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Neutron, photon and proton energy spectra at high altitude measured using a phoswich-type neutron detector

ホスウィッチ型検出器を用いた高々度における中性子・光子及び陽子スペクトル測定

高田 真志*; 矢島 千秋*; 保田 浩志*; 佐藤 達彦   ; 中村 尚司*

Takada, Masashi*; Yajima, Kazuaki*; Yasuda, Hiroshi*; Sato, Tatsuhiko; Nakamura, Takashi*

航空機乗務員の被ばく線量を実測により評価するためには、1MeV以上の高エネルギー中性子スペクトルを測定することが重要となる。そのために、液体シンチレータとプラスチックシンチレータを組合せ、中性子による信号とそれ以外の放射線による信号を弁別可能なフォスウィッチ型検出器を製作した。また、その検出器からの信号を解析するため、12bit$$cdot$$500MHzのフラッシュADCを搭載したDAQシステムを開発した。開発したDAQシステムの最大適応計数率は約350/秒であり、航空機高度における中性子を測定するためには十分な性能を有する。この測定システムを航空機に搭載し、日本上空(北緯42度,高度11km付近)の中性子スペクトルを測定した。その結果、開発したシステムは、陽子と中性子による信号を明確に弁別できるものの、高エネルギー電子による信号と中性子による信号を的確に弁別できないことがわかった。現在、この問題の対処法を検討中であり、会議では、日本上空の中性子スペクトルを報告する予定である。

In this study, we carried the phoswich-typed neutron detector on the business jet, and measured neutron energy spectrum above Japan.

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パーセンタイル:23.49

分野:Nuclear Science & Technology

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