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JRR-3中性子ラジオグラフィ装置(TNRF, CNRF)の現状報告

Recent progress of neutron radiography facilities at JRR-3

原山 勲  ; 栗田 圭輔  ; 飯倉 寛  ; 土川 雄介 ; 甲斐 哲也   ; 篠原 武尚   ; 松林 政仁  ; 大平 直也*; 伊藤 大介*; 齊藤 泰司*

Harayama, Isao; Kurita, Keisuke; Iikura, Hiroshi; Tsuchikawa, Yusuke; Kai, Tetsuya; Shinohara, Takenao; Matsubayashi, Masahito; Odaira, Naoya*; Ito, Daisuke*; Saito, Yasushi*

研究用原子炉JRR-3では、2種類の中性子ラジオグラフィ装置を運用している。TNRF(Thermal Neutron Radiography Facility)は広い照射野(縦305mm$$times$$横255mm)と高い中性子束(1.0$$times$$10$$^{8}$$n/cm$$^{2}$$/sec)が特徴である。そのため、短時間でのCT(Computed Tomography)や高速動画撮像に有効である。一方、CNRF(Cold Neutron Radiography Facility)の中性子束は1.7$$times$$10$$^{7}$$n/cm$$^{2}$$/secとなる。TNRFに比べコントラストの高い画像が得られ、物質の密度差を詳細に調べる際に有効である。TNRFでは主にZnS/$$^{6}$$LiFの蛍光コンバータとカメラを用いたシステム、CNRFではイメージングプレートを撮影で用いる。TNRFの空間分解能は、冷却CCDカメラ(Andor製iKon-L 936)を使用して視野を70mm$$times$$70mmに調整した場合、約200$$mu$$mであった。CNRFではイメージングプレートを用いた場合、約80$$mu$$mである。いずれの装置も外部利用者の研究課題を広く募集しており、本年度採択された課題件数は、現在TNRF: 24件、CNRF: 6件である。本発表では、外部利用者受け入れ状況の詳細や、最近の装置設備や装置性能、撮像例について紹介する。

no abstracts in English

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