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飛行時間法を用いたSelf-indication法による中性子共鳴温度分析

Temperature measurement using neutron self-indication method

瀬川 麻里子   ; 藤 暢輔   ; 甲斐 哲也   ; 前田 亮  ; 常山 正幸*

Segawa, Mariko; Toh, Yosuke; Kai, Tetsuya; Maeda, Makoto; Tsuneyama, Masayuki*

使用済燃料や高レベル放射性廃棄物の温度を非破壊かつ非接触で測定することは、これらの処分方策の確立に資する重要な技術である。本研究の目的は、共鳴による中性子吸収の温度依存性(ドップラ効果)に着目し、その変化量をSelf-indication法により精度よく測定することで、対象試料の温度を非破壊かつ非接触で分析する技術を確立することである。そこで、パルス中性子を生成するJ-PARCにおいてSelf-indication法を適用し、296$$sim$$765Kまで温度を変化させたTa試料の中性子共鳴幅を計測してその変化量を分析した。この結果、中性子エネルギーEn=4.28eV領域において得られた中性子共鳴のピーク形状が、試料温度に依存し変化していることを確認した。また、試料温度とピーク形状の変化量の関係が一次関数により精度よくFitting可能なことから、試料温度765K以下の領域においてSelf-indication法による温度分析が可能であるという見通しを得た。

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