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Applicability of iron phosphate glass medium for loading NaCl originated from seawater used for cooling the stricken power reactors

原子炉冷却に使用された海水を起源とするNaClの固化媒体としての鉄リン酸塩ガラスの適用性検討

小林 秀和 ; 天本 一平; 横澤 拓磨; 山下 照雄 ; 永井 崇之  ; 北村 直登*; 武部 博倫*; 三田村 直樹*; 都築 達也*

Kobayashi, Hidekazu; Amamoto, Ippei; Yokozawa, Takuma; Yamashita, Teruo; Nagai, Takayuki; Kitamura, Naoto*; Takebe, Hiromichi*; Mitamura, Naoki*; Tsuzuki, Tatsuya*

福島第一原子力発電所での汚染水処理により生じたスラッジの廃棄体化候補技術として、鉄リン酸塩ガラス(IPG)媒体による固化法の適用性を検討している。本報では、スラッジに含まれる海水成分であるNaClのIPG媒体への充填挙動及びガラス物性を評価するため、100g規模の基礎試験を行った。試験の結果、IPG媒体に対してNa$$_{2}$$O及びClを約19及び15mol%まで充填できた。NaCl成分の充填によりガラスの架橋構造の分断が生じることで、ガラス転移温度及び結晶化開始温度が低下する傾向が認められた。化学的耐久性については、Fe$$_{2}$$O$$_{3}$$濃度が高いIPG媒体を用いることでホウケイ酸塩系の高レベルガラスの1/10程度の浸出速度となることがわかった。

no abstracts in English

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