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室温で発光する液体金(I)錯塩の分光特性

Spectroscopic studies of luminescent gold(I) complex salts forming liquids at room temperature

青柳 登; 榛葉 祐介; 下条 晃司郎; 長縄 弘親; 泉岡 明*

Aoyagi, Noboru; Shinha, Yusuke; Shimojo, Kojiro; Naganawa, Hirochika; Izuoka, Akira*

金(I)錯体は高効率なりん光を発するために興味深い材料である。研究の対象とされるのは通常固体であり、ジシアニド錯体が水溶液中でオリゴマー生成することが研究されている他には溶液中における発光挙動とAu-Au間距離の関係(例えば、オリゴマー生成によって吸収あるいは励起バンドが赤方偏移したり、新しいピークが出現したりする)が明らかになっているものは希少である。本研究では室温で青白く発光するジチオシアナト金錯体を含むイオン液体の定常光による3次元発光分光の結果、励起波長と蛍光波長のピークがどちらも異なる位置にあることがわかった。配位子の軌道や配位数,距離や角度といった立体的配座、さらには相互作用しうる金原子の配置などの要因が複核励起錯体の発光を担う分子軌道に影響するが、この結果は溶液中でとりうる複雑な構造やそれらの交換反応によってHOMO-LUMOギャップが多様に変化しうることを示唆する。同時に低温において観測されるりん光ピーク(ストークスシフト$$sim$$240nm)は室温では消失し、同時に励起波長が赤方偏移し発光波長が青方偏移することがわかった。

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