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論文

Minor actinides separation by ${it N,N,N',N',N'',N''}$-hexaoctyl nitrilotriacetamide (HONTA) using mixer-settler extractors in a hot cell

伴 康俊; 鈴木 英哉*; 宝徳 忍; 筒井 菜緒; 津幡 靖宏; 松村 達郎

Solvent Extraction and Ion Exchange, 37(7), p.489 - 499, 2019/11

 被引用回数:0 パーセンタイル:100(Chemistry, Multidisciplinary)

ホットセル内のミキサセトラ抽出器に${it N,N,N',N',N'',N''}$-ヘキサオクチルニトリロトリアセトアミド(HONTA)を適用し、マイナーアクチノイド(MA: Am及びCm)の分離を目的とした連続向流試験を実施した。高レベル廃液から回収したMA及び希土類(RE)を含有した0.08M(mol/dm$$^{3}$$)の硝酸をフィード液に使用して14時間の抽出試験を行った。${it n}$-ドデカンで0.05Mに希釈したHONTAはMAを抽出し、94.9%のAm及び78.9%のCmをMAフラクションに回収した。一方、Y, La及びEuはHONTAにほとんど抽出されず、99.9%のY、99.9%のLa及び96.7%のEuがREフラクションに移行した。Ndは一部がHONTAに抽出され、REフラクションへのNdの移行率は83.5%であった。計算コードを用いて求めた抽出器各段のMA及びREの濃度は実験値とほぼ一致した。この計算コードを用いた試算を行い、分離条件の最適化することでMAのMAフラクションへの移行率及びREのREフラクションへの移行率が$$geq$$99%となる結果を得た。

論文

Extraction performance of a fluorous phosphate for Zr(IV) from HNO$$_{3}$$ solution; Comparison with tri-$$n$$-butyl phosphate

上田 祐生; 菊池 圭; 杉田 剛; 元川 竜平

Solvent Extraction and Ion Exchange, 37(5), p.347 - 359, 2019/07

 被引用回数:0 パーセンタイル:100(Chemistry, Multidisciplinary)

リン酸トリブチル(TBP)を用いた従来のPUREXプロセスにおいて多量のZr(IV)が含まれる場合、抽出錯体,遊離の抽出剤,酸、および水の凝集を起源として生成する不溶性の第三相や沈殿による目的物の抽出阻害が問題であった。本研究では水にほとんど溶解しないフルオラス化合物に着目し、TBPと同一のリン酸エステル構造を有するフルオラスリン酸エステル抽出剤を合成し、本抽出剤のZr(IV)抽出特性,抽出機構、および第三相生成の抑制効果をTBPと比較検証した。開発した新規抽出剤は、TBPと比較し第三相の生成を著しく抑制するとともに、幅広い硝酸濃度領域においてTBPよりも高いZr(IV)抽出能力を示すことが明らかとなった。

論文

Extraction of trivalent rare earths and minor actinides from nitric acid with ${it N,N,N',N'}$-tetradodecyldiglycolamide (TDdDGA) by using mixer-settler extractors in a hot cell

伴 康俊; 鈴木 英哉; 宝徳 忍; 川崎 倫弘*; 佐川 浩*; 筒井 菜緒; 松村 達郎

Solvent Extraction and Ion Exchange, 37(1), p.27 - 37, 2019/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:38.6(Chemistry, Multidisciplinary)

ホットセル内のミキサセトラ抽出器に${it N,N,N',N'}$-tetradodecyldiglycolamide (TDdDGA)を適用した連続向流試験を行った。マイナアクチノイド(MA: Am及びCm)、希土類(RE: Y, La, Nd及びEu)及び他の核分裂生成物(Sr, Cs, Zr, Mo, Ru, Rh及びPd)を含む硝酸を抽出器に供給した。TDdDGAは供給液中のMA及びREを効果的に抽出する一方、他の核分裂生成物はほとんど抽出しなかった。抽出したMA及びREを0.02mol/dm$$^{3}$$硝酸で逆抽出し、MA-REフラクションとして回収した。MA-REフラクションにおけるMA及びREの割合はそれぞれ$$>$$98%及び$$>$$86%であった。これらの結果からMA及びREの抽出剤としてのTDdDGAの適用性を示した。

論文

Solvent extraction of uranium with ${it N}$,${it N}$-di(2-ethylhexyl)octanamide from nitric acid medium

