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Pulse radiolysis study on reactions of a hydrated electron with europium(III); Aminopolycarboxylate complexes in aqueous perchlorate media

パルスラジオリシス法による過塩素酸塩溶液中での水和電子とユウロピウム(III); アミノポリカルボン酸錯体との反応の研究

永石 隆二 ; 木村 貴海 ; 吉田 陽一*; 古澤 孝弘*; 田川 精一*

Nagaishi, Ryuji; Kimura, Takaumi; Yoshida, Yoichi*; Kozawa, Takahiro*; Tagawa, Seiichi*

ユウロピウム(III)の還元に及ぼす配位状態の影響を解明するため、パルスラジオリシス法により水和電子とアミノポリカルボン酸錯体との反応の速度定数を測定した。ここで、錯体の内圏水和数が異なる9種類のアミノポリカルボン酸を用い、錯体の水和数や安定度定数,酸化還元電位と速度定数との線形関係を見いだした。このような錯体の還元機構を明らかにするため、速度定数の温度依存性により反応の活性化パラメータを評価し、ユウロピウムの3価/2価間の配位状態変化に伴う配位子の再配向が反応に直接反映していること、つまり、反応に対する支配因子がエントロピー項であることを明らかにした。さらに、速度定数のイオン強度依存性により還元機構における拡散過程について検討した。

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分野:Chemistry, Physical

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