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論文

Characterization of a monofunctional catalase KatA from radioresistant bacterium ${it Deinococcus radiodurans}$

小林 一聖*; 田村 隆*; Sghaier, H.; 鳴海 一成; 山口 庄太郎*; 梅田 幸一*; 稲垣 賢二*

Journal of Bioscience and Bioengineering, 101(4), p.315 - 321, 2006/04

 被引用回数:36 パーセンタイル:65.35(Biotechnology & Applied Microbiology)

カタラーゼは、活性酸素種から細胞を防御するのに重要な役割を果たしている。この論文では、放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスのカタラーゼKatAの遺伝子クローニング,タンパク質の精製及び機能解析について報告する。KatAタンパク質単量体の分子量は65kDaであり、ゲルろ過でのサイズは240kDaであることから、KatAは溶液中でホモ4量体として存在することが示唆された。精製したKatAタンパク質の活性は、1mg当たり68,800ユニットであった。KatAの活性は、アジ化ナトリウム,シアン化ナトリウム,3-amino-1, 2, 4-triazoleによって阻害された。また、吸収スペクトルは、408nmにソレー帯を示したが、このスペクトルピークは、亜ジチオン酸塩によるKatAの還元反応によって影響を受けなかった。さらに、ペルオキシダーゼ活性は認められなかった。これらの結果は、デイノコッカス・ラジオデュランスのKatAタンパク質が典型的な単機能性のヘム含有カタラーゼであることを示している。過酸化水素ストレスに対するKatAタンパク質の安定性は、市販されているコウジカビとウシ肝臓由来カタラーゼよりも優れていた。細胞中のカタラーゼ含量が比較的豊富なことと、カタラーゼが過酸化水素に耐性を持つという性質が、ラジオデュランスの酸化損傷に対する生存戦略に役割を果たしていると考えられた。

報告書

走行式放射線モニタの高度化に関する研究

石川 久; 根本 典雄; 井崎 賢二; 小林 博英; 谷澤 輝明*; 金澤 吉人*

JNC TN8400 2004-008, 124 Pages, 2004/05

JNC-TN8400-2004-008.pdf:58.81MB

安全研究年次計画「走行式放射線モニタの高度化に関する研究」に基づき放射線モニタリング機能の強化を目的とした走行式放射線モニタの高度化として台車、データ伝送システムの設計、ハンドリング機能の調査及びモニタリング用機器の災害環境下を想定した耐久性試験を実施したので、その結果について報告する。走行式放射線モニタの基本性能としては、小型・軽量化を念頭に施設内での平面走行、不整地面走行、階段昇降、扉の開閉等が可能な機能を有すること、操作方式は搭載したカメラによるPHS回線又はSS無線による遠隔操作とした。また、現場の災害状況をモニタリングできる機能として、計測機器($$alpha$$線計測、$$gamma$$線計測、中性子線計測を中心とした放射線計測機器)をモジュール化して搭載する設計とした。搭載機器の耐久性試験では、臨界事故や火災・爆発事故等を想定した環境下での放射線状況等のモニタリングとして、走行式放射線モニタ搭載予定機器等の耐熱、耐湿度、耐放射線、耐エアロゾル(煙)試験を実施し、想定環境下での機器の健全性確認を行った耐久性試験では、耐熱試験の温度を0$$^{circ}C$$$$sim$$60$$^{circ}C$$、耐湿度試験の湿度を60$$sim$$90%とした。放射線試験では、1GyのX線照射の耐久試験及び中性子線、X線、$$gamma$$線による特性試験を行った。耐エアロゾル試験では、ベントナイト(中位径2$$mu$$m)を用い、濃度40g/m3で耐久性試験を実施した。以上、試験の結果、半導体検出器を除く全ての機器が上記の条件下で正常に作動することを確認した。

論文

Experience of Radiation Control at MOX Fuel Fabrication Facilities

井崎 賢二; 小林 博英

アジアオセアニア放射線防護協議会, 0 Pages, 2002/00

JNC東海MOX燃料施設の約30年間にわたる放射線管理実績を踏まえ、その特徴及び留意点について報告する。プルトニウムを大量に取り扱う事業所は日本国内でJNCのみであり、これまでに蓄積された放射線管理の経験は、貴重なものである。特に、$$alpha$$線測定による汚染管理及び低エネルギー$$gamma$$線、中性子による外部被ばく管理は、MOX燃料施設特有の管理であり、今後の大型MOX燃料施設の放射線管理に役立つものである。

論文

Polymerisation process of 1,6-di(N-carbazolyl)-2,4-hexadiyne epitaxially grown films studied by high-resolution electron microscopy

川瀬 昇*; 磯田 正二*; 倉田 博基; 村田 幸生*; 竹田 賢二*; 小林 隆史*

Polymer, 39(3), p.591 - 597, 1998/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:26.74(Polymer Science)

