がん診断・治療における新規放射性核種の有用性

Usefullness of new radioisotopes for daiagnosis and treatment of cancer

飯田 靖彦*; 花岡 宏史*; 吉岡 弘樹*; 宮久保 満之*; Paudyal, B.*; 樋口 徹也*; 織内 昇*; 遠藤 啓吾*; 片渕 竜也*; 石岡 典子; 渡辺 智; 渡邉 茂樹; 松橋 信平

Iida, Yasuhiko*; Hanaoka, Hirofumi*; Yoshioka, Hiroki*; Miyakubo, Mitsuyuki*; Paudyal, B.*; Higuchi, Tetsuya*; Oriuchi, Noboru*; Endo, Keigo*; Katabuchi, Tatsuya*; Ishioka, Noriko; Watanabe, Satoshi; Watanabe, Shigeki; Matsuhashi, Shimpei

近年、がん診断におけるF標識グルコース(F-FDG)の有用性が明らかとなり、多数の施設においてPETによる画像診断が行われるようになっている。しかしながら、現在PETに用いられている放射性同位元素はいずれも半減期が短く、その利用には制限があるのが現状である。そこで、製薬会社において製造し、医療現場への供給が可能な半減期を有する新規PET用核種の製造とそれを用いた放射性薬剤の開発・有効性の確認に関する研究を進めている。本シンポジウムにおいては、新規核種として開発を進めている、Cu, Cu, Br, Luについて、それぞれの核種の特徴及び研究開発の進捗を紹介する。

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