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$$^{238}$$U M$"o$ssbauer study of UPt$$_{3}$$

UPt$$_{3}$$$$^{238}$$Uメスバウアー分光

筒井 智嗣; 中田 正美  ; 那須 三郎*; 芳賀 芳範   ; 山本 悦嗣  ; 木村 憲彰*; 大貫 惇睦

Tsutsui, Satoshi; Nakada, Masami; Nasu, Saburo*; Haga, Yoshinori; Yamamoto, Etsuji; Kimura, Noriaki*; Onuki, Yoshichika

重い電子系超伝導化合物UPt$$_{3}$$について$$^{238}$$Uメスバウア分光を行った。UPt$$_{3}$$の超伝導転移温度は0.5Kであり、中性子散乱だけで5Kにおいて反強磁性秩序が観測されている。帯磁率は常磁性状態25K付近で極大を示し、UPd$$_{2}$$Al$$_{3}$$やURu$$_{2}$$Si$$_{2}$$同様、その温度(Tx$$_{max}$$)は重い電子の形成と相関があると考えられている。測定したすべての温度のスペクトルで磁気分裂と四極子分裂が観測された。スペクトルの温度変化はTx$$_{max}$$付近で最もシャープなスペクトルを示し、UPd$$_{2}$$Al$$_{3}$$やURu$$_{2}$$Si$$_{2}$$の実験結果とは異なった。しかしながら、常磁性状態で観測された内部磁場は磁気緩和によって生じたものであり、観測された磁気緩和は重い電子の形成過程との相関を示唆する。また、5Kでの反強磁性秩序に関しては、UBe$$_{43}$$$$^{238}$$Uメスバウアー分光の結果から、2.8Kでは核位置に内部磁場を生じていることを示唆する。

no abstracts in English

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