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報告書

血管内照射用$$^{192}$$Ir線源の開発

木暮 広人; 反田 孝美; 岩本 清吉; 永田 靖*; 平岡 真寛*; 岩田 和朗*; 河内 幸正*; 鈴木 一寿*

JAERI-Tech 2003-003, 26 Pages, 2003/03

JAERI-Tech-2003-003.pdf:4.83MB

血管内小線源治療は、低線量の放射線照射を用いた冠動脈再狭窄症に対する新しい治療法である。平成10年度から原研と京都大学は「冠動脈再狭窄症に対する血管内小線源療法の安全性と有効性に関する研究」を協力研究として開始し、臨床用$$^{192}$$Ir線源の開発を進めている。この線源は、狭窄部にカテーテル(血管内に直接挿入する線源誘導チューブ)を介して導入し、病変部の照射を行うことを目的としている。開発した血管内照射用線源は、柔軟な被覆チューブ内に$$^{192}$$Irシード線源($$phi$$0.4mm$$times$$2.5mm)とスペーサ($$phi$$0.3mm$$times$$1.0mm)を各10個程度交互に配置した後にコアワイヤ(芯線)を配置して収縮固定した構造で、直径0.46mm,全長約3mである。血管内挿入のための線源追随性試験と病変部の均一な線量分布を得るための試験により物理的に最適なデザインを決定し、臨床応用可能な血管内照射用小線源の製造方法を確立した。

報告書

ホルミウム-166m線源の調製

岩本 清吉; 竹内 紀男; 小野間 克行; 根本 正弘*

JAERI-Tech 2000-055, 15 Pages, 2000/09

JAERI-Tech-2000-055.pdf:1.17MB

現在、日本における標準測定機関である電子技術総合研究所では「トレーサビリティの確立」のための研究が進められ、放射能2次標準器として高気圧型電離箱システムの開発が行われている。このシステムに使用する基準線源として単純な$$beta$$崩壊でかつ化学的に安定な放射性核種であるホルミウムの酸化物が注目され検討対象となっている。アイソトープ開発室ではこのような背景を踏まえて今回、過去の技術開発をもとに電離箱用線源として化学的に安定な酸化ホルミウム線源の開発を行い成功した。

論文

放射能測定へのマイクロカロリメータの応用

源河 次雄*; 岩本 清吉

非破壊検査, 48(5), p.279 - 282, 1999/05

ラジオアイソトープからの放射能をカロリメータ内で完全に吸収し熱に変換することにより、放射能量を測定することができる。ラジオアイソトープの試料容器としてガラス、金属、プラスチックなど多様な物質を使用できるうえに試料自身も気体、液体、固体の別を問わない。このように試料を破壊せずに密封状態のまま測定できるのが、カロリメータの特長である。この測定法は放射線安全取り扱い上も非常に有利であり、また測定後の試料をそのまま使用したり販売することができる。したがってラジオアイソトープを比較的多量に取り扱う者にとって重要な技術である。これらの特長を有するカロリメータ法について、放射線吸収による微小熱量増加をマイクロカロリメータにより測定し、放射能測定を行う原理、実際への応用例などについて紹介し解説する。

論文

Radioactivity standards for $$^{192}$$Ir brachytherapy sources

源河 次雄; 岩本 清吉; E.Juita*; 竹内 紀男

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 369, p.709 - 712, 1996/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:43.42(Instruments & Instrumentation)

がん治療用$$^{192}$$Irブラキセラピー線源のうち、シングルピン及びヘアピン型線源の放射能絶対値をマイクロカロリメータを用いて非破壊的に測定した。$$^{192}$$Irからの放射線を全て熱に変換するためタングステン製の放射線吸収体を使用した。このような方法による放射能決定の精度は、シングルピンの場合$$pm$$3.1%、ヘアピンの場合$$pm$$4.4%であった。また、電離箔による測定値との比較では、シングルピンについて13.8%、ヘアピンについて14.4%の差異が生じる。原因は電離箔測定時の放射線事故吸収の影響によるものである。従って放射能標準溶液で校正された電離箔を使用する場合14%程度の過小評価となることに注意する必要がある。