塩化カリウム単結晶の(001)面上にエピタキシャル成長した1,6-di(N-carbazolyl)-2,4-hexadiyne有機薄膜を、熱処理あるいは電子照射することにより生じる、高分子化の過程について、電子回折法及び高分解能電子顕微鏡法により研究した。電子照射による高分子化は、有機薄膜の方位を保持したまま、ランダムに高分子の結晶核が生成する均一な反応過程であるのに対し、熱処理による高分子化は、薄膜結晶の端の部分で異なる方位を示しながら生長する不均一な反応過程であることが判明した。これらの高分子化の初期過程を高分解電子顕微鏡法により直接観察するのに成功した。

論文

High-resolution neutron powder diffraction study on nitrogenated Nd$$_{2}$$Fe$$_{17}$$

梶谷 剛*; 森井 幸生; 舩橋 達; 入山 恭彦*; 小林 久理真*; 加藤 宏朗*; 中川 康昭*; 平賀 賢二*

Journal of Applied Physics, 73(10), p.6032 - 6034, 1993/05

 被引用回数:26 パーセンタイル:77.24(Physics, Applied)

Nd$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{x}$$(x=0,3.0,3.2)について室温での高分解能粉末中性子回折実験を行った。波長1.8232$AA$、ユリメーション6-20-6。リートベルト解析による構造パラメータの決定の結果、窒素の添加によって格子定数が大きく変化すること、一方6Cサイトの2ヶのFe(1)と18fサイトの6ヶのFe(3)でつくるグループの構造はほとんど変化しないことが判明した。また鉄原子の磁気能率の解析から6c,9d,18f,18hサイトにある鉄原子は無窒化物では0.7$$mu$$$$_{B}$$であるのにx=3.2では2.1$$mu$$$$_{B}$$まで増加することが判明した。

論文

Oxygen K-edge fine structure of TlBa$$_{2}$$Ca$$_{1-x}$$Y$$_{x}$$Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$ studied by electron energy loss spectroscopy

進藤 大輔*; 平賀 賢二*; 中島 理*; 菊地 昌枝*; 庄野 安彦*; 小林 典男*; 北條 喜一; 曽我 猛; 古野 茂実; 大津 仁

Physica C, 159, p.794 - 796, 1989/00

 被引用回数:20 パーセンタイル:72.73(Physics, Applied)

高温超電導体Tl$$_{1}$$Ba$$_{2}$$Ca$$_{1}$$Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$において、二価のCaを三価のYに置換することによるホールの濃度の変化を電子エネルギー損失分光法で調べた。Yの添加量を増加させるに従って、ホールの濃度が減少することを明らかにした。ホール濃度の減少はTl$$_{1}$$Ba$$_{2}$$Ca$$_{1}$$Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$における超電導体相から半導体相への相転移に従って生ずるものと結論した。

論文

JCO臨界事故における被ばく線量推定評価手法の検討

小林 博英; 金盛 正至; 野田 喜美雄; 井崎 賢二; 宮部 賢次郎; 水庭 春美

日本原子力学会誌, , 

ジェー・シー・オー東海事業所で発生した臨界事故においては、個人被ばく線量計等から直接的に被ばく線量を評価できる人が少なく、事故後のモニタリングデータや計算によって求めた線量分布と社員等の行動を勘案し推定することが必要となった。サイクル機構は、以下の方法を検討し被ばく線量の推定作業に貢献した。1.中性子によって体内に生成した24Naを全身カウンタによって測定した結果から被ばく線量を評価する方法、2.エリアモニタ等の指示値の変化(臨界事故時の核分裂数の時間的変化)及び各自の行動結果等から計算によって被ばく線量を評価する方法。個人被ばく線量計等の測定結果と計算による評価結果は概ね一致し、計算評価手法が妥当であることが確認された。

口頭

プルトニウム転換技術開発施設における臨界警報装置の配置設計

眞田 幸尚; 辻村 憲雄; 清水 義雄; 井崎 賢二; 神 和美; 三上 智; 小林 博英; 川井 啓一*

no journal, , 

国内外の規定基準類を調査し対象施設の特徴を考慮した臨界警報装置の配置設計を行った。本設計の結果をもとに、プルトニウム転換技術開発施設の臨界警報装置を更新する予定である。

口頭

高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷を軽減する防護装備の開発,1; 冷気送風全面マスクの開発

