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山口 貞衛*; 高広 克己*; 藤野 豐*; 楢本 洋; 小沢 国夫*
Journal of Alloys and Compounds, 231, p.132 - 137, 1995/00
被引用回数:4 パーセンタイル:42.23(Chemistry, Physical)VD単結晶中のD原子の結晶学的占有位置を、D(He,p)He核反応とチャネリングを組合せたイオンビーム解析法により調べた。特に温度をパラメータにした実験から、406K以上の相では四面体格子位置を、406K以下の相では八面体格子位置を占有することを明らかにした。八面体格子位置に関しては、軸及び面チャネリング実験からチャネリング臨界角を求めて平均密度分布を求めた結果、[100]方向ではかなり広がった分布を持つことを明らかにした。これらの成果について、上記国際会議で報告する。
森井 幸生; 舩橋 達; 小沢 国夫*; 岡田 道哉*; 松本 俊美*; 相原 勝蔵*; 松田 臣平*
Japanese Journal of Applied Physics, 28(4), p.L618 - L620, 1989/04
被引用回数:2 パーセンタイル:17.23(Physics, Applied)YBaCuOxを室温、磁場中で結晶配向させ、その配向度を中性子回折法を用いて定量的に評価した。磁場が強い程、良い結晶配向性が得られる。結晶[001]軸は磁場の方向に選択的に配向し、その分布の半値幅はテトラゴナル相YBaCuOxを7Tで処理したものに対して16.9度、またオルソローンビック相に対しては13.1度であった。この結果は、磁場による結晶向技術が超電導臨界電流密度を改善しうる事を示している。
下司 和男; 永井 士郎; 小沢 国夫*
JAERI-M 88-268, 130 Pages, 1989/01
核融合材料開発のための、原子分子データの収集・評価に関する国際協力の一環として、粒子-物質相互作用の表面過程についての国内文献の検索を行った。24種の雑誌・レポートについて、1986年1月~1987年12月の間に公刊された論文を検索して、計116件のデータシートをIAEAの国際事務局あて送付した。本レポートは、そのデータシートから総説または解説的なものを除いた97件について、現象別に整理配列したものである。巻末に文献の一覧表を付した。
押山 孝*; 永井 士郎; 小沢 国夫*
Journal of Nuclear Materials, 168, p.162 - 170, 1989/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Materials Science, Multidisciplinary)イオン衝撃による気体の固体表面からの脱着は、核融合におけるプラズマ/壁相互作用の重要な素過程である。このイオン衝撃脱離について、脱着断面積のエネルギー依存性に注目して、脱着断面積をWinters and Sigmund理論により解析的に計算し、文献から収集した実験データと比較した。比較の対象とした53の入射イオン/固体表面/吸着分子(原子)の系のうち、32の系については計算と実験がよく一致した。脱着機構を考慮するため、軽イオンによる脱着は主として反射イオンと吸着原子との衝突、一方重イオンによる脱着はスパッタされた固体構成原子と吸着原子との衝突によると仮定して脱着断面積の計算式を求めた。
菊地 昭*; 楢本 洋; 小沢 国夫*; 数又 幸生
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 39, p.724 - 727, 1989/00
被引用回数:15 パーセンタイル:81.93(Instruments & Instrumentation)タンデム加速器からの高エネルギー重イオン(180MeV Cu、100MeV C)をLiF、NaF等のアルカリ・ハライドに照射して、深さ方向に沿った各色中心の深さ分布を分解能2mの微粒分光光度計により測定し、機械的強度、期待される損傷分布(計算)等と比較した。その結果、電子励起過程を通じてのエネルギー付与量が最大になる深度で色中心の析出(アルカリ元素のコロイド)が生じ、機械的強度も最大になる事が明らかになった。複合色中心の形成深度はイオンの飛程(計算値)とよく対応するが、F、F色中心等の単純なものは飛程の140~150%もの深さまで形成されており、高密度電子励起過程によって生じた2次電子線による着色効果として理解される。
山口 貞衛*; 藤野 豐*; 楢本 洋; 小沢 国夫*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 39, p.409 - 412, 1989/00