論文

Radioactivity measurements of $$^{192}$$Ir wire sources with a microcalorimeter

源河 次雄; 岩本 清吉; 竹内 紀男; 瓜谷 章*; 森 千鶴夫*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 339, p.398 - 401, 1994/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:57.17(Instruments & Instrumentation)

金属イリジウム-192線源を微少熱量計を用いて非破壊で放射能を測定した。線源からの放射線を全て吸収して熱エネルギーに変換するために、タングステン製の放射線吸収体を作製して用いた。試料となる線源は、0.1$$phi$$$$times$$10mmのIr-Pt合金を0.1mm厚のPtで被覆したものである。約60MBqの線源を$$pm$$3.2%の不確かさ以内で測定することができた。熱量計による測定値は、電離箱による値より約10%高いが、熱量測定では、放射線の線源内での自己吸収による影響がないので、その差が出たものである。

論文

Radioactivity measurements of metallic $$^{192}$$Ir sources by calorimetric methods

源河 次雄; 岩本 清吉; 竹内 紀男

Transactions of the American Nuclear Society, 65(SUPPL.1), p.67 - 68, 1992/00

金属イリジウムを放射化して製造した種々の$$^{192}$$Ir線源が癌治療用として広く使用されている。原研では国内需要にほぼ見合った量の製造頒布を行っているが、普及に伴い使用者側との間で値付けに対するトレーサビリティの確立が必要となり、標準線源の供給が望まれている。しかし、金属イリジウムは溶解することが困難なので4$$pi$$$$beta$$-$$gamma$$同時計数法を適用することができない。そこでカロリメトリによる$$^{192}$$Ir線源の放射能絶対値を非破壊で求める実験を行った。実験では、$$^{192}$$Irからの放射線をすべてカロリメータの中で熱に変えるために、タングステン製放射線吸収体を設計し、150MBq程度の放射能を$$pm$$1.2%(1$$gamma$$)の不確かさで決定することができた。また、線源自身による放射線吸収に関する知見を得た。

論文

Radionuclide metrology for the quality assurance of radioisotope products

源河 次雄; 竹内 紀男; 岩本 清吉; 小林 勝利

Proc. of the 3rd Asian Symp. on Research Reactor, p.365 - 374, 1991/00

現在、原研では、約40種類のラジオアイソトープをJRR-2,3,4及びJMTRを使用して製造し、頒布している。これらの工程管理又は品質管理のために、いろいろな放射能測定法及び測定器を開発してきたのでそのいくつかについて紹介する。種々の形状の試料を24ヶまで装着できる全自動ガンマ線スペクトル解析装置を設計製作した。またガンマ線スペクトル解析関連の国際比較にも積極的に参加し、トレーサビリティの確立と測定技術水準の向上に努めた。ベータ線放射ラジオアイソトープの放射能測定のためには、微少熱量計を設計製作し、純ベータ核種のみならず、軟X、$$gamma$$線の測定法にも適用し、好成績をおさめることができた。その他、二次標準器としての高安定高気圧型電離箱や、複雑な崩壊形式をもつガンマ放射体を精度よく測定するための高効率ガンマ線検出装置等を開発した。

論文

Effect of atmospheric pressure variations on thermal power measurements with radiometric microcalorimeters

源河 次雄; 岩本 清吉

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 286, p.395 - 397, 1990/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:34.85(Instruments & Instrumentation)

マイクロカロリメータの不安定の要因として、周辺空気の断熱膨張圧縮による温度変化が大きな役割を果たしていることがわかった。カロリメータの検出部を気密構造とすることによってベースラインの変動を抑制することができた。

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