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飛行時間型二次イオン質量分析法による微小試料中の$$^{135}$$Cs/$$^{133}$$Cs値測定の検討

Preliminary study of isotopic ratio of $$^{135}$$Cs/$$^{133}$$Cs for micron sized particle by ToF-SIMS

田籠 久也*; 川村 秀久*; 草野 桂一*; 土肥 輝美   ; 藤原 健壮 

Tagomori, Hisaya*; Kawamura, Hidehisa*; Kusano, keiichi*; Dohi, Terumi; Fujiwara, Kenso

東京電力福島第一原子力発電所(FDNPS)の事故により放出された放射性セシウム(Cs)の多くは森林に沈着した。環境中で放射性Csは、それを含むミクロサイズのガラス質微小粒子(CsMP)や鉱物に収着した微小粒子としても存在していることが知られている。特に、森林のリター層に残存する放射性Csは森林生態系のCs循環に影響する可能性があるため、それに含まれるこれらの微小粒子中のCsの核種組成などの特性を評価しておくことは放射性Csの挙動の把握につながる。Csには安定Csと放射性Csが存在する。それらのCs同位体比($$^{134}$$Cs/$$^{137}$$Csや$$^{135}$$Cs/$$^{133}$$Cs)は、放射性Csの起源を推定する指標になることが知られている。本研究では、リター試料中からFDNPS事故由来のCsMPを特定し、微小試料中のCs同位体比から起源推定の可能性を探ることを目的として、飛行時間型二次イオン質量分析法(ToF-SIMS)による$$^{135}$$Cs/$$^{133}$$Cs値測定を検討した。

no abstracts in English

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