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Determination of thorium and uranium in activated concrete by inductively coupled plasma mass spectrometry after anion-exchange separation

陰イオン交換分離-ICP質量分析法による放射化コンクリート中のトリウム及びウランの定量

加藤 金治; 伊藤 光雄; 渡部 和男

Kato, Kaneharu; Ito, Mitsuo; Watanabe, Kazuo

原子炉の解体に伴って大量に発生する放射線遮蔽コンクリートを合理的かつ安全に処分するためには、その廃棄物の放射能インベントリーを正確に評価することが重要である。放射能インベントリー評価法開発の一環として、ここでは、Sr-90の極微量放射能量評価のため、その親元素であるTh及びUの高感度定量法を確立した。確立した定量法は、試料を酸分解し、陰イオン交換分離後、誘導結合プラズマ-質量分析(ICP-MS)する方法である。本法におけるTh及びUの検出限界(3$$sigma$$,n=10)は、それぞれ2.26及び1.77pptであり、放射化コンクリート実試料中の5ppm程度のTh及び1ppm程度のU定量の繰り返し再現精度は共に変動係数7%以下であった。

no abstracts in English

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