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Pulsed NMR study of radiation polymerization and crosslinking of n-isopropylacrylamide

放射線重合によるポリマーのパルスNMRによる架橋構造の研究

Safranj, A.; 吉田 勝; 大道 英樹; 片貝 良一*

Safranj, A.; Yoshida, Masaru; Omichi, Hideki; Katakai, Ryoichi*

N-イソプロピルアクリルアミド(NIPAAm)を水の存在下で放射線重合させた時、自己架橋型のポリマーゲルが形成してくることを見い出した。この架橋構造をパルスNMRから得られるT$$_{2}$$ spin-spin緩和時間曲線を用いて検討した。低分子で自由度の大きなポリマーの場合、T$$_{2}$$は秒のオーダーであるが、架橋ポリマー或いは高い結晶性をもつポリマーでは、この値はmsec$$sim$$$$mu$$secのオーダーにまで減少する。NIPAAmモノマーの指数関数的な減衰曲線(T$$_{2L}$$)は1秒のオーダーであった。0.03$$sim$$0.1kGyの照射範囲におけるT$$_{2L}$$は100msecまで減少した。別途行ったゲル率の値から、この範囲で得られるポリマーは直鎖状からなることがわかっている。しかし、照射線量が、0.1kGy以上になると、NMRの曲線は2つの成分、すなわち、直鎖状ポリマー(T$$_{2L}$$)と架橋ポリマー(T$$_{2S}$$)に分離した。この架橋ポリマー成分の出現は、ゲル率の測定から得られた結果とよく一致した。

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パーセンタイル:71.9

分野:Chemistry, Physical

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