Development of dose monitoring system applicable to various radiations

多粒子対応型高性能次世代放射線モニタの開発

佐藤 達彦   ; 佐藤 大樹   ; 遠藤 章   

Sato, Tatsuhiko; Satoh, Daiki; Endo, Akira

高エネルギー加速器施設、マイナーアクチノイド(MA)を含む核燃料の製造及び再処理工程における放射線安全を確保するために、幅広い範囲の強度・エネルギーを持つ中性子・光子による線量及びエネルギースペクトルを高精度かつ高感度に測定可能な可搬型の次世代放射線モニタDARWIN-Pを開発している。DARWIN-Pの高エネルギー中性子に対する応答特性,新たに開発したスペクトル導出アルゴリズムを用いたエネルギースペクトル測定機能を評価するために、TIARAの60MeV準単色中性子場を用いた照射実験を実施した。その結果、開発したスペクトル導出アルゴリズムを用いた解析により、照射場のエネルギースペクトルを再現できることがわかった。これより、DARWIN-Pを用いることにより、中性子のエネルギースペクトルを短時間で測定できると考えられる。

We installed the function for estimating the energy spectrum into our developing dose monitoring system applicable to various radiations. The accuracy of neutron spectrum estimated by this system was well verified in quasi-monoenergetic neutron fields of TIARA whose spectra are generally difficult to be estimated by conventional unfolding techniques.