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西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 前田 英太*; 渡辺 茂樹; 橋本 和幸; 石岡 典子; 牧井 宏之; 豊嶋 厚史; 山田 記大*; et al.
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 304(3), p.1077 - 1083, 2015/06
被引用回数:9 パーセンタイル:60.64(Chemistry, Analytical)29-57MeVのLiビームとPb標的核の反応においてアスタチン同位体Atの生成断面積を線, 線スペクトルメトリーで測定した。生成断面積の励起関数を統計模型モデル計算と比較することで、Li + Pbの反応機構を調べた。44MeVより大きい入射エネルギーでのAtとAtの生成断面積が理論値よりも小さいことから、分解反応が存在することを明らかにした。照射した鉛標的からのアスタチンの化学分離を乾式蒸留法に基づいて調べ、アスタチン製造の相補的な手法を開発した。
志賀 英明*; 滝 淳一*; 鷲山 幸信*; 山本 純平*; 木名瀬 栄; 奥田 光一*; 絹谷 清剛*; 渡邉 直人*; 利波 久雄*; 越田 吉郎*; et al.
PLOS ONE (Internet), 8(2), p.e57671_1 - e57671_8, 2013/02
被引用回数:18 パーセンタイル:68.67(Multidisciplinary Sciences)Current olfactory function tests are useful for the analysis of olfactory thresholds in olfaction-impaired patients. However, a decrease in olfactory thresholds has not been used as an index for olfactory nerve damage in patients. The authors assessed peripheral olfactory nerve viability by performing combined SPECT-CT after nasal administration of Tl-201 to determine whether olfactory nerve was damaged in patients with olfactory impairments in comparison to healthy volunteers. It was found that nasal Tl-201 migration to the olfactory bulb was significantly lower in the patients with head trauma, respiratory infection, and chronic rhinosinusitis than in healthy volunteers.
木名瀬 栄; 鷲山 幸信*; 志賀 英明*; 滝 淳一*; 中西 勇介*; 越田 吉郎*; 三輪 高喜*; 絹谷 清剛*; 天野 良平*
KEK Proceedings 2012-7, p.35 - 40, 2012/10
嗅覚障害の機能診断法の一つとして、Tlをトレーサとする嗅神経イメージング技術(嗅覚シンチグラフィ)が開発されている。Tlを用いた嗅覚シンチグラフィによる診断は、鼻腔に投与したTlが嗅球へ移行する性質を用いているため、Tl投与部位である前鼻道から嗅球の位置する脳の内部被ばく線量を適切に評価する必要がある。本研究では、Tl経鼻投与による内部被ばく評価の一環として、モンテカルロ計算により、光子・電子に対する前鼻道や脳の比吸収割合を評価した。計算には、電磁カスケードコードであるEGS4-UCSAFを用い、ICRP/ICRU成人男女ボクセルモデルを評価対象とした。その結果、ICRP/ICRU成人男女ボクセルモデルの前鼻道や脳について、10keVから10MeVの単色光子・電子の比吸収割合を定量的に明らかにし、比吸収割合が光子・電子エネルギー,標的部位の質量に依存することを確認した。
西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 山田 記大*; 石黒 梨花*; 牧井 宏之; 橋本 和幸
no journal, ,
核医学利用の観点から癌の全身性,転移性治療への有用性が期待されているAtの製造,利用を目指し、原子力科学研究所タンデム加速器施設においてLiビームを用いた核反応で生成するAt放射性同位体の核・放射化学研究を開始した。加速器実験での核反応29-48MeV Li+Pbで生成するAt同位体の励起関数測定,乾式化学分離での無担体アスタチンの化学挙動などについて報告する。
西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 李 恵子*; 山田 記大*; 石黒 梨花*; 前田 英太*; 牧井 宏之; 橋本 和幸; et al.
no journal, ,
標的アルファ放射線療法で期待されるアルファ放射性核種Atの製造と利用の研究を開始した。タンデム加速器施設で29-48MeV Li+Pb反応で生成する放射性同位体アスタチンの生成断面積をアルファ線,線スペクトロメトリーによって求めた。加えてアスタチンの簡易化学分離法を開発した。
西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 山田 記大*; 牧井 宏之; 渡邉 茂樹; 石岡 典子; 橋本 和幸
no journal, ,
An radioactive nuclide At with a half-life of 7.2 h is a prospective candidate for utilization in targeted alpha radiotherapy. In a general way, At is produced through the Bi(,2n)At reaction. However, the nuclear reactions using lithium ion beams provide the possible production routes of At. Therefore, we have measured excitation functions of At isotopes in the reaction of 29-57 MeV Li + Pb at the tandem accelerator of JAEA-Tokai. The cross sections of radioactive products were determined by - and -ray spectrometry. The experimental excitation functions of astatine isotopes have been compared with a statistical calculation to study the reaction mechanism. Besides, a chemical separation of carrier-free radioactive astatine isotopes from an irradiated target has been studied with a dry-chemistry method. Details will be shown in the presentation.
