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仲井 悟*; 岩崎 隆*; 保田 仁司*; 島川 佳郎*; 丹治 幹雄*
PNC TN9520 88-019, 598 Pages, 1988/08
「もんじゅ」用プラント動特性解析コード"COPD"を基に、"COPD"の機能を全て含み、なおかつ種々のプラント概念の適用できるプラント動特性解析コード"Super-COPD"を開発した。 本コードは、プラント動特性解析コードに要求される1)詳細化の整合性、2)検証性、3)経済性、4)汎用性、5)整備状況、6)実用性の項目を満足することを目標とした。基本的解析モデルは"COPD"コードを継承し、コードの基本構造としてモジュール構造を採用した。 本コードを用いることにより、"COPD"コードの機能を含み、かつ、機器、系統毎あるいは、実験体系、種々のFBR体系の動特性解析を効率的に実施することが可能となった。本書は"Super-COPD"コードの改良、整備を実施するために必要なプログラム構成、変数の意味、解析モデル、数値計算等を記述した。
大滝 明; 仲井 悟*; 保田 仁司*; 杉原 伸一*; 望月 正孝*
PNC TN9410 88-071, 65 Pages, 1988/06
高速増殖炉の経済性向上を計る有効な方策として2次系の削除が考えられる。この2次系削除を実現する手段の一つに新概念の2重管型ヒートパイプ(径方向熱移動型)を用いた蒸気発生器の採用がある。2重管型ヒートパイプは破損検出性や安全性に優れていると考えられるが、熱特性については明確でない。そこで、蒸気発生器に対する2重管型ヒートパイプ適用性を確認する目的で作動液に水を用いた低温域の基礎試験を実施した。これにより以下の事象が明らかになった。(1)対向流時、垂直状態のヒートパイプは上部50%がドライアウトして熱交換が不十分になる。(2)対向流時、水平状態のヒートパイプは、全長が有効伝熱面として作動する。(3)並行流時、垂直状態および水平状態にかかわらず熱輸送能力が増加し、さらに全長の温度が均一化傾向を示す。(4)蒸気流路幅が最も広い供試体で安定した温度分布を示す。以上の結果から、2重管型ヒートパイプは作動液の蒸気流路幅と熱媒体の流動方式の条件が満たされれば正常に作動することが確認できた。また、高温試験に向けての指針を得た。
高木 剛彦*; 荒 邦章*; 林道 寛*; 保田 仁司*; 中本 香一郎*
PNC TN9410 87-046, 62 Pages, 1987/04
高速増殖炉の遠隔保守補修技術開発の一環として、その要素技術の一つであるマニピュレーション技術の開発を目的に、ナトリウム取扱いロボットを試作した。試作は、以下の3ステップにて実施している。・第1ステップ(59年度)ハンドリングマニピュレータの試作・第2ステップ(60年度)制御装置の試作・第3ステップ(61年度)走行装置の試作。本報は試作したナトリウム取扱いロボット概要及び基本仕様について報告するものである。試作したロボットは、プラント機器のナトリウム洗浄等を主体系としてナトリウム取扱いロボットであり、人間の腕と同様7つの自由度を有しており、作業の汎用化、開発試験に備え、マスタースレーブ制御方式とした。今回試作したナトウリム取扱いロボットを用いて、実際のプラントにロボットを適用する上で必要となる機能を確認するための試験を実施し、その検討を行った。
松本 重治*; 佐藤 稔*; 保田 仁司*; 福田 達*
PNC TN942 84-02, 65 Pages, 1984/04
本試験施設が昭和49年に完成して以来,同一使用個所の蒸気弁故障を既に3回も経験するに至っている。▲この弁,過熱器出口蒸気弁(隔離弁),の故障経偉,原因究明,処置対策等を本書に取りまとめ,類似プラントヘ弁仕様に対する技術情報を提供する。▲
