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Comparison of radiation-related cancer risk against baseline cancer rates in 33 countries using disability-adjusted life years (DALYs), lifetime incidence risk and lifetime mortality risks

障害調整生存年数(DALY)、生涯罹患リスクおよび生涯死亡リスクを用いた、33ヵ国におけるベースラインがんリスクに対する放射線被ばくによるがんリスクの比較

廣内 淳 ; 鯨岡 郁雄; 高原 省五  ; 高田 モモ*; Schneider, T.*; 甲斐 倫明*

Hirouchi, Jun; Kujiraoka, Ikuo; Takahara, Shogo; Takada, Momo*; Schneider, T.*; Kai, Michiaki*

異なる要因によるリスクを比較できるリスク指標は、国民の理解を深める上で有用である。国際放射線防護委員会(ICRP)は、低線量における放射線被ばくによる健康影響を定量化するために"デトリメント"という概念を開発した。しかし、デトリメントは放射線分野に特有のものであり、他のリスクと単純に比較することはできない。そこで本研究では、公衆衛生分野等で利用されるリスク指標(障害調整生存年数(DALY)、生涯罹患リスク、生涯死亡リスク)に着目し、放射線被ばくによるそれらのリスク指標を33カ国間で計算した。全固形がんの生涯死亡・罹患リスクとDALYは、国によって男性で1.5-2.0倍、女性で1.2-1.5倍の差が見られ、これらの値は発展途上国ほど低いことが示された。さらに、各部位のリスク指標値の大小関係はデトリメントと同様の傾向を示し、これらのリスク指標値はデトリメントの代替指標として利用できる可能性を示した。

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分野:Environmental Sciences

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