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福島原発事故由来の放射性粒子に含まれる$$^{125}$$Sbと$$^{129}$$Iの定量

Determination of $$^{125}$$Sb and $$^{129}$$I in radioactive particles derived from FDNPP

松尾 一樹*; 末木 啓介*; 佐藤 志彦   ; 吉川 英樹; 箕輪 はるか*; 笹 公和*; 松中 哲也*; 松村 万寿美*; 高橋 努*; 坂口 綾*

Matsuo, Kazuki*; Sueki, Keisuke*; Satou, Yukihiko; Yoshikawa, Hideki; Minowa, Haruka*; Sasa, Kimikazu*; Matsunaka, Tetsuya*; Matsumura, Masumi*; Takahashi, Tsutomu*; Sakaguchi, Aya*

2011年3月に発生した福島第一原子力発電所事故によって、大量の放射性物質が放出された。その中で不溶性の放射性粒子が、大気浮遊塵中や土壌中から発見された。その特徴は、ケイ酸ガラス質で放射性セシウム($$^{134}$$Cs, $$^{137}$$Cs)のみが放射線源である。本研究では粒子が生成した際の放射性核種の取り込みの特徴を推定し、粒子生成プロセスにつながる情報を得るため、現在測定可能である放射性核種の定量を試みた。結果は、SbはCsと同じように取り込まれたものが存在した一方、Iの取り込みはCsとは異なっていたと分かった。このことから、粒子の放射性核種の取り込みには、核種ごとに差異が存在すると推定された。これは、粒子生成時に核種を選択する過程が存在していた可能性を示唆している。

no abstracts in English

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