被引用回数:3 パーセンタイル:51.19(Instruments & Instrumentation)500KeV Cイオンを注入した111Si及びGe単結晶の照射欠陥の回復過程を、イオンビーム解析法によって詳細に調べた結果について述べる。生成した照射欠陥の回復挙動は、同じ結晶構造を持つSiとGe結晶でも定性的に異なる。すなわち、Siでは照射欠陥は注入炭素原子と相互作用して安定化するのに対して、Ge中の照射欠陥は容易に回復してしまう。
松本 俊美; 岡田 道哉*; 西脇 亮羽*; 加茂 友一*; 相原 勝蔵*; 松田 臣平*; 清藤 雅宏*; 小沢 国夫; 森井 幸生; 舩橋 達
Proc. on the ISTEC Workshop on Superconductivity, p.111 - 114, 1989/00
YBaCuOx,TlBaCaCuOx,Tl(BaSr)CaCuOxを用いて各々について銀鞘材料を持つ高温超電導テープを製作した。77KにおいてYBaCuOxでは3300A/cm、TlBaCaCuOxでは10A/cmの臨界電流密度が測定された。SEMや中性子回折法により、高温超電導体の微結晶が冷間加工やそれに続く熱処理をうけて、その結晶方向の配向性を偏らせることを明らかにした。
左高 正雄; 小沢 国夫*; 川面 澄; 大塚 昭夫*; 小牧 研一郎*; 楢本 洋; 藤本 文範*; 中井 洋太; 石井 慶之*
Journal of the Physical Society of Japan, 57(10), p.3352 - 3356, 1988/10
高エネルギー高電離塩素イオンを用いてビーム・フォイル分光の研究を行った。160260A゜の領域で発光スペクトルを斜入射分光器で測定した。
押山 孝*; 永井 士郎; 小沢 国夫*
JAERI-M 88-146, 113 Pages, 1988/08
イオン衝撃による固体表面からの気体の脱着は、核融合におけるプラズマ/壁相互作用の重要な素過程の一つである。本報告書ではまず、種々の衝撃イオン/気体/固体表面についてWinters and Sigmund理論による脱着断面積の計算を行った。次に、この計算結果を、別に文献から収集した実験データとの比較を行った。この比較から、対象とした51系のうち28系がこの理論で説明できることが見出された。この28の系についてはさらに、軽イオン衝撃による脱着が反射イオンによる吸着原子のノックイオン、一方、重イオンによる脱着がスパッタされた固体原子による吸着原子のノックイオン効果のみによるとして脱着断面積のエネルギー依存性をそれぞれ表式化し、これらの式を用いた計算結果と実験データを比較した。
福谷 耕司*; 寺沢 倫孝*; 小沢 国夫*
JAERI-M 87-217, 177 Pages, 1988/01
核融合炉においては各種絶縁材料が使用されているが、その環境は従来の核分裂に比較して高線量場であり、極低温からの高温までの広い温度範囲にわたる。本報告は、JAERI-M 86-127の新データ追加及び評価による改訂版で、セラミックスを中心とした材料の照射効果について文献収集をおこなった。
北原 哲夫*; 山口 秀則*; 川面 澄; 左高 正雄; 小沢 国夫*; 小牧 研一郎*; 大塚 昭夫*; 藤本 文範*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 33, p.230 - 234, 1988/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Instruments & Instrumentation)研究タンデム加速器を用いて150MeVC1イオンを各種の厚さの炭素薄膜(2.5~360g/cm)に照射し、出射後のC1イオンの電荷分布と角度分布を2次元の検出器により同時に測定した。
楢本 洋; 川面 澄; 左高 正雄; 杉崎 康昭; 中井 洋太; 小沢 国夫*; 山口 貞衛*; 藤野 豐*; 青木 真人*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 33, p.595 - 598, 1988/00
体心立方Nb結晶中での重水素の結晶学的占有位置に対するMo添加効果のイオンビーム解析の結果について報告すると共に、その原因について議論する。
白井 稔三; 中井 洋太; 小沢 国夫; 石井 慶之*; J.Suger*; 森 一夫*
Journal of Physical and Chemical Reference Data, 16(2), p.327 - 377, 1987/02
被引用回数:24 パーセンタイル:80.15(Chemistry, Multidisciplinary)高温プラズマの診断に利用するモリブデンイオンMoVI-MoXLIIの遷移に伴う波長とエネルギー準位を収集・評価した。
白井 稔三; 森 一夫*; Sugar, J.*; Wiese, W. L.*; 中井 洋太; 小沢 国夫*