筒井 菜緒; 伴 康俊; 佐川 浩; 石井 翔; 松村 達郎

Solvent Extraction and Ion Exchange, 35(6), p.439 - 449, 2017/08

 被引用回数:2 パーセンタイル:78.34(Chemistry, Multidisciplinary)

${it N}$,${it N}$-ジ(2-エチルヘキシル)オクタンアミド(DEHOA)による硝酸溶液中のウランに対する単段のバッチ抽出試験を行い、U(VI)の分配比計算式として$${it D}_{rm U}$$ = 1.1$$[rm NO^{-}_{3}]^{1.6}_{rm aq}[{rm DEHOA}]^{2}_{rm org}$$を導出した。硝酸の分配についても評価を行い、分配比計算式として$${it D}_{rm H}$$ = 0.12$$[rm H^{+}]^{0.76}_{rm aq}[{rm DEHOA_{rm Free}}]_{rm H}$$を得た。さらに、DEHOAのU(VI)抽出の時間依存性及びU(VI)負荷容量評価のためのバッチ試験も行った。DEHOAによるU(VI)抽出は数分以内に抽出平衡に達し、DEHOAと硝酸の濃度がそれぞれ1.5及び3Mのときの負荷容量は0.71Mであった。

論文

Neutron polarization analysis for biphasic solvent extraction systems

元川 竜平; 遠藤 仁*; 長尾 道弘*; Heller, W. T.*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 34(5), p.399 - 406, 2016/07

 被引用回数:2 パーセンタイル:83.41(Chemistry, Multidisciplinary)

We performed neutron polarization analysis (NPA) of extracted organic phases containing complexes, comprised of Zr(NO$$_{3}$$)$$_{4}$$ and tri-n-butyl phosphate (TBP), which enabled decomposition of the intensity distribution of small-angle neutron scattering (SANS) into the coherent and incoherent scattering components. The coherent scattering intensity, containing structural information, and the incoherent scattering compete over a wide range of magnitude of scattering vector, $$q$$, specifically when $$q$$ is larger than $$q$$ $$approx$$ 1/$$R_{rm g}$$, where $$R_{rm g}$$ is the radius of gyration of scatterer. Therefore, it is important to determine the incoherent scattering intensity exactly to perform an accurate structural analysis from SANS data when $$R_{rm g}$$ is small, such as the aforementioned extracted coordination species. Although NPA is the best method for evaluating the incoherent scattering component for accurately determining the coherent scattering in SANS, this method is not used frequently in SANS data analysis because it is technically challenging. In this study, we successfully demonstrated that experimental determination of the incoherent scattering using NPA is suitable for sample systems containing a small scatterer with a weak coherent scattering intensity, such as extracted complexes in biphasic solvent extraction system.

論文

Distribution behavior of neptunium by extraction with ${it N,N}$-dialkylamides (DEHDMPA and DEHBA) in mixer-settler extractors

伴 康俊; 宝徳 忍; 筒井 菜緒; 津幡 靖宏; 松村 達郎

Solvent Extraction and Ion Exchange, 34(1), p.37 - 47, 2016/01

 被引用回数:4 パーセンタイル:69.79(Chemistry, Multidisciplinary)

${it N,N}$-ジ(2-エチルヘキシル)-2,2-ジメチルプロパンアミド(DEHDMPA)及び${it N,N}$-ジ(2-エチルヘキシル)ブタンアミド(DEHBA)のNp(V)及びNp(VI)に対する抽出特性の硝酸イオン濃度依存性をバッチ法にて調査した。DEHDMPA及びDEHBAのNp(VI)に対する分配比は硝酸イオン濃度が3mol/Lより高い条件において1を上回った。Np(V)はDEHDMPA及びDEHBAにほとんど抽出されず、それぞれの抽出剤が示した分配比の最大値は0.4及び0.2であった。連続抽出プロセスにおけるNpの挙動を把握するため、DEHDMPA及びDEHBAのそれぞれを抽出剤に用いた2サイクルプロセスの試験を行った。フィード液中のNpのUフラクション及びU-Puフラクションへの回収率は63.7%及び29.1%であり、第1サイクル試験の終了後にNp(V)からNp(IV)あるいはNp(VI)への原子価変化の進行を示唆する結果を得た。UのUフラクションへの回収率は99.9%、PuのU-Puフラクションへの回収率は99.8%であり、U及びPuの回収率に対するNpの悪影響は見られなかった。

