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論文

Benchmarks of iron nuclear data for fusion neutron sources

権 セロム*; 今野 力; 本田 祥梧*; 見城 俊介*; 佐藤 聡*

Fusion Engineering and Design, 223, p.115548_1 - 115548_8, 2026/02

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Nuclear Science & Technology)

核融合中性子源設計で使われる最新の核データライブラリ(FENDL-3.2b, JENDL-5, ENDF/B-VIII.0とJEFF-3.3)の鉄データの精度検証のため、QST/TIARAで行われた準単色40と65MeV中性子を用いた鉄実験とJAEA/FNSで行われたDT中性子を用いた鉄実験を使い、最新の核データライブラリのベンチマークテストを行なった。テストの結果、以下のことが判明した。(1)65MeV中性子を用いたTIARA実験で、FENDL-3.2bを用いた計算結果は10-60MeVの連続エネルギー領域の中性子束を40%過小評価、(2)FNS実験で、FENDL-3.2bを用いた計算結果は体系内70cmの深さで10MeV以上の中性子束を20%過小評価し、体系内10cmの深さで10keV以下の中性子束を30%過大評価。これらの問題を詳細に調べ、その原因を特定した。

論文

2025年度核データ部会賞(奨励賞); 高強度パルス中性子源を用いた中性子捕獲ガンマ線の円偏光度測定と今後の展開

遠藤 駿典

核データニュース(インターネット), (143), p.31 - 40, 2026/02

2025年度核データ部会賞奨励賞を受賞した、高強度パルス中性子源を用いた中性子捕獲ガンマ線の円偏光度測定、およびこれらの装置を用いたJ-PARC MLF ANNRI本における偏極に関する中性子入射核反応測定を実施する体系の構築状況について報告する。ガンマ線円偏光(ガンマ線偏極)の測定装置であるポラリメータを開発し、ANNRIにて硫黄32の偏極中性子捕獲反応により発生したガンマ線の円偏光の測定を実施し、これらから偏極感度は1.72%と見積もられた。さらに中性子や標的の原子核の偏極装置の導入を目指しており、これら偏極に関する原子核反応測定の重要性と準備状況について報告する。

論文

2025年度核データ+TOMOEプロジェクト合同研究会報告

須山 賢也

核データニュース(インターネット), (143), p.52 - 62, 2026/02

核データ研究会は核データに関する国内会議として最も長い歴史を持ち、日本の多くの大学、研究機関、産業界からの参加者を集め、当分野における課題の解決と新テーマの発掘を行う場として重要な役割を果たしてきた。毎回多数の学生が参加することから、将来を担う若手が発表する機会であるとともに最先端の研究に触れる場ともなっている。2025年度は2024年度の研究会でアナウンスされたように、ERATO関口三体核力プロジェクト(TOMOEプロジェクト)との合同開催である「2025年度核データ+TOMOEプロジェクト合同研究会」として最新の原子核物理研究の成果とのシナジー効果を目指して実施した。これまで、核データ研究会の内容はともかく運営の具体的な方法については核データニュースではあまり報告されてこなかったのではなかろうか。引き継ぎ資料となることも意図しつつ、本稿では開催準備の事も含めて報告を行う。

論文

Studies of nuclear criticality safety of fuel debris using the modified STACY critical assembly

郡司 智; 荒木 祥平; 吉川 智輝; 新垣 優; 會澤 栄寿; 関 真和; 石井 淳一; 井澤 一彦; 柴 茂樹*; 岩橋 大希*

Proceedings of Nuclear Criticality Safety Division 2025 Conference (NCSD 2025) (Internet), p.90 - 99, 2025/09

The details of the fuel debris generated in the TEPCO's Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Station accident are still not fully understood, and its critical properties are being evaluated using nuclear calculations with various parameters. On the other hand, criticality experiments are required to validate these computations because the fuel debris contains materials such as concrete for which nuclear data is not well evaluated and has heterogeneous and non-uniform compositions. For this purpose, the critical assembly STACY was modified from a solution fuel system to a light water-moderated heterogeneous system. This modification was completed at the end of 2023, and the operation restarted in the spring of 2024. To simulate the criticality characteristics of the fuel debris, 70 rod-shaped samples of concrete composition and stainless steel with the same diameter as the UO$$_{2}$$ fuel rods were prepared, and equipment was also installed to prepare pellet-shaped samples and load them into the experimental core. The results of these experiments simulating fuel debris characteristics were analyzed using the MCNP6 code and the JENDL nuclear data libraries, and it was shown that these nuclear calculations are valid for evaluating the criticality characteristics of fuel debris.