小林 賢二; 石井 達也; 坪田 陽一; 塩谷 聡; 石橋 奈敬; 中川 貴博

no journal, , 

[1.はじめに] R3-4廃炉・汚染水対策事業費補助金(安全システムの開発(被ばく線量評価のための分析手法の技術開発)の成果の一部である「高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷を軽減する防護装備の開発」についてシリーズで報告する。[2.概要] 高汚染・湿潤環境における代表的な装備として、全面マスク及び完全防水ビニールスーツがあげられる。これらの装備は作業者の熱や汗による湿気がこもり、身体負荷が高い。この状態では熱中症や集中力低下によるクロスコンタミネーション等のリスクが高くなる。そこで高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷を軽減する防護装備として、冷気送風全面マスク及び透湿性防護服を試作した。また、それらの装備を着用した高温多湿環境下における効果検証試験を行った。本発表では冷気送風全面マスクの開発を中心に報告する。[3.冷気送風全面マスクの開発] 既存技術として、体幹を冷やすための冷却ベストや外部の空気をマスク内に送風するルーズフィット型送風マスクがある。本事業では「高汚染区域の使用を想定したタイトフィット型全面マスク内部に、冷却ベストと冷却機構を共用することで冷風を送る」をコンセプトとして、冷気送風全面マスクの開発を行った。開発のポイントは「(1)冷却機構、(2)送風機構、(3)全面マスクと(1)(2)との接続」である。(1)冷却ベスト用の保冷剤を利用して、アルミ製熱交換器の内部の空気を冷やすデザインとした。アルミ製熱交換器は凝結水を溜められる設計とした。(2)小型ブロワや大容量バッテリーにより、必要な送風時間の確保 や小型軽量化を図った。(3)全面マスク内部へフィルター通過後に送気できるよう、全面マスクのフィルターと冷却・送風機構を接続するアタッチメントを作製した。試作品に対する単体性能試験では、周囲に比べて面体内の暑さ指数(温度や湿度を因子に持つ指標)を約4$$^{circ}$$C$$_{WBGT}$$低減(26.8$$^{circ}$$C$$_{WBGT}$$ $$rightarrow$$ 22.7$$^{circ}$$C$$_{WBGT}$$)することができた。これは暑さ指数を用いた運動に関する指針において、一段階レベルを低減(警戒レベル $$rightarrow$$ 注意レベル)できるものである。

口頭

高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷を軽減する防護装備の開発,2; 透湿性防護服の開発及び試作装備の効果検証

石井 達也; 小林 賢二; 坪田 陽一; 塩谷 聡; 石橋 奈敬; 中川 貴博

no journal, , 

高汚染・湿潤環境における代表的な防護服であるビニールスーツには、以下のデメリットがある。(1)透湿性に乏しく、湿気や熱がこもり暑い、(2)全面マスクが外部に露出しているため、脱装時にそこを除染する必要がある、(3)脱装時にハサミを使用することによるクロスコンタミネーションのリスクがある。これらを改善することを目標に、透湿性防護服の設計試作を行った。透湿性防護服の改善点は次の3点である。(1)防護服の生地について、多孔性フィルムを不織布で挟んで接着したものを使用した。「JIS Z 4809:2012放射性物質による汚染に対する防護服」に基づいた性能試験で十分な透湿性や防水性があることを確認した。(2)全面マスクを完全に覆う構造とし、視界確保のためにフェイスシールドを設けた。(3)背面にファスナーを設け、ハサミを使用せず脱装できるようにした。また、ファスナーが汚染しないようにフラップカバーも設けた。次に、透湿性防護服及び冷気送風全面マスクを用いて、身体負荷軽減の効果検証試験を行った。温度や湿度を因子に持つ暑さ指数が31$$^{circ}$$C$$_{WBGT}$$以上(危険レベル)の高温多湿環境において、重い荷物の運搬相当の運動強度(8.0METs)として、エアロバイクを10分間漕ぎながら、深部体温、脈拍数、防護服内温度・湿度を測定した。4パターンの装備条件で試験を行い、開発した防護装備による身体負荷軽減効果として、暑さ指数が約1$$sim$$3$$^{circ}$$C$$_{WBGT}$$低減されることを確認した。また、着用者から「暑さや蒸れが改善された」「呼吸が楽になった」という感想が得られた。

口頭

高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷を軽減する防護装備の開発,1; 冷気送風全面マスクの開発

小林 賢二; 石井 達也; 坪田 陽一; 塩谷 聡; 石橋 奈敬; 中川 貴博

no journal, , 

高汚染・湿潤環境における代表的な装備として、全面マスクや完全防水ビニールスーツがある。これらの装備は熱や汗による湿気がこもり身体負荷が高い。この状態では熱中症をはじめ集中力低下による労働災害のリスクが高くなる。そこで高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷軽減装備として、冷気送風全面マスク及び透湿性防護服を試作した。また、それらの装備を着用した効果検証試験を行った。本発表では冷気送風全面マスクの開発を中心に報告する。

口頭

高汚染・高温多湿な作業場における身体負荷を軽減する防護装備の開発,2; 透湿性防護服の開発及び試作装備の効果検証

石井 達也; 小林 賢二; 坪田 陽一; 塩谷 聡; 石橋 奈敬; 中川 貴博

no journal, , 

高汚染・高温多湿な作業場における代表的な装備として、全面マスク及び完全防水ビニールスーツがあげられる。これらの装備は作業者の熱や汗による湿気がこもり、身体負荷が高い。そこで当該作業場における身体負荷を軽減する防護装備として、冷気送風全面マスク及び透湿性防護服を試作した。本発表では、透湿性や汚染リスクを考慮した透湿性防護服及び試作装備を着用した高温多湿環境下における効果検証試験について報告する。

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