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森 雅博; 石田 真一; 安東 俊郎; 安納 勝人; 朝倉 伸幸; 安積 正史; A.A.E.van-Blokland*; G.J.Frieling*; 藤井 常幸; 藤田 隆明; et al.
Nuclear Fusion, 34(7), p.1045 - 1053, 1994/00
被引用回数:32 パーセンタイル:78.95(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uにおいて、鋸歯状振動の無い高領域の運転にて、高閉じ込め状態の改善が達成された。すなわち、プラズマ周辺部と中心部の両方において閉じ込めが改善している状態(高ポロイダルベータHモード)を実現した。この状態では
限界も改善しており、結果として、1.1
10
m
・keV・sという世界最高の核融合積を達成した。この値は、それまでの値の約2.5倍の進展である。中心イオン温度も37keVに達し、DD反応による中性子発生率も、これまでの値の約2倍に当たる5.6
10
s
に達している。本論文では、この閉じ込め改善状態(高ポロイダルベータHモード)の特性についても報告する。
小出 芳彦; 石田 真一; 逆井 章; 白井 浩; 平山 俊雄; 久保 博孝; 杉江 達夫; 船橋 昭昌
Nuclear Fusion, 33(2), p.251 - 261, 1993/00
被引用回数:13 パーセンタイル:45.06(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60の高イオン温度モードで観測されたピークしたイオン温度分布Ti()とトロイダル回転速度分布Vt(
)の特性を調べるために、安全係数を4.5から15の範囲でスキャンした。その結果、Ti(
),Vt(
)のピークした部分は局所的に形成されており、その境界は安全係数に依存した。高イオン温度モードにおける閉込め改善の領域はTi(
)のピークとして現れるq=3面で決まっており、その閉込めの良い領域が十分広くなった結果、巨視的閉込めの改善となって観測されたことが解った。
松本 宏; R.J.Goldston*; 船橋 昭昌; 星野 克道; 川島 寿人; 河上 知秀; 前田 彦祐; 的場 徹; 松田 俊明; 三浦 幸俊; et al.
JAERI-M 89-020, 26 Pages, 1989/03
JFT-2MのHモードプラズマにおいて観測される周辺振動現象の特性について明らかにした。ELMは周辺電子密度に大きな影響を与えるが、電子温度への影響は、セパラトリック面の近傍を除くと少ないことが、ECE測定より明らかとなった。ELMの起きる実験的条件、制御方法を明らかにし、まとめた。まず、重水素プラズマ中では、一般にELMは起きにくいが、密度が低くなると起きる。また、重水素プラズマに比べ、水素プラズマ中ではELMは起きやすい。このELMは加熱入力を増すことにより制御できる。またプラズマ電流をたち下げることにより抑制でき、たち上げることにより、ELMを生成できることが明らかにされた。ELMのMHD特性を磁気プローブ信号の解析により明らかにした。
藤井 常幸; 木村 晴行; 三枝 幹雄; 秋場 真人; 安東 俊郎; 安納 勝人; 青柳 哲雄; 荒川 喜代次; 安積 正史; 福田 武司; et al.
Plasma Physics and Controlled Nuclear Fusion Research 1988, Vol.1, p.605 - 610, 1989/00
JT-60における第2調波ICRF加熱実験結果について述べる。実験は、ダイバータ、リミタ、NBIとの複合加熱、ペレットとの組み合わせ等の条件で行われた。NBIとの複合加熱実験では、ICRFパワー印加で、強大なビーム加速が観測された。このとき、プラズマ蓄積エネルギーはICRFパワーに対して効率良く増大した。増加分のプラズマエネルギー閉じ込め時間は、210msに達し、この値は、NBIまたはICRF単独加熱時のそれに比べて、約3倍大きいものである。ICRF単独加熱では、アンテナ位相を制御して、イオン加熱特性の相違が調べられた。
松本 宏; 船橋 昭昌; 星野 克道; 川島 寿人; 河上 知秀; 前田 彦祐; 的場 徹; 松田 俊明; 三浦 幸俊; 森 雅博; et al.
JAERI-M 88-033, 15 Pages, 1988/02
JFT-2M装置におけるHモード遷移のための周辺プラズマ条件が調べられた。遷移時の周辺電子温度、電子密度の測定により、一定の加熱条件の下では、電子温度と密度の両方が条件となっており、密度の高い所では、低い温度で遷移することが明らかになった。
仙石 盛夫; 船橋 昭昌; 長谷川 満*; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 的場 徹; 松田 俊明; 松本 宏; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 57(3), p.903 - 908, 1988/00
被引用回数:4 パーセンタイル:47.48(Physics, Multidisciplinary)電子サイクロトロン波(ECW)の共鳴点を、NBI加熱によるHモード放電のプラズマ周辺部に選んで印加することにより、密度、閉込め時間共に改善された。
仙石 盛夫; 船橋 昭昌; 長谷川 満*; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 的場 徹; 松田 俊明; 松本 宏; et al.
