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Induction of mutations affecting pollen formation by ion beam irradiation to ${it Lilium}$ $$times$$ ${it formolongi}$ hort (cv. White Aga)

新テッポウユリ(品種:ホワイト阿賀)へのイオンビーム照射による突然変異誘発が花粉形成に与える影響

近藤 正剛*; 小池 洋介*; 奥原 宏之*; 小田 正之*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 小林 仁*

Kondo, Masayoshi*; Koike, Yosuke*; Okuhara, Hiroyuki*; Oda, Masayuki*; Hase, Yoshihiro; Yoshihara, Ryohei; Kobayashi, Hitoshi*

ユリは、我が国における切り花の粗生産額でキク,バラについて第3位の地位を占め、球根出荷量でもチューリップに次ぐ第2位であり、園芸植物として重要な花卉である。新潟県農業総合研究所では、アグロバクテリウム法によるユリの形質転換系を確立し、花色改変による新品種の作出に取り組んでいる。遺伝子組み換えにより作出した植物を普及するためには、花粉の飛散による環境への遺伝子拡散を管理しなくてはならないため、雄性不稔であることが望ましい。そこで、ユリの不稔化を目的として、組織培養系とイオンビーム照射を組合せた突然変異育種による共同研究を進めている。テッポウユリ(品種:ホワイト阿賀)のカルスに、100MeVのヘリウムイオンビームを0から2Gy照射したものを育成し、葯の形態異常によって花粉が少ない10個体を選抜した。このうち、0.8Gy照射したものから得られた変異体は、葯が捻れて花粉が少ないほかは、ホワイト阿賀と同様の形質を示した。今後、この変異体について花粉の稔性を調査する予定である。

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