Atomic Data and Nuclear Data Tables, 37(2), p.235 - 332, 1987/00
被引用回数:27 パーセンタイル:38.98(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)ニッケルイオン(Ni IX - Ni XXVIII)の波長、エネルギー準位、振動子強度、及び遷移確率を評価し表にまとめた。
川面 澄; 大塚 昭夫*; 左高 正雄; 小牧 研一郎*; 楢本 洋; 小沢 国夫; 中井 洋太; 藤本 文範*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 262, p.33 - 36, 1987/00
被引用回数:3 パーセンタイル:51.92(Instruments & Instrumentation)原研タンデム加速器を用いて重イオン衝突による放射性電子捕獲(REC)について系統的に実験を行なっている。入射イオンとしては2.0~5.5MeV/amuのF,Si,S及びClイオンを用いた。ターゲットとしてはHeガスを用いた。 REC X線のピークエネルギーは計算値とほぼ一致している。 X線スペクトルの巾については計算値より低い結果となったが、まだ実験精度も十分でないので今後更に研究を進める必要がある。
川面 澄; 左高 正雄; 大塚 昭夫*; 小牧 研一郎*; 楢本 洋; 小沢 国夫; 中井 洋太; 藤本 文範*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 262, p.150 - 155, 1987/00
被引用回数:8 パーセンタイル:69.76(Instruments & Instrumentation)原研タンデム加速器を用いて行われた、ビーム・フォイル分光、X線分光及びドップラ変調分光の研究成果を紹介する。特に120MeV Clイオンを用いた実験結果を中心とする、H,He,Li様イオンの発光線の同定や励起寿命に関して得られた新しい知見について述べる。
福谷 耕司*; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*; 中東 重雄*
JAERI-M 86-127, 76 Pages, 1986/08
核融合炉においては各種絶縁材料が使用されるがその環境は従来の分裂炉に比較して高線量場であり、温度も極低温から高温までの広範囲にわたる。このため絶縁材料の放射線効果に関しては高速中性子の照射効果の視点に立った現象の解明が目標として採える必要が有る。本報告では、絶縁材料の中からセラミックを中心とする無機絶縁材料を採り上げ、それらの放射線効果について文献データの収集を行なった。収集したデータは、物理的特性で分類した。対象とした特性は、寸法安定性(スエリング)、機械的特性、熱的特性、電気的特性等である。各特性毎に更にセラミックスの種類で分類した。図表データは、データシート化した。また、各特性毎に、データの特徴と現状について簡単に纏めた。
森 一夫*; W.L.Wiese*; 白井 稔三; 中井 洋太; 小沢 国夫*; 加藤 隆子*
At.Data Nucl.Data Tables, 34, p.79 - 184, 1986/00
被引用回数:21 パーセンタイル:73.13(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)TiVからTiXXIIの各イオンの波長、エネルギーレベル振動子強度、および遷移確率のデータを編集した。これらのデータは、高温プラズマの診断のために重要である。各種イオンのスペクトルの特徴が、一見して把握できるようにグロトリアン図としてまとめた。
白井 稔三; 石井 慶之*; 森 一夫*; 中井 洋太; 小沢 国夫
JAERI-M 85-173, 116 Pages, 1985/10
高温プラズマ診断の基礎データとして、モリブデンイオン、MoVI-MoXLII、の遷移波長、エネルギー準位、及び発光相対強度のデータを収集した。
小沢 国夫; 下司 和夫; 岩田 忠夫; 中井 洋太; 白井 健介*; 渡部 力; 升田 公三*; 石野 栞*
JAERI-M 85-125, 326 Pages, 1985/08
タンデム加速器のエネルギー領域における原子物理、固体物理及び照射損傷を主とする材料科学3分野のジョイント・セミナーが国内の研究者約90名の参加を得て、1985年1月行われ39編の論文が発表された。本報告書は上記セミナーでの報告を基にしてまとめられた理論及び実験に関する総合報告及び研究論文を編集したものである。本報告での主なテーマは、高エネルギーイオン・原子衝突、ビーム・フォイル分光、阻止能、粒子チャンネリング、衝突カスケード、中間子物理、材料照射損傷及びイオンビーム分析等の分野にまたがっている。