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$$gamma$$$$beta$$線混合場での電子ポケット線量計の適応性

Applicability of electronic pocket dosimeter in $$gamma$$-beta mixed fields

高橋 聖 ; 関口 真人; 橘 晴夫 ; 星 慎太郎; 吉澤 道夫  ; 加藤 徹*; 山口 明仁*

Takahashi, Masa; Sekiguchi, Masato; Tachibana, Haruo; Hoshi, Shintaro; Yoshizawa, Michio; Kato, Toru*; Yamaguchi, Akihito*

従来、原子力科学研究所では$$gamma$$$$beta$$線混合場の作業の線量管理には熱ルミネセンス線量計(TLD)を補助線量計として多く使用してきた。今回、$$gamma$$$$beta$$線同時測定が可能なアロカ社製70$$mu$$m線量当量対応形電子ポケット線量計(EPD)について、$$beta$$線に対するエネルギー特性試験及び実作業環境場における70$$mu$$m線量当量のTLD(UD-808型)との比較測定を行った。EPDの$$beta$$線エネルギー特性試験は原科研放射線標準施設の$$beta$$線標準照射場において行った。実作業環境場でのEPDとTLDの比較は、使用済燃料取扱施設でEPD, TLD及び原科研において被ばく管理上の基本線量計として使用しているガラス線量計を同時に胸部に装着し、各線量計による70$$mu$$m線量当量を測定して行った。EPDの$$beta$$線のエネルギー特性は、残留最大エネルギー0.5MeV$$sim$$2.2MeVで$$pm$$30%の許容範囲内に収まっていることが確認できた。また、実作業環境場での70$$mu$$m線量当量の測定結果について、EPDの方がTLDよりも基本線量計であるガラス線量計に近い指示値を示した。EPDは、線量の表示や内蔵メモリーによる時系列データの取込み等の機能面に優れており、また取扱が容易であることから、$$gamma$$$$beta$$線混合場の作業における線量管理について有用であると考えられる。

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