論文

The Effect of alkyl substituents on actinide and lanthanide extraction by diglycolamide compounds

佐々木 祐二; 須郷 由美; 森田 圭介; Nash, K.*; Nash, K. L.*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 33(7), p.625 - 641, 2015/10

 被引用回数:32 パーセンタイル:17.4(Chemistry, Multidisciplinary)

ジグリコールアミド(DGA)化合物のアルキル基置換効果について調べた。水,ドデカンへの溶解性,抽出容量,分配比などをモニターした。短いアルキル基を修飾したDGA化合物は水への溶解性が高く、一方長いアルキル基を修飾したものはドデカンへの溶解性が高い。抽出容量はそのアルキル基長さに依存する結果を得た。アクチノイド元素へのマスキング効果を調べたところ、エチル基を修飾したTEDGAの性能が最も高い。アクチノイド抽出に関し、6つの溶媒で調べたところ、短いアルキル基を修飾したDGA化合物による分配比がやや高いことが分かった。

論文

Uranium and plutonium extraction from nitric acid by ${it N,N}$-di(2-ethylhexyl)-2,2-dimetnylpropanamide (DEHDMPA) and ${it N,N}$-di(2-ethylhexyl)butanamide (DEHBA) using mixer-settler extractors

伴 康俊; 宝徳 忍; 津幡 靖宏; 森田 泰治

Solvent Extraction and Ion Exchange, 32(4), p.348 - 364, 2014/05

 被引用回数:5 パーセンタイル:72.17(Chemistry, Multidisciplinary)

${it N,N}$-ジ(2-エチルヘキシル)-2,2-ジメチルプロパンアミド(DEHDMPA)の硝酸, U(VI)、及びPu(IV)に対する抽出特性をバッチ法で調べ、それぞれの化学種に対する分配比計算式を導出した。DEHDMPA及び${it N,N}$-ジ(2-エチルヘキシル)ブタンアミド(DEHBA)を抽出剤としたミキサセトラによる連続抽出試験を実施した。DEHDMPAはフィード液中のUを選択的に抽出し、99.93%のUをUフラクションに回収した。また、DEHBAはPuのほぼ全量を抽出し、99.94%のPuをU-Puフラクションに回収した。ミキサセトラ各段におけるU及びPuの濃度のシミュレーション計算を行い、本計算手法がUフラクションにおけるU濃度、及びU-PuフラクションにおけるPu濃度の計算に有効であることを示した。

論文

Studies on the uptake and column chromatographyic separation of Eu, Th, U, and Am by tetramethylmalonamide resin

島田 亜佐子; Sulakova, J.*; Yang, Y.*; Alexandratos, S.*; Nash, K. L.*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 32(1), p.27 - 43, 2014/01

 被引用回数:1 パーセンタイル:92.42(Chemistry, Multidisciplinary)

3, 4, 6価のアクチニドの分離のためにテトラメチルマロンアミド(TMMA)を修飾した樹脂を開発し、研究した。基礎研究として、Eu(III), Th(IV), U(VI), Am(III)のHNO$$_{3}$$, NaNO$$_{3}$$, HCl, NaCl溶液からのTMMA樹脂への質量分配係数($$K$$$$_{d}$$)を取得した。また、HNO$$_{3}$$の樹脂への分配についても評価した。試験を行ったすべての溶液において$$K$$$$_{d}$$の順番はTh$$>$$U$$>$$Am=Euであった。金属とHNO$$_{3}$$の抽出の競争について抽出データとFT-IRにより確認した。EuとUの3M HNO$$_{3}$$からの負荷容量は0.83mmol/gと1.6mmol/gであり、推定される金属:TMMA化学量論はEuに対して1:2、Uに対して1:1であった。溶離剤の開発のために数種類の有機酸がThとUの$$K$$$$_{d}$$に与える影響を調べた。また、廃棄物分析において想定されるマトリックス元素であるNaやAl, K, Ca, Cr, Ni, FeなどのAm(III)の$$K$$$$_{d}$$に与える影響についても調べた。それらの結果をもとにクロマトグラフィーのスキームを考案し、分離試験を実施した。