JAERI-M 87-086, 14 Pages, 1987/06
JFT-2MのH-モード放電に、低出力の電子サイクロトロン波を共給することにより密度及び閉込め時間共に改善され、n値が40%以上上昇した。
船橋 昭昌
原子力工業, 33(10), p.44 - 51, 1987/00
本稿では、JFT-2Mにおける最近の成果である、高効率閉込めモード(Hモード)の実験を紹介し、あわせて、JFT-2Mの炉心プラズマ研究の概要とその役割を述べる。
仙石 盛夫; 船橋 昭昌; 長谷川 満; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 的場 徹; 松田 俊明; 松本 宏; et al.
Physical Review Letters, 59(4), p.450 - 453, 1987/00
被引用回数:49 パーセンタイル:87.65(Physics, Multidisciplinary)中性粒子入射加熱されたJFT-2Mのリミター放電において、新しい運動領域が観測された。
星野 克道; 山本 巧; 船橋 昭昌; 鈴木 紀男; 的場 徹; 山内 俊彦; 松本 宏; 河上 知秀; 木村 晴行; 木島 滋; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 54(7), p.2503 - 2515, 1985/00
被引用回数:12 パーセンタイル:69.80(Physics, Multidisciplinary)JFT-2トカマクにおいて電子サイクロトロン加熱(ECH)および予備電離を28GHz200kWのジャイロトロンを用いて行なった。三種類のモードが異なったアンテナより入射された。すなわち、高磁場側からの異常波の入射,低磁場側からの正常波の入射および上部からのTEモードの入射である。異常波の斜め入射が最大の中心加熱をもたらし、これは理論と一致する。入射される波の偏波および上ハイブリッド共鳴層におけるモード変換が加熱に寄与することが示された。
荘司 昭朗; 小田島 和男; 森 雅博; 鈴木 紀男; 松崎 誼; 谷 孝志; 横倉 賢治; 菊池 一夫; 長谷川 浩一; 岡野 文範; et al.
JAERI-M 83-194, 238 Pages, 1983/12
JFT-2M装置は、軸対称単純ダイバータを備えた非円形高ベータプラズマを閉じ込めるトカマク型装置である。本報告は、同装置の設計・製作および完成後の機器の概要について述べるものである。まず、設計から完成にいたる経過及び同装置の研究目的と設計方針・装置の特色との関連について述べる。同装置は本体部、電源、制御部、周辺部から構成されるが、本体部については、ハイブリッド型コイル配置を中心に、真空容器、鉄心の設計計算、試験特性等について述べる。電源・制御部については、ハイブリッド制御方式の設計及び特性を中心に述べる。周辺設備については、真空排気特性、ガス導入特性の石器及びテストデータを中心に述べる。
荘司 昭朗; 山本 巧; 船橋 昭昌; 嶋田 道也; 藤沢 登; 河上 知秀
JAERI-M 9799, 15 Pages, 1981/11
トカマクの異常輸送と関係する密度揺動をマイクロ波干渉法および散乱法によって測定した。干渉法による最大の揺動は10のオーダであり、又、散乱法による波数K
=28.6cm
における揺動の大きさは10
のオーダであった。散逸性補獲電子不安定性の理論に測定値を代入して求めた拡散係数は、分光法で求めた値とよく一致する。密度に反比例する拡散係数の依存性は、経験的なスケーリングと一致する。
佐野 和夫*; 杉江 達夫; 船橋 昭昌
JAERI-M 9510, 46 Pages, 1981/05
プラズマ中からどのような元素の光が放射されているのか、そしてその波長分布はどうなっているのかを知るためと、またプラズマ診断を行う際、光電測定を行えるスペクトル線をできるだけ多く見つけるために、JFT-2プラズマ(電子密度:数百~1000eV、プラズマ密度:10~10
cm
)を使って、分光写真を取った。分光写真撮影は斜入射分光器を使い、7
の範囲で行った。検出されたスペクトル線は、酸素、炭素、鉄、チタン等について計算機を使って同定された。
金森 隆裕*; 的場 徹; 船橋 昭昌; 鈴木 康夫
JAERI-M 8777, 35 Pages, 1980/03
遠赤外散乱法をJT-60等の高温、高密度プラズマに適用する際に必要な散乱スペクトル解析を実施し、以下の結論を得た。(1)高温プラズマ(1KeV)では、周波数変位の大きな領域で散乱スペクトルが変形する。これは電子の散乱パラメータ
が周波数wの関数であることに起因する。このことを考慮することで、電子の側帯ピークを与える周波数から電子温度が精度よく測定できる。(2)水素プラズマ中に不純物イオンが混入すると不純物の影響で水素スペクトルのイオン項が変形する。この場合、不純物イオン密度が小さくなれば水素イオンスペクトルに対する影響は少なくなり、かつ不純物の原子番号が大きい程、水素イオンスペクトルと不純物イオンスペクトルは分離する。(3)不純物の種類が既知で、かつ水素イオンスペクトルと分離できる場合、不純物イオンスペクトルの半値幅あるいはピ-クを与える周波数から実効電荷数Zeff、およびイオン温度Tiが評価できる。