論文

Circular polarization measurement of $$gamma$$-rays emitted from $$^{32}$$S(n,$$gamma$$)$$^{33}$$S reaction with polarized neutrons

遠藤 駿典; 藤岡 宏之*; 井出 郁央*; 飯沼 昌隆*; 岩本 信之; 岩本 修; 亀田 健斗*; 河村 しほり*; 木村 敦; 北口 雅暁*; et al.

EPJ Web of Conferences, 329, p.05003_1 - 05003_3, 2025/06

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Nuclear)

共鳴の全角運動量は核データにおいて重要なパラメータの一つであるが、その測定は困難な場合が多く、測定で決定されていないことが多い。本研究では共鳴の全角運動量を偏極中性子照射により発生したガンマ線の円偏光度の測定により決定する手法の確立を目指している。円偏光どの測定を行うためのガンマ線ポラリメータを開発し、J-PARC・MLF・ANNRIに設置し、偏極中性子入射による$$^{32}$$S(n,$$gamma$$)$$^{33}$$S反応における5.4MeVガンマ線の円偏光度の測定を行った。この5.4MeVのガンマ線は50%円偏光していることが知られており、このガンマ線を用いてポラリメータの円偏光度への感度であるAnalyzing Powerを決定することが目的である。測定の結果1%程度の差が確認され、ANNRIにて初めて円偏光度の測定に成功した。

論文

$$<$$第56回日本原子力学会賞受賞記念寄稿$$>$$ 遮蔽実験を活用した革新炉核設計の信頼性向上の研究について

丸山 修平

炉物理の研究(インターネット), (78), 7 Pages, 2025/03

第56回日本原子力学会賞受賞した論文の解説記事である。本稿では、受賞論文の研究の背景/狙いや関連する今後の研究計画等について述べる。

論文

EXFORワークショップ

須山 賢也

核データニュース(インターネット), (140), p.13 - 19, 2025/02

核反応の実測データのデータベースEXFOR(Exchange Format)に関するワークショップを2024年11月に開催したので、その概要と成果を報告する。

論文

核データの検索・公開・データポータルに関するIAEA技術会合に参加して

多田 健一; 川瀬 頌一郎*

核データニュース(インターネット), (140), p.26 - 46, 2025/02

2024年11月11日$$sim$$15日にウィーンのIAEA本部にて開催された、Technical Meeting on Nuclear Data Retrieval, Dissemination, and Data Portals(核データの検索、配布、データポータルに関する技術者会合)について報告する。本技術者会合の目的は、核データの検索、データの公開、データポータルについて議論し、新たな開発と将来の計画を発表することである。本稿では、本会合での発表資料の概要について紹介する。

報告書

Proceedings of the Joint Symposium on Nuclear Data and PHITS in 2023; November 15-17, 2023, Tokai Industry and Information Plaza "iVil", Tokai-mura, Ibaraki, Japan

執行 信寛*; 古田 琢哉; 岩元 洋介

JAEA-Conf 2024-002, 216 Pages, 2024/11

JAEA-Conf-2024-002.pdf:24.29MB

2023年度核データ研究会は、2023年11月15日$$sim$$17日に、東海村にある東海村産業・情報プラザ「アイヴィル(iVil)」にて開催された。本研究会は、日本原子力学会核データ部会が主催、日本原子力学会放射線工学部会、日本原子力学会北関東支部、日本原子力学会「シグマ」調査専門委員会、日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究センター、高エネルギー加速器研究機構が共催した。チュートリアルとして、「核データ処理コードFRENDY第二版の概要」を、講演・議論のセッションとして、「核データに関する最近の話題と粒子・重イオン輸送計算コードPHITS」の2セッションを実施した。さらにポスターセッションでは実験、理論、評価、ベンチマーク、応用など幅広い内容について発表が行われた。参加者数は108名で、それぞれの口頭発表およびポスター発表では活発な質疑応答が行われた。本報告書は、本研究会における口頭発表17件、ポスター発表19件の合計36の論文を掲載している。

