周方向貫通欠陥付3インチ口径炭素鋼配管の延性破壊挙動

Ductile fracture behavior of 3-inch diameter carbon steel piping with a circumferential through-wall crack under bending load

中城 憲行; 柴田 勝之; 鬼沢 邦雄 ; 川村 隆一; 大場 敏弘; 宮園 昭八郎

not registered; Shibata, Katsuyuki; Onizawa, Kunio; not registered; Oba, Toshihiro; Miyazono, S.

軽水炉圧力バウンダリ配管の構造安全設計に漏洩先行破損(LBB)概念を適用するに当っては、配管の破壊条件やき裂開口面積等の破壊挙動を明らかにしておく必要がある。原研ではLBB研究の一環としてステンレス鋼配管およびSTS42炭素鋼配管の曲げ荷重下での破壊試験を進めている。本報告書は、小口径炭素鋼配管の破壊挙動を明らかにするため室温大気中に於いて貫通欠陥付3インチ口径STS42炭素鋼配管の4点曲げ試験を実施した結果および実断面応力基準の適用性、J-R曲線、き裂開口面積等の評価をまとめたものである。実断面応力基準の適用性について検討した結果、安全側評価となっていることが明らかとなった。

no abstracts in English