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イオンビームによるキクの新規群馬オリジナル品種の開発

Development of new Gunma original variety of chrysanthemum by ion beam irradiation

岡田 智行*; 池田 洋*; 大野 豊; 吉原 亮平; 長谷 純宏; 鳴海 一成

Okada, Tomoyuki*; Ikeda, Hiroshi*; Ono, Yutaka; Yoshihara, Ryohei; Hase, Yoshihiro; Narumi, Issei

群馬県農業技術センターが開発したコギク品種「小夏の風」の葉片培養体にイオンビームを照射することで、エネルギー及び線量が植物体再生に及ぼす影響を調査し、変異誘導に適した照射条件を検討した。その結果、220MeV $$^{12}$$C$$^{+5}$$では、0.5Gy以上で植物体再生率が下がり始め、2Gyでは植物体の再生率が3.3%であった。一方、320MeV $$^{12}$$C$$^{+6}$$では、0.1Gyで再生率が23.7%と大きく下がり、2Gyでは1.7%まで下がった。$$^{12}$$C$$^{+6}$$では植物体再生に及ぼす影響が極めて強いことから、「小夏の風」へのイオンビーム照射には$$^{12}$$C$$^{+5}$$の方が適していると考えられた。

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