検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

抗体を用いた分泌性タンパク質の機能及び構造解析

Functional and structural analysis of secreted protein by complexation with an antibody fragment

玉田 太郎; 新井 栄揮; 正山 祥生; 本庄 栄二郎; 黒木 良太

Tamada, Taro; Arai, Shigeki; Shoyama, Yoshinari; Honjo, Eijiro; Kuroki, Ryota

タンパク質の立体構造情報が集積される一方で、受容体のような膜タンパク質の構造情報は遅れがちである。細胞の表層に発現する受容体は、創薬における重要な標的であることが知られるが、その多くは一般的に不安定でプロテアーゼ消化されやすく、付加した糖鎖による不均一性から構造解析の対象となりにくかった。そこでわれわれはこれらのタンパク質を効果的に結晶化させるため、抗体、特にFabフラグメントとの共結晶化研究を行っている。Fabとの共結晶化では、複合体化による目的タンパク質の安定化,Fab分子による目的タンパク質の結晶化促進,既知のFab構造の位相情報を利用した迅速な構造決定などが期待できる。さらに抗体自身は医薬品や診断薬としての重要な用途があるため、抗原のエピトープ決定や抗体の高機能化などにおいて産業応用面においても重要な研究である。本発表ではわれわれの抗体を用いた結晶化研究で得られたさまざまな知見について紹介する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.