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中性子移行反応を用いた$$^{248,250,252}$$Cfのインビーム$$gamma$$線分光

In-beam $$gamma$$-ray spectroscopy of $$^{248,250,252}$$Cf using neutron-transfer reactions

高橋 竜太; 石井 哲朗  ; 長江 大輔; 浅井 雅人  ; 塚田 和明  ; 豊嶋 厚史; 石井 康雄; 松田 誠  ; 静間 俊行; 牧井 宏之*; 牧嶋 章泰*; 小川 雅生*; 河野 俊之*

Takahashi, Ryuta; Ishii, Tetsuro; Nagae, Daisuke; Asai, Masato; Tsukada, Kazuaki; Toyoshima, Atsushi; Ishii, Yasuo; Matsuda, Makoto; Shizuma, Toshiyuki; Makii, Hiroyuki*; Makishima, Akiyasu*; Ogawa, Masao*; Kono, Toshiyuki*

原子力機構東海タンデム加速器施設において、中性子移行反応を用いた$$^{248,250,252}$$Cfのインビーム$$gamma$$線分光を行い、基底回転バンドをそれぞれ10$$^{+}$$, 12$$^{+}$$, 10$$^{+}$$まで確立した。ビームと標的には、それぞれ$$^{18}$$Oと$$^{249,250,251}$$Cf(63%, 13%, 24%)を用いた。核子移行反応で生成された原子核は、Si $$Delta E$$-$$E$$検出器を用いて、散乱粒子の原子番号と質量数を分離するとともに運動エネルギーから$$Q$$値を選択することにより同定した。Cf標的は厚さ0.8mg/cm$$^{2}$$のAlフォイルに電着して作製した。標的は比放射能が高いために、標的サイズを0.8mm$$phi$$、厚さ0.45mg/cm$$^{2}$$にし、放射能強度を1.4MBqに押さえた。標的の総量は2$$mu$$gである。標的自身の放射能のために、高計数率下での$$gamma$$線測定となるが、本実験の成功により、$$simmu$$gしか入手できない標的や、比放射能の高い標的に対しても、インビーム$$gamma$$線分光を行えることを実証した。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

日本物理学会第64回年次大会

開催年月

 :

2009/03

開催都市

 :

東京

開催国

 :

日本

キーワード

 :

no keyword

特許データ

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PDF

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論文URL

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研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

タンデム加速器  

広報プレスリリース

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論文解説記事
(成果普及情報誌)

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受委託・共同研究相手機関

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東京工業大学

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