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柔軟性の高いMA回収・核変換技術の開発,4; 液体Ga電極中のU及びPu固相析出挙動解明

Development of highly flexible technology for recovery and transmutation of minor actinide, 4

多田 康平  ; 北脇 慎一 ; 小藤 博英  ; 村上 毅*; 坂村 義治*

Tada, Kohei; Kitawaki, Shinichi; Kofuji, Hirohide; Murakami, Tsuyoshi*; Sakamura, Yoshiharu*

アクチニド(An)分離・変換シナリオにおいては、核変換システムに応じて様々な組成、化学形や燃焼度の燃料が想定されている。このような燃料からのAn回収法を確立し、将来起こりうる社会状況の変化にも柔軟に対応するために、乾式再処理技術を取り入れた分離技術を研究している。この分離技術では、液体ガリウム(Ga)電極を利用した革新的なMA回収方法を提案してきた。しかし、液体GaへのU及びPuの飽和溶解度は、液体Cdへのものと比較すると小さく、飽和溶解度以上に回収されたU及びPuがGa中で固相を形成し、An回収プロセスへ影響する可能性がある。そこで、本研究では、液体GaへU及びPuを飽和溶解度以上に析出させた電極をSEM/EDX観察し、固相析出状態を調べ、電解による回収への影響を検討した結果、Puを回収した試料(0.48wt%)では、Puを多く含んだ1$$mu$$m程度の粒子状の析出相がGa電極内部に多数分散して存在していることが明らかとなった。本結果より、今回の試験条件では、Anの電解による回収を阻害する可能性はないと考えられる。

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