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中性子非弾性散乱の実空間ダイナミクス解析の現状

Present status of real space dynamics analysis for inelastic neutron scattering

菊地 龍弥  ; 中島 健次  ; 川北 至信  ; 脇本 秀一  ; 池内 和彦*; 藤田 全基*; 梶本 亮一  ; 稲村 泰弘  ; 鈴谷 賢太郎; 川崎 卓郎   ; 中村 充孝   ; 河村 聖子   

Kikuchi, Tatsuya; Nakajima, Kenji; Kawakita, Yukinobu; Wakimoto, Shuichi; Ikeuchi, Kazuhiko*; Fujita, Masaki*; Kajimoto, Ryoichi; Inamura, Yasuhiro; Suzuya, Kentaro; Kawasaki, Takuro; Nakamura, Mitsutaka; Kawamura, Seiko

中性子利用セクションでは、J-PARCのMLFに設置された四季、AMATERASを用いて2011年頃から中性子非弾性散乱スペクトルS(Q, E)を実空間スペクトルに変換することで、実空間におけるダイナミクスを研究している。実空間スペクトルとして空間、エネルギーともに変換したVan Hoveの時空相関関数G(r, t)と空間のみ変換したG(r, E)が基本になる。これまでに様々な物質についてこれらの関数の計算を試みている。結晶試料では主にG(r, E)解析、液体試料では主にG(r, t)解析、ガラス試料についてはその両方を行っている。また、結晶試料に関しては粉末試料だけでなく、単結晶試料の実験結果からも2次元空間のG(r, E)の計算にも成功している。発表では、これらの計算結果を紹介し解析の有意な点・問題点について議論を行う。また、解析を広める上での大きな問題になっている実空間関数の解釈の方法について広く議論を行う。

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