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Simulation study on induction and repair of clustered DNA damage

クラスターDNA損傷の生成と修復に関するシミュレーション研究

斎藤 公明  ; 渡辺 立子; 樋口 真理子

Saito, Kimiaki; Watanabe, Ritsuko; Higuchi, Mariko

修復されにくいクラスターDNA損傷が放射線生物影響上重要であると考えられてきたが、クラスター損傷の実体に関してはまだ十分に解明が行われていない。原子力機構では、クラスター損傷の生成・修復機構の解明に貢献するため、シミュレーション計算を用いた研究を実施している。この中で、線質(放射線の種類・エネルギー)と損傷スペクトル(損傷の種類と収率)の関係を明らかにするためのモンテカルロ計算,クラスター損傷DNAが修復され難い原因を明らかにするための分子動力学計算を進めてきた。本講演ではおもに2007$$sim$$2008年に得られた成果をまとめて発表する。前者のシミュレーションについては、DNAの高次構造が損傷生成に与える影響について、後者のシミュレーションについては、DNAの構造変化が修復に与える影響についてそれぞれ得られた新しい知見について紹介し議論を行う。

no abstracts in English

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