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ISSのロシア棟Pirs外壁で13ケ月間宇宙曝露(Biorisk実験)したヒョウタンゴケの胞子は発芽した

Spore of Funaria hygrometrica (moss) which exposed on the outer wall of the Pirs docking node of ISS for 13 months germinated

高橋 裕一*; 柴田 晋平*; 横山 潤*; 橋本 博文*; 横堀 伸一*; 山岸 明彦*; 河口 優子*; Gusev, O.*; 鳴海 一成; 佐藤 勝也; Sychev, V.*; Novikova, N.*; Levinskikh, M.*; 杉本 学*

Takahashi, Yuichi*; Shibata, Shimpei*; Yokoyama, Jun*; Hashimoto, Hirofumi*; Yokobori, Shinichi*; Yamagishi, Akihiko*; Kawaguchi, Yuko*; Gusev, O.*; Narumi, Issei; Sato, Katsuya; Sychev, V.*; Novikova, N.*; Levinskikh, M.*; Sugimoto, Manabu*

「生命は星から星へ移動することができるか」という課題を検討している。そのためには生物を宇宙空間に曝露し耐性を調べることになる。まずは、加速器等を用いて地上で宇宙曝露実験に相応しい対象生物を選抜し、選抜した生物について国際宇宙ステーション(ISS)での曝露実験を行う計画を進めている。宇宙曝露実験の候補として選抜したヒョウタンゴケ胞子とクラドスポリウム胞子を、ロシアのBiorisk実験で2011年の夏から13か月間ISSのPirs外壁で宇宙曝露し、2012年の夏に地球に帰還した。ISSで13か月間宇宙曝露したヒョウタンゴケ胞子は2週間培養の時点での発芽率は3%であった。発芽の速度は対照に比べると遅かった。培養後の胞子の20%はサイズが大きくなり緑色をしていた。緑色をしているのは葉緑体が活動を始めたためで、さらに培養を続けると、これらの一部は発芽してくるものと思われる。同時に宇宙曝露したクラドスポリウムは死滅していた。

no abstracts in English

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