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玉井 広史; 栗田 源一; 松川 誠; 浦田 一宏*; 櫻井 真治; 土屋 勝彦; 森岡 篤彦; 三浦 友史; 木津 要; 鎌田 裕; et al.
Plasma Science and Technology, 6(3), p.2281 - 2285, 2004/06
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60SCの高性能定常運転シナリオをTOPICSを用いて検討・評価し、5で自発電流割合
86%の定常状態をI
=1.5MA, B
=2T, NBパワー11MWで維持できることを示した。またERATO-Jを用いた解析を行い、導体壁半径とプラズマ小半径との平均比約1.2では、トロイダルモード数1、または2の外部キンクモードに対する壁安定効果により、
5.5まで達成可能であることを示した。さらに 、プラズマを壁に近付けることによって発生する抵抗性壁モードは、容器内コイルを用いた能動制御により抑制されると予測している。一方、
のさらなる向上のためにTOSCAによるプラズマ形状の解析を行い、S=(I
/aB
)q
で定義されるプラズマ形状係数(非円形度と三角形度に強く依存)を
4から
6まで変えられることを示した。これは高性能プラズマ運転を実現するうえで重要な電流分布と圧力分布の制御性の拡張を示唆している。
濱松 清隆; 福山 淳*
Fusion Engineering and Design, 53(1-4), p.53 - 58, 2001/01
被引用回数:35 パーセンタイル:90.03(Nuclear Science & Technology)ITERでの電子サイクロトロン波による電流駆動(ECCD)の空間的局所性とその位置制御性に関して、ECビームの入射位置と入射方向の依存性を数値的に解析した。ここで、波動周波数は基本波共鳴の160GHz,O-モード入射とした。最も局在する駆動電流分布及び最大の電流駆動効率を得るためのそれぞれの最適入射角を求めた。これにより、最大電流駆動効率をもつ駆動電流の空間分布は広がり、局所電流駆動には適していないことが判明した。また、電子温度の上昇とともに相対論的効果による第2高調波共鳴が発生し、電流駆動効率の下がる空間領域のあることを示した。
閨谷 譲; JT-60チーム
Plasma Physics and Controlled Fusion, 38(12A), p.181 - 191, 1996/00
被引用回数:15 パーセンタイル:47.66(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uにおいて負磁気シア配位と高三角度放電の閉込め改善領域の研究が進展した。負磁気シア放電では、負シア及び内部輸送障壁の形成により15MWのNB入射で蓄積エネルギー8.2MJ、閉込時間0.71秒、等価DT核融合出力~0.4を得た。内部輸送障壁の位置は/a~0.65と広く、放射冷却ダイバータを形成するような高密度でも維持できた。この負磁気シア配位をLHCDによって7.5秒保つことができ、定常化への見通しを得た。プラズマの三角度を増大することにより、ELMの発生限界の密度、温度を1.3~2倍に増大させることができた。この結果、1MAの完全電流駆動放電でHファクタ~2.5、規格化ベータ(
)~3を約2秒間維持することに成功した。負イオンNBの入射が1996年3月から開始され、加速電圧180kV、D
ビーム電流3.2A、入射パワー100kWのプラズマ入射に成功した。
田中 茂; 小原 祥裕; 山本 新
Fusion Technology, 91(3), p.531 - 539, 1991/05
中性粒子入射装置を用いてトカマクのプラズマ電流分布制御を実現するために、ビーム分布制御装置を提案し、その概念と技術的根拠を示した。イオン源より引き出されたイオンビームを、中性化セルに入射する前に、ビーム分布制御装置を用いて磁気的に偏向することで、その軌道を制御する。本ビーム分布制御システムを用いれば、ビーム入射中に中性粒子入射電力を変えることなく、トーラスプラズマの位置で、中空分布から中心集中分布まで、各種のビーム強度分布を得ることができる。
岡野 邦彦*; 山本 新; 杉原 正芳; 藤沢 登
JAERI-M 87-209, 45 Pages, 1988/01
国際協力で設計が進められている次期核融合実験装置INTORにおける中性粒子入射電流駆動法の可能性とその性能をINTORベンチマークテストパラメータを使って調べた。電流駆動効率の様々なパラメータ依存性を計算し、500keVビームのINTOR設計における可能性を明らかにしている。ビーム駆動電流の空間分布についても計算した。その結果、フレキンブルな電流分布制御性能が確かめられた。また完全定常運転用のビームシステムはそのまま準定常運転のトランスフォーマ再充電時用としても利用できることも明らかになった。
岸本 泰明; 濱松 清隆; 福山 淳*; 伊藤 早苗*; 伊藤 公孝
Nuclear Fusion, 27(4), p.549 - 567, 1987/04
被引用回数:2 パーセンタイル:10.05(Physics, Fluids & Plasmas)ICRF波を用いての電流駆動が、アンテナ系とプラズマ系との接合性を考慮することにより総合的に解析された。従来の局所的な駆動計算と異なり、運動論的効果と現実的な境界条件の下で波動伝搬が解かれ、それが準線形理論の範囲内で速度空間1次元のFokker-Planck方程式の計算と結合されている、。この計算システムでは電流駆動の総合効率(全駆動電流/全投入エネルギー(RF))と共に電流・吸収等の空間分布を決定することができ、本論文ではJFT-2M中型トカマク装置において、速波よりモード変換されたIon-Bernstein波による電流駆動効率のプラズマパラメータ依存性、さらに全アンテナ本数や間隔等のアンテナ設置条件の変化による効率の依存性等が詳細に調べられている。中型トカマク装置では駆動電流が空洞共鳴の影響を強く受けることや、アンテナ間の間隔に効率が特に強く依存すること等が明らかにされている。