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静電加速器の運転状況

Operation of the electrostatic accelerators at TIARA

水橋 清; 宇野 定則; 大越 清紀 ; 千葉 敦也; 山田 圭介; 齋藤 勇一; 石井 保行; 佐藤 隆博; 横田 渉; 北野 敏彦*; 高山 輝充*; 織茂 貴雄*; 金井 信二*; 大前 昭臣*; 江夏 昌志*; 青木 勇希*; 山田 尚人*

Mizuhashi, Kiyoshi; Uno, Sadanori; Okoshi, Kiyonori; Chiba, Atsuya; Yamada, Keisuke; Saito, Yuichi; Ishii, Yasuyuki; Sato, Takahiro; Yokota, Wataru; Kitano, Toshihiko*; Takayama, Terumitsu*; Orimo, Takao*; Kanai, Shinji*; Omae, Akiomi*; Koka, Masashi*; Aoki, Yuki*; Yamada, Naoto*

平成18年度のTIARA施設3台の静電加速器は順調に稼動し、計画されたイオン照射実験のうち、ユーザー側の都合で中止したものを除きすべての実験を終了した。18年度の年間運転時間はタンデム加速器,シングルエンド加速器,イオン注入装置について、それぞれ1959.6時間,2498.6時間,1898.9時間であり、照射件数は増えたがほぼ例年並の運転時間であった。当年度は故障やトラブルの発生件数が比較的少ない年であったが、制御用計算機やRFイオン源用発振回路に使用されているコンデンサーのパンクやショートを原因とする故障が発生した。タンデム加速器の整備ではスライド機構付チェーンモータ用固定板の改造を行い、ペレットチェーンが高速で回転することによって発生する塵埃(タンク内の煤化)を大幅に改善した。シングルエンド加速器では、従来のポリプロピレン製のRF電極支持具では内在する気泡部分での放電によって加熱損傷が多発したため、気泡の有無を確認できる透明性の良いポリカーボネイト製の支持具に交換して損傷防止の効果を上げた。イオン注入装置の新ビーム開発ではビーム利用者から希望があったGeイオン5$$mu$$A程度を安定に生成することに成功した。

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