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Characterizatin of Au Schottky contacts on p-type 3C-SiC grown by low pressure chemical vapor deposition

減圧CVD法により作製したAu/p型3C-SiCのショットキー特性

児島 一聡; 吉川 正人; 大島 武; 伊藤 久義; 岡田 漱平

Kojima, Kazutoshi; Yoshikawa, Masahito; Oshima, Takeshi; Ito, Hisayoshi; Okada, Sohei

今回、p型3C-SiCについてAu/p-型3C-SiCショットキー接合を作製し、その特性について調べた。3C-SiCのショットキー接合に関して、n型については良好なショットキー特性が得られている。一方、p型については結晶性の劣化により良好なショットキー特性が得られていなかった。p型3C-SiCは縦型減圧CVD装置を用いて作製した。成長条件は、水素、シラン、プロパン流量がそれぞれ2.0slm,0.5sccm,0.52sccm,反応管内圧力100Torr、基板温度1300$$^{circ}C$$で行った。また、p型のドーパントとしてAlを成長中にドープした。この結晶を用いて、Auをショットキー電極としてAu/p型3C-SiCショットキー接合を形成し、その特性を調べた。電流-電圧特性を調べたところ、p型3C-SiCで初めて良好なショットキー特性が得られ、得られた最大の逆方向耐電圧は42Vであった。また、Au/p型3C-SiCショットキー接合の障壁高さを電流-電圧特性測定、キャパシタンス測定、XPS測定から見積もったところ、それぞれ1.12$$pm$$0.12eV,1.11$$pm$$0.16eV,1.40$$pm$$0.15eVと見積もられた。これらの値はすでに見積もられているn型3C-SiCのAuショットキー障壁高さから予測される値と一致しており、このことからp型3C-SiCについてAuショットキー障壁高さを実験的に初めて求めることができた。

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