論文

Development of nuclear data processing code FRENDY version 2

多田 健一; 山本 章夫*; 国枝 賢; 今野 力; 近藤 諒一; 遠藤 知弘*; 千葉 豪*; 小野 道隆*; 東條 匡志*

Journal of Nuclear Science and Technology, 61(6), p.830 - 839, 2024/06

 被引用回数:11 パーセンタイル:90.96(Nuclear Science & Technology)

核データ処理コードは評価済み核データライブラリと放射線輸送計算を繋げる重要なコードである。核データ処理コードFRENDY第1版は簡単な入力データを用いてACE形式の断面積ファイルを生成するために2019年に公開された。FRENDY第1版の公開後、中性子多群断面積の生成、物質中の異なる核種間の共鳴干渉効果の考慮、共鳴上方散乱の考慮、ACEファイルの摂動、ENDF-6形式ファイルの修正など、多くの機能が開発された。これらの新機能をまとめ、FRENDY第2版を公開した。FRENDY第2版では、ACE形式の断面積ファイルからGENDF及びMATXS形式の中性子多群断面積ファイルを生成する。本論文では、FRENDY第2版で実装された新機能と本コードの中性子多群断面積生成機能の検証について説明する。

報告書

核データロードマップ2023報告書

中山 梓介

JAEA-Review 2024-009, 16 Pages, 2024/05

JAEA-Review-2024-009.pdf:1.17MB

核データは原子力の研究開発を根底から支える基礎データであり、その重要性は広く認識されてきた。その一方で、今後の「核データ研究」を考えた場合には、その種類(標的核種やエネルギー、物理量など)に関して、開発を優先すべきものの整理をすることが必要であると考えられる。こうした状況の下、日本原子力学会「シグマ」調査専門委員会内に「核データロードマップ作成タスクフォース(TF)」が設置され、今後の核データ研究開発に関するロードマップの検討が行われた。本書は核データロードマップ作成TFで行われた検討の結果を報告するものである。

論文

Critical experiment plans on the new STACY to clarify the criticality characteristics of the molten core-concrete interaction products

郡司 智; 荒木 祥平; 井澤 一彦; 須山 賢也

Proceedings of International Conference on Physics of Reactors (PHYSOR 2024) (Internet), p.227 - 236, 2024/04

東京電力福島第一原子力発電所事故では大量の燃料デブリが発生したと考えられている。特に、溶融炉心-コンクリート相互作用(MCCI)の生成物であるコンクリート成分を含む燃料デブリの臨界特性はこれまで十分に調査されていない。本研究では、コンクリートを含む模擬燃料デブリ試料を用いた臨界集合体での臨界実験を計画するため、コンクリート成分におけるSi断面およびCa断面の実効増倍率に対する感度を、試作試料の元素分析に基づき計算解析を用いて評価した。これらの感度計算は、試料の装荷方法および組成ごとに実施・評価された。我々は、$$^{40}$$Ca捕捉反応の感度のエネルギープロファイルに注目し、試料組成や中性子減速条件によって感度エネルギープロファイルの形状が変化することを確認した。異なる実験ケースで得られた感度の傾向を明らかにすることで、各実験法の特徴を知見として得た。試料中のコンクリートの量を増やし、実験炉心構成における中性子減速条件を変更した場合にも、同様に感度エネルギープロファイルの形状に変化が生じることがわかった。この結果は、核分裂性物質を含まないコンクリート試料を用いた実施可能な臨界実験により、MCCI製品の核的特性を再現できる可能性を示す。

論文

Measurement of 100 MeV-range nuclear reaction data using the fixed-field alternating gradient accelerator at Kyoto University

岩元 大樹

JAEA-Conf 2023-001, p.40 - 45, 2024/02

加速器駆動核変換システム(ADS)の研究開発及び京都大学におけるADS未臨界炉物理実験に資する核反応データを取得することを目的として、2019年10月より京都大学のFFAG (Fixed Field Alternating Gradient)加速器を用いたADS用核データの実験的研究を行っている。本実験プログラムは、「(1)核破砕中性子エネルギースペクトル測定」および「(2)高エネルギー核分裂測定」の二つのサブプログラムから構成される。これまでに「(1)核破砕中性子エネルギースペクトル測定」に関する実験をおおむね終了した。本発表では、本プログラムの概要、これまでの研究の成果及び今後の実験の準備状況について紹介する。

論文

Status of the $$^{226}$$Ra nuclear data library and its impact on the production amount of $$^{225}$$Ac via the $$^{226}$$Ra (n,2n) reaction

