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医学・生物学応用のためのSi/CdTe半導体コンプトンカメラの開発

Development of Si/CdTe semiconductor Compton camera for medical and biological application

山口 充孝; 長尾 悠人; 河地 有木; 藤巻 秀; 荒川 和夫*; 神谷 富裕; 小高 裕和*; 国分 紀秀*; 武田 伸一郎*; 渡辺 伸*; 高橋 忠幸*; 鳥飼 幸太*; 島田 博文*; 中野 隆史*

Yamaguchi, Mitsutaka; Nagao, Yuto; Kawachi, Naoki; Fujimaki, Shu; Arakawa, Kazuo*; Kamiya, Tomihiro; Odaka, Hirokazu*; Kokubun, Motohide*; Takeda, Shinichiro*; Watanabe, Shin*; Takahashi, Tadayuki*; Torikai, Kota*; Shimada, Hirofumi*; Nakano, Takashi*

医学分野における近距離領域撮像用のコンプトンカメラは、散乱体を起点とした角度分解能ではなく、検出体最表面を起点とした角度分解能(実効角度分解能)を指標として検出器構成の設計を行う必要がある。また、検査・治療支援等を目的とした撮像を行う際は、撮像時間の短縮及び投与RIの減量によって、患者の身体的及び精神的負担を軽減するため、コンプトンカメラの設計には検出効率向上に重きを置く必要が生じる。そこで、CdTeが散乱体かつ吸収体となるイベント(CdTe-CdTeイベント)を取り入れることによる検出効率の大幅な向上効果と、その際の実効角度分解能を指標として検出器構成のシミュレーションによる検討を行った。これに基づいて構築したSi1枚CdTe4枚の構成を持つコンプトンカメラについて、Ba-133(356keV)の点線源を用いて検出効率と角度分解能を測定した結果はシミュレーション結果と整合した。これにより、Si/CdTeコンプトンカメラによる近接領域撮像においてCdTe-CdTeイベントを取り入れることによる検出効率の向上効果の有効性が実証できた。

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