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ポストゲノム研究用アクティブポリマーモノリスの創製を目指して

Development of active polymer monoliths for proteomics

梅村 知也*; 脇田 佳典*; 小島 徳久*; 植木 悠二; 片貝 秋雄; 玉田 正男; 角田 欣一*; 原口 紘き*

Umemura, Tomonari*; Wakita, Yoshinori*; Kojima, Norihisa*; Ueki, Yuji; Katakai, Akio; Tamada, Masao; Tsunoda, Kinichi*; Haraguchi, Hiroki*

ポストゲノム研究の進展に伴い、低圧力損失でありながら高分離能を有するモノリスカラムの需要はさらに高まると予想される。カラムサイズや固定相の種類を増やし需要への対応を図るため、内径 250$$mu$$m以下や内径1mmのカラム,疎水性度の異なる逆相モノリスや、交換容量の異なる陽イオン交換及び陰イオン交換モノリス、を作製した。これらのカラムによる、100倍速でのアルキルベンゼンの高速分離,タンパク質やペプチドの分離例を紹介する。また、有機ポリマーモノリスは、モノマー溶液をカラムの細管内に満たし、熱重合で作製する。しかし、カラムの均一な加熱が困難なため、均一なモノリス層の作製が困難である。そのため、加熱することなくカラム全体で均一な重合が可能である放射線重合を利用してモノリスを作製し、モノリス形状の精密制御し、モノリス表層の高機能化を行った。その結果、放射線重合により作製したモノリス層には、熱重合において観察される20$$mu$$m程度の大きさの空隙はなく、より均質なモノリス層を形成することができた。このときの理論段高は30$$mu$$mとなり、熱重合(理論段高: 40$$mu$$m)と比較して1.3倍高い分離能を得ることができた。

no abstracts in English

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