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Unusual phase transition of UGa$$_{3}$$ observed by Ga NQR

Ga NQRで観測されたUGa$$_{3}$$の異常な転移

生嶋 健司; 青木 大*; 芳賀 芳範   ; 山本 悦嗣  ; 大貫 惇睦; 神戸 振作  ; Walstedt, R. E.

Ikushima, Kenji; Aoki, Dai*; Haga, Yoshinori; Yamamoto, Etsuji; Onuki, Yoshichika; Kambe, Shinsaku; Walstedt, R. E.

金属間化合物UGa$$_{3}$$は、AuCu$$_{3}$$構造(立方晶)でT$$_{N}$$=67Kの反強磁性体である。われわれはGa NQRを用いて、この反強磁性転移近傍を詳細に調べた結果、以下のことが明らかになった。(1)転移点直上の70.5KでNQRラインが急激に変化し、Gaサイトが、2サイトであることを示唆している。(2)このときNQR周波数(電場勾配)も激変している。(3)63Kから70Kの間で、内部磁場が顕著に観測されていない。これらの結果は、明らかにこのUGa$$_{3}$$の転移が通常の反強磁性転移ではないことを示しており、四極子自由度が関係している可能性がある。さらに、磁場中におけるスペクトルには上記のような現象は見つかっていない。したがって、磁場依存性について詳細に調べる必要があるだろう。

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