論文

Recovery of U and Pu from nitric acid using ${it N,N}$-di(2-ethylhexyl)butanamide (DEHBA) in mixer-settler extractors

伴 康俊; 宝徳 忍; 津幡 靖宏; 森田 泰治

Solvent Extraction and Ion Exchange, 31(6), p.590 - 603, 2013/09

 被引用回数:7 パーセンタイル:62.11(Chemistry, Multidisciplinary)

モノアミド抽出剤の一つである${it N,N}$-ジ(2-エチルヘキシル)ブタンアミド(DEHBA)を用いた、ミキサセトラ抽出器による硝酸溶液からのUとPuの回収率のシミュレーション計算、及びUとPuの回収試験をそれぞれ実施した。ミキサセトラへの単位時間あたりの溶液供給量、ミキサセトラの段数、及び硝酸濃度をシミュレーション計算のパラメータに設定し、UとPuの分離に対する適切な試験条件を決定した。試験の結果、1.5mol/dm$$^{3}$$(M)のDEHBAによる4M硝酸中のU及びPuの回収率として$$>$$99.9%及び97.84%をそれぞれ得た。

論文

Crosslinked-chelating porous sheet with high dynamic binding capacity of metal ions

和田 剛*; 石原 量*; 三好 和義*; 梅野 太輔*; 斎藤 恭一*; 浅井 志保; 山田 伸介*; 廣田 英幸*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 31(2), p.210 - 220, 2013/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:83.78(Chemistry, Multidisciplinary)

金属イオンを迅速に濃縮又は精製するためには、優れた動的吸着容量を有する分離材料を用いるのが効果的である。本研究では、エチレングリコールジメタクリレートとグリシジルメタクリレートの共重合反応によって、透水性・加工性に優れたシート状多孔性高分子の細孔表面にキレート形成基を有する架橋型高分子鎖を付与し、新規な吸着体を作製した。得られた多孔性高分子吸着体は、銅イオンに対して、十分な平衡吸着容量を保持しつつも優れた動的吸着容量を実現した。これは、架橋された高分子鎖によって、銅イオンの高分子鎖相内における吸着体厚み方向への拡散速度が抑制されたためであり、高分子鎖の架橋が効果的に作用したことを示している。

論文

Distribution of U(VI) and Pu(IV) by ${it N,N}$-di(2-ethylhexyl)butanamide in continuous counter-current extraction with mixer-settler extractor

伴 康俊; 宝徳 忍; 森田 泰治

Solvent Extraction and Ion Exchange, 30(2), p.142 - 155, 2012/02

 被引用回数:7 パーセンタイル:65.09(Chemistry, Multidisciplinary)

${it n}$-ドデカンで1.5mol/dm$$^{3}$$(M)に希釈した${it N,N}$-ジ-(2-エチルヘキシル)ブタンアミド(DEHBA)のU(VI)及びPu(IV)に対する抽出特性を一段のバッチ法にて調査し、U(VI)及びPu(IV)の分配比を与える式として${it D}$ $$_{rm U}$$ = 1.4[NO$$_{3}$$ $$^{-}$$]$$^{1.6}$$[DEHBA$$_{rm free}$$]$$^2$$及び${it D}$ $$_{rm Pu}$$ = 0.11[NO$$_{3}$$ $$^{-}$$]$$^{3.3}$$[DEHBA$$_{rm free}$$]$$^2$$をそれぞれ得た。ミキサセトラ抽出器を用いて1.5MのDEHBAを抽出剤とする連続向流試験を実施し、U-Pu抽出部において99.9%以上のU(VI)及びPu(IV)を抽出した。抽出されたPu(IV)は0.67M硝酸によって逆抽出され、フィード液中のPu(IV)の97%以上をPuフラクションに回収した。本研究の結果からDEHBAが、Pu(IV)の還元剤を用いることなく硝酸濃度を調節することによって、U(VI)とPu(IV)を相互分離する抽出剤として機能することが示された。

論文

Dependence of lanthanide-ion binding performance on HDEHP concentration in HDEHP impregnation to porous sheet

石原 量*; 浅井 志保; 乙坂 重嘉; 山田 伸介*; 廣田 英幸*; 三好 和義*; 梅野 太輔*; 斎藤 恭一*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 30(2), p.171 - 180, 2012/02

 被引用回数:6 パーセンタイル:68.36(Chemistry, Multidisciplinary)

