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大気浮遊じんの粒径分布と放射性核種の移動性に関する研究

Study of particle size distribution of atmospheric dust and transportability of radionuclides

阿部 智久 ; 吉村 和也  ; 舟木 泰智 ; 中西 貴宏   ; 落合 伸也*; 長尾 誠也*

Abe, Tomohisa; Yoshimura, Kazuya; Funaki, Hironori; Nakanishi, Takahiro; Ochiai, Shinya*; Nagao, Seiya*

放射性核種の吸入による内部被ばく線量の評価には、空気力学的放射能中央径が重要な情報である。ICRPは想定される空気力学的放射能中央径として1$$mu$$mと5$$mu$$mをデフォルト値として勧告しているが、それぞれの空気力学的放射能中央径で換算されるCs-137の実効線量係数は1.4倍程度の違いが生じる。適切な被ばく線量評価のためには、福島第一原子力発電所の事故の影響を受けた地域で、より実際的な空気力学的放射能中央径を評価する必要がある。本研究では、特定復興再生拠点区域を調査地点とし、内部被ばく線量の評価に資する情報として空気力学的放射能中央径を評価した。

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