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Simulation study on biologically significant DNA damages difficult to repair

生物影響上重要な修復困難なDNA損傷に関するシミュレーション研究

斎藤 公明  ; 渡辺 立子; 樋口 真理子; 大内 則幸; 赤松 憲; 木名瀬 栄   

Saito, Kimiaki; Watanabe, Ritsuko; Higuchi, Mariko; Ouchi, Noriyuki; Akamatsu, Ken; Kinase, Sakae

修復困難なDNA損傷に特に注目して、DNA損傷生成過程と修復過程の研究を行ってきた。DNA損傷生成過程については、放射線によるエネルギー付与,ラジカルの生成・拡散と化学反応,DNA損傷の生成までの一連の過程をモンテカルロ法を用いてシミュレーションしている。平成16年度以降は、陽子線からウランイオンまでの任意の粒子線に対するシミュレーションが可能なコードを開発し、このコードを用いてヘリウムイオン,炭素イオン等を対象としたシミュレーションを既に実施し、高LET放射線によるDNA損傷の特徴を明らかにした。DNA修復過程に関しては、分子動力学計算を用いて損傷DNAと修復酵素の相互作用メカニズムの研究を行ってきた。平成16年度以降は、2つの損傷がDNA上に近接して存在するクラスター損傷に注目して研究を進め、クラスター損傷の修復されにくさの要因の一部を明らかにした。

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