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iMATERIAにおける超高速集合組織測定手法の開発

Development of rapid texture measurement in iMATERIA

小貫 祐介*; 星川 晃範*; 吉田 幸彦*; 松川 健*; 石垣 徹*; 徐 平光   

Onuki, Yusuke*; Hoshikawa, Akinori*; Yoshida, Yukihiko*; Matsukawa, Ken*; Ishigaki, Toru*; Xu, P. G.

塑性変形、熱処理によって成形・調質される金属材料では、集合組織、すなわち結晶方位の配向の状態が材料の性能に大きく影響する。高い透過能を持つ中性子線を使った集合組織測定では、測定に係る体積全体の配向状態を測定できることから、その利用が期待される。従来のX線や電子線で数時間かけた測定に匹敵する、方位分解能と精度を兼ね備えた集合組織測定が、iMATERIAでは10分程度で可能となった。今回開発した手法では、広い散乱角をカバーする様々な位置にある検出器上から適切な観測点を選定し、一軸の試料回転機構で角度を数回変えて測定を行う。飛行時間法により得られる多数の反射に関する回折強度情報を有効に利用することで、従来法に比べて大幅に測定を簡素化, 迅速化することができた。今後さらに観測点の位置選定を最適化することで、より高速な測定が可能と期待される。

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