山内 俊彦; 熊谷 勝昭; 船橋 昭昌; 的場 徹; 仙石 盛夫; 河上 知秀; 荘司 昭朗
JAERI-M 8697, 18 Pages, 1980/02
DIVA装置のためのルビーレーザ光トムソン散乱計測系について報告する。DIVA装置は1974年に完成し1979年一連の実験を終了した。トムソン散乱計測系は、DIVAプラズマの電子温度、密度およびそれらの空間分布を測定することによりDIVA装置における閉じ込め、加熱特性の究明に極めて有効な貢献をなした。一連の計測の過程において迷光量の減少、空間分布を得るための測定点の増加、データ処理法について多くの検討及び改良を行い電子温度、密度分布を精度良く測定できるようにした。この報告ではこれらの検討および改良点を含めてDIVAプラズマのトムソン散乱計測系の全休を明らかにし、同時に代表的な測定例としてダイバータ効果により電子温度分布幅が広がることおよび低qプラズマで電子温度分布がInternal Disruptionにより急激に変化することを証明した結果を紹介する。
山内 俊彦; 荘司 昭朗; 船橋 昭昌; 熊谷 勝昭
Nuclear Fusion, 20(11), p.1381 - 1390, 1980/00
被引用回数:9 パーセンタイル:41.66(Physics, Fluids & Plasmas)ルビーレーザトムソン散乱法を使い、低qDIVAプラズマの電子温度、密度分布を測定した。それらを使って電子のエネルギー分布を調べると、Sawtoothのため、正確にはInternal disruptionに依りより太い分布になっていることが判った。それから電子のエネルギーはq=1面の内から外に拡散したと考えられる。 本論文の趣旨は、上述したように電子のエネルギーが拡散的であることから、拡散方程式を解析し、DIVAの低qプラズマの実効的熱拡散係数の分布を評価することができた。その結果、実効的熱拡散係数Xep(r)=1.410
(1-(r/ll)
)cm
/sが得られた。
山本 巧; 今井 剛; 嶋田 道也; 鈴木 紀男; 前野 勝樹; 木島 滋; 藤井 常幸; 上原 和也; 永島 孝; 船橋 昭昌; et al.
Physical Review Letters, 45(9), p.716 - 719, 1980/00
被引用回数:137 パーセンタイル:97.14(Physics, Multidisciplinary)我々はWo/Weh(0)≧2.0の条件下で、位相制御アンテナによって励起された波が電子と有効的に結合することを観測した。この結合は、電子加熱よりも、電流駆動を導いた。125KWの高周波電力をプラズマに照射した時、110A/KWの電流が流れた。
下村 安夫; 前田 彦祐; 永見 正幸; 小田島 和男; 山本 新; 仙石 盛夫; 木村 晴行; 船橋 昭昌; 高橋 興起; 竹内 浩; et al.
JAERI-M 8205, 31 Pages, 1979/04
DIVA/JFT-2aにおいて極低安全係数放電の閉じ込めおよび磁気流体的性質についての研究を行なった。良い閉じ込め特性をもったプラズマが1.3≦q≦2において得られること、および、q
2において電流ディスラプションを励起できないことを示した。また、このように魅力的な性質をもった極低安全係数放電の大型装置への適応についても述べる。
的場 徹; 板垣 時良; 山内 俊彦; 船橋 昭昌
Japanese Journal of Applied Physics, 18(6), p.1127 - 1133, 1979/00
被引用回数:46高温プラズマからの光散乱スペクトルの計算によりv/cの2次の項までの近似式を求めた。スペクトルピークの青側シフト量の2次近似は数10keVのエネルギー領域で完全相対論と良く一致する。2次近似により求めた見かけの電子温度、密度は100keVまで8%の精度である。
的場 徹; 船橋 昭昌; 板垣 時良; 熊谷 勝昭; 荘司 昭朗; 鈴木 紀男; 山内 俊彦
Japanese Journal of Applied Physics, 18(3), p.611 - 619, 1979/00
被引用回数:3JFT-2トカマク装置においてQスイッチルビーレーザーを用いたトムソン散乱計測によりオーミック加熱水素プラズマの電子温度・電子密度が測定された。測定範囲は電子温度で0.08~1.2keV、電子密度で210
~4.4
10
cm
であり、それらの空間分布も測定できた。電子温度はプラズマ電流に比例して変化し、等価荷電数は電子密度の増加により減少した。電子温度の空間分布計測値から電子熱伝導計数の実験値を求めることができ理論値と比較して以下の結論を得た。Ke
≪Ke
≦Ke
ここでKe
は実験値であり、Ke
は新古典論Ke
は散逸的捕かく電子論による理論値である。