八木沢 秀治*; 泉 善朗*; 川真田 和雄*; 長井 秋則*; 谷田部 敏雄*; 西原 孝二*; 保田 仁司*
PNC TN941 78-31, 140 Pages, 1978/01
1MW不安定現象試験装置の運転試験は事業団職員による要員の確保が困難であったこと,および装置がこれまでのシエルアンドチューブ式蒸気発生器に比べて非常に複雑になっていること,の二点から初めての試みとして,建設メーカヘの委託という形で進められた。▲本報告書は不安定現象試験装置の建設から委託運転完了までの全貌について纏めたもので,その主体をなすのが,ナトリウム水蒸気の両系統をもつプラント技術であり,特に装置の建設過程あるいは委託運転に入る前の予備試験において,既存設備等に生じた各種不具合の発生経過,原因,対策等について述べたものである。▲この他,委託内容のあらまし,装置の変更改造点とそれに伴う運転要領の変更,さらには委託運転の結果等多岐にわたる内容を網羅し,今後に予想されるこの種委託運転や本施設の運転操作上に多少なりとも役立つ様にと取纏めた。▲
山田 栄吉*; 森本 誠*; 市川 栄司*; 川真田 和雄*; 保田 仁司*; 黒羽 光男; 亀井 広一*
PNC TN941 77-104, 101 Pages, 1977/06
期間1974.71977.6▲目的改造後の1MW蒸気発生器試験装置の運転経過及び運転終了後の解体洗浄の経過と外観検査等について概要をまとめ今後の参考に供する。▲要旨1MW蒸気発生器は1次試験終了の後,改造を行い,1973年2月から2次試験に入り1975年6月に全ての試験を完了の後,解体洗浄の上,構造材の外観検査を行った。▲本報告書では,2次試験における運転経過及びその間に実施した補修工事について概要を解体工事及び洗浄工事について詳細を述べ,更に解体検査について写真を含む説明を加えた。▲2次試験及びその後の工事,検査などで明らかにされた事項は下記に要約される。▲1)1次試験の結果に基づく改造が,蒸気発生器の性能改善に有効であった。▲2)水蒸気とアルゴンの混合ガスによる洗浄が,安全でかつ効果的であることが実証された。▲3)解体後の外観検査では,問題とする程ではないが,変形が観察され,コイル支持部では,伝熱管のフレッティングウエアと思われる摩耗痕が観察された。▲
八木沢 秀治*; 保田 仁司*; 泉 善郎*; 長井 秋則*; 佐藤 彰*; 河原 愈*; 吉川 雄治*
PNC TN941 76-54, 153 Pages, 1976/06
1MW蒸気発生器は開発研究の進展に伴い,これまでのシエル&チューブ式から,二重管式(不安定現象試験装置)に置き変えられた。そこで,これを機会に,これまで開発途上であったため断片的にしか報告されてなかった。1MW(第2次)蒸気発生器の2回にわたる伝熱管水リークにつめて,総合的に取纏め水リークの詳細をあきらかにするとともに,資料の散逸防止を計った。▲すなわち,本報は2回の伝熱管水リークにおけるリーク現象や補修を通じて得られた貴重な経験を集約したもので,今後の大型蒸気発生器開発の安全性,信頼性向上の指針となり得るよう,次の点を明らかにした。▲1)水リーク検出系と蒸気発生器の隔離法▲2)リーク管の検出と規摸の推定▲3)補修法▲4)構造上の問題▲5)蒸気発生器開発上の問題点▲また,本蒸気発生器は洗浄解体され,材料検査されているが,その材料評価上も参考になる様,意を払っている。▲
保田 仁司*; 中山 憲太郎*; 山田 栄吉*; 平野 晴義*; 泉 嘉郎*; 土屋毎 雄*; 谷田部 敏男
PNC TN941 74-47, 177 Pages, 1974/08
期間1972年5月1日1974年6月30日▲目的第2次1MW蒸気発生器試験の運転経過,およびその過程で経験した問題点についての概要をまとめ今後の参考に供する。▲要旨第1次SG試験(1971年6月
