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X-ray diffraction investigation of the hexagonal-fcc structural transition in yttrium trihydride under hydrostatic pressure

X線回折による静水圧下におけるイットリウム3水素化物のhexagonal-fcc構造相違転移の研究

町田 晃彦; 大村 彩子; 綿貫 徹; 池田 隆司; 青木 勝敏; 中野 智志*; 竹村 謙一*

Machida, Akihiko; Omura, Ayako; Watanuki, Tetsu; Ikeda, Takashi; Aoki, Katsutoshi; Nakano, Satoshi*; Takemura, Kenichi*

本研究ではイットリウム水素化物における圧力誘起構造相転移について、ダイヤモンドアンビルセルを用いて高圧下放射光X線回折実験を行うことにより詳細に調べた。そしてhexagonal-fcc構造相転移が11GPaから20GPaの広い圧力範囲に渡る中間領域を経て可逆的に起こることを確かめた。中間領域の回折パターンはこれまで報告されていたようなhexagonal相とfcc相の単純な二相共存状態では再現することができず、観測されたhexagonal-fcc構造相転移がもっと複雑な相転移であることを明らかにした。また、イットリウム3水素化物のhexagonal相について状態方程式を決定し、体積弾性率が他の希土類金属水素化物のものと同程度になることを明らかにした。本論文ではX線回折実験により得られたデータをもとに圧力誘起構造相転移について議論している。

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パーセンタイル:86

分野:Physics, Condensed Matter

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