佐々木 悠人; 岩本 信之; 高木 直行*; 前田 茂貴

Journal of Nuclear Science and Technology, 61(2), p.251 - 260, 2024/02

 被引用回数:1 パーセンタイル:27.40(Nuclear Science & Technology)

$$^{225}$$Acは、標的アルファ療法の有望なアルファ放出核種である。しかし、現在の$$^{225}$$Ac供給能力は世界で約63GBq/yであり、これは主にいくつかの研究所に貯蔵されている$$^{225}$$Acジェネレータである$$^{229}$$Thの保有量に依存している。このため、代替の$$^{225}$$Ac製造方法が強く望まれている。加速器と原子炉を使用して$$^{226}$$Raと$$^{232}$$Thをターゲットとする$$^{225}$$Acとその親核種の製造方法の研究開発は、世界中で活発に進められている。著者らは、高速実験炉「常陽」の利活用として、高速中性子スペクトルを用いた$$^{226}$$Ra(n,2n)$$^{225}$$Ra法に着目した。本研究では、$$^{225}$$Ac生成のターゲットである$$^{226}$$Raの核データライブラリを調査し、さまざまな核データライブラリで$$^{225}$$Acの製造量を評価し、その違い、影響を評価した。共分散データを含む核反応断面積はTENDL-2021、JEFF-3.3、およびEAF-2010に格納されたが、主要な核データライブラリであるENDFまたはJENDLには格納されていなかった。また、核データライブラリ間に有意な差があり、$$^{225}$$Raの生成量が有意に異なっており、核データの再評価、共分散データの整備などをJENDLへ提言した。

論文

Uncertainty reduction of sodium void reactivity using data from a sodium shielding experiment

丸山 修平; 遠藤 知弘*; 山本 章夫*

Journal of Nuclear Science and Technology, 61(1), p.31 - 43, 2024/01

 被引用回数:4 パーセンタイル:57.20(Nuclear Science & Technology)

本研究では、データ同化技術を利用して、原子炉物理と放射線遮へいといった異なる分野間で実験データベースを共有することにより、高速炉炉心設計に関連する不確かさを低減することの可否を検討した。本研究テーマの最初のステップとして、ORNLのナトリウム遮へい実験に着目し、ナトリウム冷却高速炉の最も重要な安全パラメータの1つであるナトリウムボイド反応度の不確かさを低減するために実験データを利用することを検討した。一般化摂動論に基づく感度解析をナトリウム遮へい実験に対して実施し、ここで評価した感度係数と、これまでに原子力機構で評価したナトリウムボイド反応度の感度係数を用いて、炉定数調整を実施することにより、ナトリウム遮へい実験データがナトリウムボイド反応度の不確かさ低減に寄与できることを示した。本研究に基づくと、中性子漏洩現象が支配的なナトリウムボイド反応度において、特に不確かさ低減効果は大きくなると予測される。ナトリウムボイド反応度に関する新たな炉物理実験データの取得は今後困難かもしれないが、ナトリウム遮へい実験データがこの役割を部分的に代替できることを本研究は示唆している。高速炉設計における積分実験データの相互利用の価値が本研究によって証明された。

論文

JENDL-5 benchmarking for fission reactor applications

多田 健一; 長家 康展; 谷中 裕; 横山 賢治; 沖田 将一朗; 大泉 昭人; 福島 昌宏; 中山 梓介

Journal of Nuclear Science and Technology, 61(1), p.2 - 22, 2024/01

 被引用回数:14 パーセンタイル:94.45(Nuclear Science & Technology)

日本の新しい評価済み核データライブラリJENDL-5が2021年12月に公開された。本論文は、核分裂炉に対するベンチマーク計算によりJENDL-5の妥当性を実証するものである。ベンチマーク計算は連続エネルギーモンテカルロコードMVP、MCNP及び決定論コードMARBLEを用いて実施された。ベンチマーク計算結果より、核分裂炉に対するJENDL-5の計算精度が、以前のJENDL-4.0に比べて改善されていることが分かった。

論文

Neutron-production double-differential cross sections of $$^{rm nat}$$Pb and $$^{209}$$Bi in proton-induced reactions near 100 MeV

岩元 大樹; 明午 伸一郎; 佐藤 大樹; 岩元 洋介; 石 禎浩*; 上杉 智教*; 八島 浩*; 西尾 勝久; 杉原 健太*; $c{C}$elik, Y.*; et al.

