; 長澤 尚胤*
no journal, ,
歯のエナメルの構成成分であるヒドロキシアパタイト中に、放射線によって安定な炭酸ラジカルが生成することを利用して生体線量計測を行えることが知られている。この炭酸ラジカルをプローブとした線量評価は、従来のアラニン線量計やフィルムバッジと比べて高感度であるとともに、1Gy未満の線量評価が期待できる。一方、プラスチック線量計やフィルム線量計等の既存の化学線量計は照射場における吸収線量の簡易測定に使用されているが、測定範囲が狭く、目的に応じて複数の線量計を使い分ける必要がある。そこで、本研究では、歯の骨補填材として注目されている炭酸アパタイトについて高線量域の線量応答特性を明らかにすることで、新規線量計としての適用性を調査した。当該試料にガンマ線を照射して線量応答曲線を調べたところ、未照射から30kGyまでの範囲で線形な線量応答を示した。アラニンは照射直後からESR信号が1%以内と安定するのに対し、炭酸アパタイト試料は照射後7日間でピーク強度が20%程度減衰し、その後安定した。以上のことから、炭酸アパタイトが新規線量計の基材として使用できる見通しを得た。
横塚 恵莉*; 清藤 一*; 長澤 尚胤*; 岡 壽崇; 熊谷 友多
no journal, ,
歯のエナメル質で生成される長寿命の炭酸ラジカルをプローブとした線量評価法は、従来の簡易線量計比べて高感度であるとともに、1Gy未満の線量を評価することができる。本研究では、炭酸ラジカルをプローブとした広線量域測定可能な線量計を開発するため、炭酸アパタイトを合成するとともに高線量域での線量応答性を評価し、新規線量計としての適用性を調査した。Coガンマ線照射によって生じたラジカルの強度は、吸収線量の増加とともに大きくなり、直線性の関係を示した。また、アラニン線量計と比較した結果、同等の線量応答性を示したことから、合成炭酸アパタイトが、新規線量計の基材として使用できる可能性を得た。発表では、照射前後の炭酸アパタイト試料の構造解析および元素分析の結果も合わせて報告する。