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Crystal and magnetic structure in the itinerant 5$$f$$ antiferromagnet UCr$$_2$$Si$$_2$$

遍歴5$$f$$電子系反強磁性体UCr$$_2$$Si$$_2$$の結晶構造及び磁気構造

松田 達磨; 目時 直人   ; 芳賀 芳範   ; 池田 修悟; 金子 耕士; 山本 悦嗣  ; 大貫 惇睦

Matsuda, Tatsuma; Metoki, Naoto; Haga, Yoshinori; Ikeda, Shugo; Kaneko, Koji; Yamamoto, Etsuji; Onuki, Yoshichika

UT$$_2$$X$$_2$$(T: 遷移金属,X: Si, Ge)は、強相関電子系化合物として系統的に研究がなされているが、その中でUCr2$$_2$$Si$$_2$$は、ネール温度30Kの反強磁性体である。われわれはこの物質について初めて単結晶育成を行い、物性を調べてきた。その結果輸送特性から新たに$$T_a$$=210Kにおいて構造相転移を示唆する結果を得た。このことから、中性子回折実験により結晶構造及び低温秩序相における磁気構造を調べた。その結果、高温の正方晶から$$T_a$$以下において三斜晶へ転移することがわかった。さらに転移は一次転移を示唆するヒステリシスを持つことがあきらかとなった。また磁気構造は$$Q$$=[-1/2, 1/2, 0]の反強磁性秩序であることがわかった。このことは、これまでにUT$$_2$$X$$_2$$では見られなかった磁気構造である。

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分野:Physics, Condensed Matter

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