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 544, p.165107_1 - 165107_15, 2023/11

 被引用回数:4 パーセンタイル:57.20(Instruments & Instrumentation)

入射陽子エネルギー200MeV以下の中性子生成に関する二重微分断面積(DDX)データの不足は、加速器駆動核破砕システム(ADS)の研究開発などの技術応用における核破砕モデルの検証を妨げている。本研究では、このエネルギー領域におけるADS核破砕ターゲット材料のDDX実験データを取得し、解析予測との比較を通じて核破砕モデルに関する課題を明らかにすることを目的とした。実験は、京都大学のFFAG加速器を用いて行った。100MeV領域の$$^{rm nat}$$Pbと$$^{209}$$Biの陽子入射核反応に対するDDXを飛行時間法を用いて30$$^{circ}$$から150$$^{circ}$$の角度範囲で測定した。得られたDDXをモンテカルロ法に基づく種々の核破砕モデル及び評価済み核データライブラリによる計算結果と比較した。DDXの測定値と核破砕モデル及び評価済み核データライブラリに基づく解析値を比較した結果、CEM03.03モデルが実験値に最も近い一致を示した。さらに、100MeV領域における陽子入射中性子生成DDXの再現性向上のために対処すべき複数の課題を明らかにした。

論文

Linearization of thermal neutron scattering cross section to optimize the number of energy grid points

多田 健一

Proceedings of 12th International Conference on Nuclear Criticality Safety (ICNC2023) (Internet), 8 Pages, 2023/10

熱中性子散乱則データのエネルギー点数は、連続エネルギーモンテカルロ計算コードの断面ファイルのデータサイズに大きく影響する。エネルギー点数の最適化は、断面ファイルのデータサイズを削減するための効果的な手法の一つである。本研究では、エネルギー点数の最適化のため、熱中性子散乱断面積の線形化機能を開発し、核データ処理コードFRENDYに実装した。線形化手法として、共鳴再構成とドップラー広がりで使用される線形化手法を用いた。エネルギー点数の違いが中性子輸送計算に与える影響を推測するため、ZrHを減速材として用いた臨界実験ベンチマークを計算した。計算結果から、熱中性子断面積の線形化が中性子輸送計算の計算精度が改善することが分かった。

論文

Inter-codes and nuclear data comparison under collaboration works between IRSN and JAEA

郡司 智; 荒木 祥平; 渡邉 友章; Fernex, F.*; Leclaire, N.*; Bardelay, A.*; 須山 賢也

Proceedings of 12th International Conference on Nuclear Criticality Safety (ICNC2023) (Internet), 9 Pages, 2023/10

フランス放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)と日本原子力研究開発機構(JAEA)は、臨界安全分野において長年のパートナーシップを築いている。今回の共同研究でIRSNとJAEAは、JAEAが更新する新しい臨界実験装置STACYを用いた共同実験を計画している。STACY実験の計画で両機関が使用するコード(MVP3, MORET6など)や核データ(JENDL, JEFF)を比較するため、両機関がかつて所有していた臨界集合体であるApparatus BとTCAのICSBEPハンドブックからのベンチマーク、新しいSTACYの計算モデルについて計算結果の比較が実施された。新STACYの計算モデルを含め、数種類の中性子減速条件と臨界水高さを含む計算を行い、その計算結果には、核データライブラリの処理や形式に起因すると思われるわずかな系統的な差異があった。しかし、新しいコードと新しい核データを含む計算結果は、概して実験値とよく一致することがわかった。したがって、双方の有する計算ツールを新STACYの実験設計に利用することに問題はない。加えて、JENDL-5に含まれる新しいTSLデータが実効増倍率に与える影響についても計算解析で調査した。これらの計算結果に対する実験的検証は、両研究機関共同による新STACYの臨界実験によって行われる予定である。

論文

核データ処理に関するIAEA技術者会合に関する報告

多田 健一

核データニュース(インターネット), (135), p.1 - 10, 2023/06

2022年11月29日から12月2日の日程でIAEAが主催したTechnical Meeting on Nuclear Data Processing (核データ処理に関する技術者会合)についての会議の概要を国内の核データ関係者に向けて紹介するものである。本会議では各機関で開発中の核データ処理コードの開発状況や、核データ処理コード間の処理結果などについて報告があった。本稿では、これらの報告内容について詳しく説明する。

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