Permeative flow through pores of porous membranes enhances the mass transfer of target ions. When polymer chains containing functional groups are appended to the pore surface of porous membranes, a high-speed collection of target ions is achieved. In this study, an octadecylamino-group-introduced polymer chain grafted onto a porous sheet was impregnated with bis(2-ethylhexyl)phosphate (HDEHP). The porous sheet into which a C$$_{18}$$H$$_{37}$$NH group was introduced was immersed in HDEHP/ethanol solution. The liquid permeability of a cartridge charged with the HDEHP-impregnated porous sheet in disk form was 96% that of the starting-porous-disk-packed cartridge. The equilibrium binding capacity was 0.32 mol per kg of the disk. The HDEHP-impregnated porous sheet was found to be applicable to the preconcentration of trace amounts of lanthanides prior to their measurement by ICP-MS.

論文

Selective extraction of U(VI) by counter-current liquid-liquid extraction with $$N$$,$$N$$-di(2-ethylhexyl)-2,2-dimethylpropanamide

伴 康俊; 宝徳 忍; 森田 泰治

Solvent Extraction and Ion Exchange, 29(4), p.519 - 533, 2011/07

 被引用回数:11 パーセンタイル:54.5(Chemistry, Multidisciplinary)

$$N$$,$$N$$-ジ(2-エチルヘキシル)-2,2-ジメチルプロパンアミド(DEHDMPA)によるU(VI)の選択抽出を目的として、U抽出部,スクラブ部、及びU逆抽出部から構成されたミキサセトラ型抽出器を用いて連続抽出試験を行った。DEHDMPAはU(VI), Pu(IV)、及び模擬核分裂生成物を含む硝酸溶液からU(VI)を選択的に抽出した。このとき、UフラクションにおけるPu(IV)に対するU(VI)の除染係数は990であった。また、Uフラクション及びラフィネートへのU(VI)及びPu(IV)の移行率は、それぞれ94.5%及び99.9%であった。ミキサセトラ型抽出器の各段におけるU(VI)及びPu(IV)の濃度をシミュレーション計算にて求めた。U抽出部におけるU(VI)及びPu(IV)の濃度、並びにスクラブ部におけるU(VI)の濃度の計算値と実験値はほぼ一致した。

論文

Thermodynamic and spectroscopic studies on Am(III) and Eu(III) in the extraction system of ${it N,N,N',N'}$-tetraoctyl-3-oxapentane-1,5-diamide in $$n$$-dodecane/nitric acid

有阪 真; 木村 貴海

Solvent Extraction and Ion Exchange, 29(1), p.72 - 85, 2011/02

 被引用回数:31 パーセンタイル:29.77(Chemistry, Multidisciplinary)

3価f-元素であるアメリシウム及びユウロピウムの${it N,N,N',N'}$-テトラオクチル-3-オキサペンタン-1,5-ジアミド(TODGA)を用いた抽出反応に関する熱力学的パラメータ(${it $Delta$G}$, ${it $Delta$H}$, ${it $Delta$S}$)を決定した。TODGAによるそれらの抽出反応は、オクチル(フェニル)-${it N}$,${it N}$-ジイソブチルカルバモイルメチルフォスフィンオキサイド(CMPO)やジヘキシル-${it N,N}$-ジエチルカルバモイルメチルフォスフォネート(DHDECMP)によるものに比べ、より発熱的であった。抽出剤による${it $Delta$H}$の違いは抽出剤と金属イオンの結合様式すなわち二座配位か三座配位かの違いに帰結された。また、蛍光寿命の測定から抽出されたユウロピウムの内圏は完全に脱水和され、TODGAやNO$$_{3}$$$$^{-}$$により占められていることがわかった。

論文

Overview of solvent extraction chemistry for reprocessing

館盛 勝一*; 森田 泰治

Ion Exchange and Solvent Extraction, Vol.19, p.1 - 63, 2009/08

溶媒抽出研究の現状を網羅して紹介する図書「Ion Exchange and Solvent Extraction, Vol.19」における第1章として、再処理における溶媒抽出化学を広く解説した論文である。高度化PUREX法から、マイナーアクチノイドやセシウム,ストロンチウム分離用の各種抽出剤及び分離手法の最新情報までを幅広く紹介するとともに、各種分離システムの整理がなされている。