西中 一朗; 牧井 宏之; 豊嶋 厚史; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 山田 記大*; 谷口 拓海*; 渡邉 茂樹; et al.
no journal, ,
核医学利用の観点から有用性が期待されているAtの製造,利用を目指し、原子力機構タンデム加速器施設においてLiビームを用いた核反応で生成する放射性At同位体の核・放射化学研究を行っている。核反応Li+Pbで生成するAt同位体の励起関数測定、乾式化学分離での無担体アスタチンの化学挙動について報告する。
西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 山田 記大*; 牧井 宏之; 豊嶋 厚史; 渡邉 茂樹; 石岡 典子; et al.
no journal, ,
29-57MeV Li+Pb反応におけるアスタチン同位体の生成断面積を-, -スペクトロメトリーによって測定し、製造の基礎となる核データを決定した。励起関数を統計モデル計算と比較することによってLi+Pb反応の反応機構を調べ、Liの分解反応の寄与を明らかにした。加えて鉛標的から無担体アスタチントレーサーを高放射化学純度、高化学純度で分離できる乾式蒸留法を開発した。
西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 山田 記大*; 牧井 宏之; 豊嶋 厚史; 渡辺 茂樹; 石岡 典子; et al.
no journal, ,
内用放射性治療への利用が期待されているAtの利用の促進のため、タンデム加速器施設において29-57MeVLi+Pb反応での放射性アスタチンアイソトープの生成断面積を決定し、合成のための基になる核データを取得した。合成した無担体アスタチンを薬剤研究などに利用するため、約1時間の分離時間、65%の高い収率、高放射化学純度、高化学純度で鉛標的から無担体アスタチンを精製分離できる乾式蒸留法に基づく新しい化学分離法を開発した。
木名瀬 栄; 鷲山 幸信*; 志賀 英明*; 滝 淳一*; 中西 勇介*; 越田 吉郎*; 三輪 高喜*; 絹谷 清剛*; 天野 良平*
no journal, ,
Tl-201を用いた嗅覚シンチグラフィによる診断は、鼻腔に投与したTl-201が嗅球へ移行する性質を用いているため、Tl-201投与部位である前鼻道から嗅球の位置する脳の内部被ばく線量を適切に評価する必要がある。本研究では、Tl-201経鼻投与による内部被ばく評価の一環として、モンテカルロ計算により、光子・電子に対する前鼻道や脳の比吸収割合(SAF)(1/kg)を評価するとともにS値(Gy/MBq・s)を算定した。その結果、SAFは放射線エネルギーなどに依存することを確認した。また、前鼻道に位置する胸郭外領域のS値(自己吸収)は、ICRP/ICRU成人男ボクセルモデルに比べICRP/ICRU成人女ボクセルモデルの方が大きくなることを明らかにした。
西中 一朗; 横山 明彦*; 鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 谷口 拓海*; 村上 拳冬*; 渡辺 茂樹; 鈴木 博元; 石岡 典子; et al.
no journal, ,
内用放射線治療への応用が期待されている放射性同位体Atは、一般に、加速器を用いて核反応Bi(He,2n)Rnで合成されるが、我々はBi(Li,5n)Rnで利用した、Rn/Atジェネレータで供給する新しいシステムの開発プロジェクトを進めている。この開発プロジェクトに必要なアスタチン、ヨウ素RIを合成するため、Liイオンビームを用いたBi(Li,xn)Rn, Pb(Li,xn)At, Sn(Li,xn)I反応の核反応断面積を測定し、基礎基盤となる核データを決定した。さらに、これらの反応で合成したアスタチン,ヨウ素RIの分離・精製方法を開発した。講演では、これらスタチン,ヨウ素RIの製造に関する研究成果を中心に報告する。くわえて、アスタチン,ヨウ素RIを利用した研究例を紹介する。
鷲山 幸信*; 前田 英太*; 横山 明彦*; 西中 一朗; 谷口 拓海*; 山田 記大*; 牧井 宏之; 豊嶋 厚史; 天野 良平*
no journal, ,
内用療法に利用可能な放射体の中でも、半減期7.2時間のAtはもっとも臨床応用が期待されるアイソトープである。しかし、半減期が短いゆえにその利用は大型サイクロトロン施設近辺に制限されている。本研究では、Atの広範囲における国内実用化を目指し、有機溶媒抽出系を用いたRn/Atジェネレータの製造を試みた。原子力機構タンデム加速器のLiビームを利用したBi(Li,5n)Rn反応でRnを製造した。標的Bi金属から分離したRnを82%の収率で有機相へ抽出し、有機相中でRnのEC壊変で生成したAtを98%の回収率でメタノール溶媒へ抽出できることを確認した。本結果からRnを利用したAtジェネレータ製造の可能性が示された。
鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 横山 明彦*; 西中 一朗; 高橋 成人*; 篠原 厚*; 渡辺 茂樹; 石岡 典子
no journal, ,
放射性同位体の核医学利用のため、大阪大学と原子力機構高崎量子応用研究所(高崎研)のサイクロトロン施設における30MeV Heを用いたBi(He, 2n)At反応で放射性同位体Atの製造と利用の研究を開始した。加えてAtのサイクロトロン施設からの遠隔地利用のためのRn/Atジェネレータの研究を原子力機構原子力科学研究所タンデム加速器施設において実施している。これらAtの核医学利用を目指したAt化学研究とRn/Atジェネレータ研究の研究成果、ならびに日本における放射性同位体の核医学利用の現状を紹介する。