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Characterization of defects in silicon carbide irradiated with high energy particles

粒子線照射炭化珪素半導体中の欠陥の評価

伊藤 久義; D.Cha*; 磯谷 順一*; 河裾 厚男; 大島 武; 岡田 漱平; 梨山 勇

Ito, Hisayoshi; D.Cha*; Isoya, Junichi*; Kawasuso, Atsuo; Oshima, Takeshi; Okada, Sohei; Nashiyama, Isamu

電子線や原子炉中性子を照射した六方晶炭化珪素(6H-SiC)半導体単結晶における欠陥の構造とアニール挙動を電子スピン共鳴(ESR)法を用いて調べた。照射n型6H-SiCにおいては、照射欠陥に起因する3種類のESR信号(NA,NB,NC)を見い出した。一方、照射p型6H-SiCでは、2種類のESR信号(PA,PB)が検出された。解析の結果、NA及びPA信号は同一の欠陥(Si単一空孔)に起因することが解った。NB,NC信号は、電子スピン2個の微細相互作用により説明でき、各々Si空孔-格子間原子対、二重空孔に起因すると推測される。PB信号については、$$^{29}$$Si核スピンとの超微細相互作用による構造が観測された。角度依存性等の解析の結果より、PB中心はC単一空孔であると結論できる。また、等時アニールの結果、NB,NC中心は各々約800$$^{circ}$$C、約200$$^{circ}$$C、PB中心は約150$$^{circ}$$Cで消失することが解った。

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