論文

Synergistic extraction of Am(III) and Eu(III) by tris(2-pyridylmethyl)amine with various anions in 1,2-dichloroethane

石森 健一郎; 渡邉 雅之; 矢板 毅; 木村 貴海; 山田 隆史*; 篠田 哲史*; 築部 浩*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 27(4), p.489 - 500, 2009/07

 被引用回数:3 パーセンタイル:79.14(Chemistry, Multidisciplinary)

三脚状配位子のトリス(2-ピリジルメチル)アミン(tpa)を用いたAm(III)とEu(III)の溶媒抽出において、カウンターアニオンや有機溶媒の組合せによって、抽出効率や分離効率が著しく向上することを見いだした。分離の効率を表す分離係数(Am(III)とEu(III)との間の分配比の比で定義される)は、10から50を示した。本研究では、スロープアナリシスにより、1,2-ジクロロエタンを有機溶媒として用いた場合の抽出平衡を解明した。

論文

2,2'-(Methylimino)bis($$N,N$$-dioctylacetamide) (MIDOA), a new tridentate extractant for technetium(VII), rhenium(VII), palladium(II), and plutonium(IV)

佐々木 祐二; 小澤 正基; 木村 貴海; 大橋 弘三郎*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 27(3), p.378 - 394, 2009/05

 被引用回数:29 パーセンタイル:32.94(Chemistry, Multidisciplinary)

メチルイミノビスジオクチルアセトアミド(MIDOA)は新しいTc用の抽出剤として開発された。MIDOAはTODGA(テトラオクチルジグリコールアミド)と類似の骨格を持ち、窒素原子が酸素原子に代わってアルキル基中に導入されている。MIDOAは高い疎水性を持ち硝酸-ドデカン系で抽出に利用できる。Tc(VII), Cr(VII), Re(VII), Mo(VI), W(VI), Pd(II), Pu(IV)分配比が高く、MIDOAにより抽出できることを明らかにした。一方、分配比は硝酸濃度増加とともに減少し、また1:1錯体を形成することも確認した。また、MIDOAの誘導体(メチルイミノビスジドデシルアセトアミド,イミノビスジドデシルアセトアミド)もMIDOAと同様な抽出性能を示すことを明らかにした。

論文

Nuclear field shift effect of chromium(III) in repeated extraction using a crown ether

藤井 俊行*; 鈴木 大輔; 山名 元*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 26(2), p.100 - 112, 2008/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:74.79(Chemistry, Multidisciplinary)

ジシクロヘキサノ-18-クラウン-6を抽出剤として用いた連続抽出法により、クロムの同位体を分離した。この実験系は同位体効果を水相に蓄積するように設計されたものである。約2週間の長期的な抽出実験を行い、抽残水相のクロム同位体比を、トータルエバポレーション法を用いた表面電離質量分析法により精密に分析した。質量に依存しない同位体分別の存在が確認された。この質量に依存しない同位体分別挙動は、バッチ抽出法を用いて得られた結果と一致した。本研究の連続抽出系において、同位体のマスバランスは保たれていた。本研究により得られたクロムの同位体効果は、Bigeleisenが1996年報告している同位体効果の理論によって説明可能であり、その質量に依存しない同位体効果はフィールドシフト効果であると考えられる。

論文

An Additional insight into the correlation between the distribution ratios and the aqueous acidity of the TODGA system

佐々木 祐二; Rapold, P.*; 有阪 真; 平田 勝; 木村 貴海; Hill, C.*; Cote, G.*

Solvent Extraction and Ion Exchange, 25(2), p.187 - 204, 2007/03

 被引用回数:98 パーセンタイル:9.21(Chemistry, Multidisciplinary)

TODGAを用いて硝酸溶液から5種類の抽出溶媒へのEu(III), Am(III)の溶媒抽出を行い、抽出反応などを調べた。極性溶媒へは1:2(=M:TODGA)の錯体を形成することを確認したが、一方無極性溶媒へは金属1に対して3分子以上のTODGAを伴って抽出されることがわかった。分配比のHNO$$_{3}$$依存性は抽出反応にHNO$$_{3}$$が寄与していることを示した。赤外吸収スペクトルの測定結果から、カルボニル酸素がEu(III)に配位していることを、そして蛍光寿命の測定結果は抽出されたEu-錯体が内配位圏に配位水分子を含まないことを確認した。

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