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TOF単結晶中性子回折計SENJUの最新状況

Latest status of SENJU, a TOF single crystal neutron diffractometer

大原 高志   ; 鬼柳 亮嗣  ; 中尾 朗子*; 宗像 孝司*; 茂吉 武人*; 森山 健太郎*

Ohara, Takashi; Kiyanagi, Ryoji; Nakao, Akiko*; Munakata, Koji*; Moyoshi, Taketo*; Moriyama, Kentaro*

J-PARC MLFのBL18に設置されたTOF-Laue型の単結晶中性子回折計SENJUは、主に低温や磁場といった極端環境下において1mm$$^{3}$$未満という小型単結晶の高効率な回折測定を目的とした装置である。SENJUでは2012年の供用開始以降、多くの一般課題を実施するとともに、より多様な試料環境下でより効率的な回折測定を実現するための試料環境の高度化を進めてきた。特に近年新たに利用可能となった試料環境機器としては、1500K以上での回折測定を可能とするニオブ高温炉や500Kまででの測定が可能な簡易型ヒーター、低温条件下で試料へ白色光を照射できるライトガイド付きパルス管冷凍機があり、加えて各種高圧試料セルについてもコミッショニングを進めている。更には、これら試料環境機器によって散乱される中性子によるバックグラウンドを低減するための振動コリメータについて、開発を進めている。本発表ではこれらの試料環境デバイスについての最新状況を示すとともに、実際に得られる構造解析例として、SENJUを用いた研究例についても紹介する。

no abstracts in English

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