1972年4月)に引き続いて種々の改造をほどこしたSGを用いての第2次試験を1973年1月より開始した。これは1MW規模でのさらに精度の高い諸性能データを得ると同時に運転・操作等についての問題点を見極めようとの目的で行われたものであるが1974年6月末に一応の目的を達成して運転を停止した。この1年6ケ月の経過は次の通りであった。▲1)1973年1月
4月;機器,計器調整運転およびNa純化運転▲2)4月
7月;第2回水の小リーク事故発生に伴なう諸検査,解体・補修工事▲3)7月
11月;Na純化運転,Na純化系ライン閉塞に伴なう諸作業▲4)11月
3月;第2回水の小リーク事故発生に伴なう諸検査,解体補修工事▲5)1974年3月
6月;静特性,動特性,最低負荷,不安定現象等の各性能試験▲これらの運転の過程で2回にわたる水の小リーク事故,Naラインの閉塞,SGのNaによる洗浄等のSGあるいはNaループに特有な多くの問題についての貴重な経験を得ることができ諸性能試験のデータとあわせて今後のSG開発に対する大きな成果を得ることができた。▲
保田 仁司*; 土屋 毎雄; 佐野 彰*; 古川 雄治*
PNC TN942 74-06, 33 Pages, 1974/07
期間1973年3月23日1973年6月20日▲目的IMW蒸気発生器試験施設に設置されているコールド・トラップで経験した割れ発生によるNa漏洩事故についての経過および検討結果を報告し参考に供する。▲要旨第2次IMW蒸気発生器試験に先だちNa純化運転を行なっていたところ2基目のコールド・トラップ(第1次運転からは通算6基目)の胴部の数個所に割れが発生しNaが漏洩した。ただちに運転を停止し解体し種々の検査を行なった。▲液体浸透探傷検査,顕微鏡写真観察等の結果から粒内割れであることが判明し応力腐食割れであろうと推定された。並行して事故対策をたて新しいコールド・トラップを取付け,運転を再開した。▲この経験に鑑み,Naの機器において従来経験してきた応力腐食割れについての実態調査をしこの問題に対する早急な対策をたてることが必要であると思われる。コールド・トラップについてはこの問題を含めてさらに総合的な検討を加えることが必要であろう。▲
金森 和士*; 保田 仁司*; 八木沢 秀治*; 山田 栄吉*; 永瀬 進*; 本名 竹雄*; 佐野 彰*
PNC TN941 74-24, 71 Pages, 1974/05
期間1971年10月7日1972年7月31日▲目的第1次1MW蒸気発生器の解体洗浄工事を行なって得られた経験をとりまとめ報告し関係各位の参考に給する。▲要旨▲第1次1MW蒸気発生器は約3600時間の運転後初期の目的を達成し無事運転を終了した。今後実際の条件での運転を経験した蒸気発生器についての構造上および材料上の問題点を解明するために諸検査および材料試験を行なう予定であるがそれに先立ち解体洗浄工事を実施した。その結果は極めて順頂調でありほぼ計画通りに行なうことができた。これは我国における大型ナトリウム機器の解体・洗浄の初めての試みであり多くの貴重な経験を得ることができた。その過程で次の点が明らかになった。▲1)その直前に高温(400
450
)状態で循環運転することによりSGからのナトリウムドレンは完全に近い状態に行うことができた。▲2)SGまわりの配管においてはわずかに残留ナトリウムが認められた。配管勾配の1/100の値について検討の必要がある。▲3)管束部の引き抜きは熱変形等の問題なくスムーズに行われた。▲4)カバーガス領域におけるナトリウムの蒸着は激しかった。この点については今後充分な検討が必要である。▲5)液面計,ナトリウムデストリビュータの先端部,ダミー伝熱管ダウンカマ下端部等に曲り,唳れがみられた。▲6)伝熱管,ライナ,内胴等に一様にザラザラした感じの黒色の付着物が認められた。▲